現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

世界陸上2017ロンドン(第8日)

2017年08月12日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は8日目。

女子100mハードルの予選と準決勝が行われた。日本からは木村文子選手が出場し、何と予選を突破した。しかもタイムで拾われるのではなく、順位でだったのでより一層驚いた。この種目で日本選手が準決勝に進出するのは初めてとのこと。

準決勝では第2組で8位という結果で敗退となったけど、戦いの場を切り開いて行く選手がいるというのは大きい。予選で敗退した紫村選手共々、日本選手を牽引して欲しいね。

今大会は特に女子の短距離種目に日本選手の名前がなかったから、これは大きな収穫だったように思う。

そしてその女子の短距離種目である200m決勝が行われた。注目通りにオランダのシパーズ選手が連覇を達成して金メダルを獲得した。

この他、男子の十種競技の一日目が行われた。日本からは右代選手と中村選手が出場。また、リオ五輪まで絶対王者だったイートン選手が引退したとのことで、次の王者は誰かという争いも。

右代選手は番組の紹介では投てき系とされていたけど、砲丸投げでは思うように記録が出ていなかった。投てき系の選手は一日目は耐えて二日目に追い上げることになるとのことなので、二日目の円盤投げとやり投げに期待しよう。というか、王者争いをしている万能系のメイヤー選手と砲丸投げの自己記録がほぼ変わらないという…。やはりこの種目で世界と争うのは容易ではないなぁ。
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世界陸上2017ロンドン(第7日)

2017年08月11日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は7日目。

男子200m決勝にサニブラウン選手が登場。自己記録や予選、準決勝のタイムを比べるとサニブラウン選手よりも実力が上の選手ばかり。有力選手は残っているものの、ジャマイカの選手が残っていないのは意外だった。そんな顔ぶれの中、テレビ局側が注目選手として名指ししていたバンニーキルク選手やマクワラ選手を差し置いて、金メダルを獲得したのはトルコのグリエフ選手だった。サニブラウン選手は良いスタートを切って前半は快調に飛ばしていたが、直線に入ると失速。結果は7位だった。

直線に入ってからの失速はハムストリングに違和感があって思い切っていけなかったのだそう。行ければメダルの可能性もあったと言い切れるのはなかなかの自信だなと思ってしまうけど、2年後、3年後への成長を考えると期待が膨らんでしまう。

それにしても、決勝を走ってくれてありがとうというインタビュアーの一言めには苦笑いだった。短距離種目での決勝進出が快挙であることは間違いないけど、どういう感覚で言っているのか。それにサニブラウン選手が初めてというわけではないし。

そう実に14年ぶり、2003年パリ大会で銅メダルを獲得した末続選手以来の決勝進出だった。14年を長いと感じるか短いと感じるかは人それぞれかも知れないけど、記憶にまだ残っているくらいの間隔しか空いていない。

末続選手を超える結果を期待して、今後の活躍を見ていきたい。

… …

サニブラウン選手については、4×100mリレーへの期待もあったけど、どうやらインタビューで言っていたハムストリングの違和感の影響でリレーのメンバーからは外れるとのこと。残念だけど仕方ない。

そのリレーについて、ボルト選手が早くからバトン練習をしているのだとか。ジャマイカチームはそもそもバトンミスでの失格というのが印象にないけど、かつてのアメリカチームみたいに慣れないことをして失格ということがないのを祈りたい。日本チームの活躍を期待する一方で、やはり最後にボルト選手の快走にも期待してしまう。
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世界陸上2017ロンドン(第6日)

2017年08月10日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は6日目。

男子200m準決勝にサニブラウン選手と飯塚選手が登場。と、その前にタイムトライアルが行われた。胃腸炎でドクターストップがかかって男子200m予選に出場出来なかったマクワラ選手に対し、救済措置として行われたとのこと。たった一人で走る異様な光景だったけど、見事に規定タイムをクリアして準決勝進出が決定。

さて、本番の準決勝。そのマクワラ選手と同じ第1組には飯塚選手が登場。マクワラ選手が同日2レース目だとか、本来は使用しない1レーンだとかという不利をものともせずに1着で駆け抜ける。飯塚選手は5位で、残念ながらタイムで拾われる圏内にも入れなかった。

第2組にはサニブラウン選手が登場。100m準決勝ではスタート直後にバランスを崩すミスがあったけど、今回はしっかりとスタートを切り、直線に入った時点でトリニダード・トバゴのリチャーズ選手と並んでトップという位置。そのままジャマイカのブレイク選手などの追撃を交わして2着でゴール。見事に着順での決勝進出を決めた。

決して楽な組だったわけではないはずだけど、タイムはそれほど良くなかったことを考えると、他の選手も雨と低い気温で充分なパフォーマンスが出なかったのかも知れない。インタビューではメダルに届くような走りをしたいと言っていたけど、やはりそれまではまだ早いという印象だった。

第3組では400mとの2冠を目指すバンニーキルク選手が登場したのだが、なんと3位でゴールし、着順では決まらなかった。実況がタイムを確認して間違えて敗退と伝えてしまうほど、意外な結果。結局、タイムで拾われて決勝進出となった。

その他では女子400m決勝でアリソン・フェリックス選手とショウナ・ミラー選手が激突。と書いてみたのだが、意外な結果が待っていた。

二人が意識して競い合い、最後の直線に入ったときには余裕がない走りになってしまった。アリソン選手がまさかの3位、ミラー選手はゴール直前でケガなのかバランスを崩して失速し4位。金メダルはアリソン選手と同じアメリカのフランシス選手が獲得した。直線で失速した二人をしり目に駆け抜けた。解説の谷川さんが狙っていたと表現したのがまさしくという感じだった。

アリソン選手は金メダル獲得はならなかったけど、マイルリレーは二人がいるアメリカがやはり堅そうだ。
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世界陸上2017ロンドン(第5日)

2017年08月09日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は5日目。

日本選手の応援に軸を持つと残念ながらあまり注目競技がなかった5日目。そんな中ででやはり気になるのは男子の800mと400mの決勝だろうか。

まずは男子800m決勝。ルディシャ選手など、有力選手が不在というこのレースで優勝したのはフランスのボス選手だった。800mでの白人選手の優勝なんてなかなか見ない結果。
序盤から800m特有の場所取り合戦が繰り広げられていたけど、戦況を冷静に見ていたとばかりにスルッと抜け出したボス選手がそのまま逃げ切り。かなり涼しい気温の中でのレースで涼しい地域出身の選手が優勝。アフリカ勢が圧倒的に強い印象が強い競技だけど、こういうこともあるんだなぁ。

そして男子400m決勝。リオ五輪で世界記録を叩き出したバンニーキルク選手に対し、他の選手がどれだけ迫るかがポイントだった。しかしながら、結果はバンニーキルク選手の圧勝。記録こそ出なかったけど、貫禄勝ちというような印象だった。

… …

深夜の放送の録画を見ようとしたけど、23時からの放送の方が見返すのにちょうどいいというオチ。
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世界陸上2017ロンドン(第4日)

2017年08月08日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は4日目。

男子200m予選にサニブラウン選手、飯塚選手が登場。サニブラウン選手は、序盤から上手くスピードに乗れなかったが、何とか順位での準決勝進出を決めた。上手く行っていなくても準決勝に残れるというところに、今までの日本選手にない可能性を感じてしまうのは短絡的だろうか。
飯塚選手は順位では決まらなかったと思いきや、同組の選手が失格になって棚ボタで準決勝進出が決まった。

サニブラウン選手は200mの方が本業ということもあるし、100mでは叶わなかった決勝進出を期待したい。

他にはアリソン選手が女子400mで順調に決勝進出を決めたとか、男子110mハードルで病気から復帰したメリット選手が返り咲きの金メダルはならず、リオ五輪金メダルのマクリオド選手が勝ったとか、話題は尽きないのだが、平日の見返しはやはりなかなか時間が取れないなぁ。
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世界陸上2017ロンドン(第3日)

2017年08月07日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は3日目。

本日は男女のマラソンが行われた。マラソンが男女同日開催となるのは史上初とのこと。確かに同じに開催していたという記憶はなかった。

マラソンに出場する日本の男子選手は川内選手、中本選手、井上選手の3名。川内選手は今大会でレースを引退するとのことで、最低でも入賞と気合十分の様子だった。川内選手については、世界大会で活躍出来てないから、気合が空回りしてしまわないか心配だった。

レースが始まると中盤までは大きな先頭集団が形成され、日本選手は何とかその中に踏みとどまっていた。しかし、先頭がペースを上げるとついて行けずに引き離されてしまう。このままずるずると引き離されて終わってしまうかと思われたけど、川内選手の気合は凄かった。一時17位くらいを走っていて、転倒するなどのハプニングがありながらも、じわりじわりと前の選手を抜いて行った。終盤には入賞を狙って10位前後につけて走っていた中本選手も抜き去った。ゴール寸前まで前を走る8位の選手を追ったが、追いつかず。最低限の目標としていた入賞はならず9位だった。

メダルや入賞という結果には届かなかったけど、素直に凄い走りだったと思う。

そして、男子のレースが終わって1時間足らずで今度は女子のレースがスタート。出場する日本の選手は、重友選手、安藤選手、清田選手の3名。

序盤から抜け出してトップを走る選手がいたものの、集団はこれを追わず日本選手はこの2位集団にきっちりとつけていた。その後、トップが吸収され、別の選手が抜け出すもやはり集団は追わず。このトップの選手も吸収され、決してハイペースではない中でじわりじわりと集団が崩れだす。日本選手で最後まで集団につけていたのが清田選手だったが、終盤のスパートで置いていかれてしまった。その清田選手が日本最高の16位という結果だった。やはり経験と実力がどちらもバッチリ合わないと結果は残せないのだろうか。

高橋尚子さん、野口みずきさんという五輪金メダルコンビが顔を揃えていた解説の豪華さだけが際立つような印象だった。

マラソンの他にも男子棒高跳び予選に山本聖途選手、荻田大樹選手が出場も、予選敗退。全体的に高いレベルで競い合っている中で、残念ながら日本の2選手は安定感に欠いていたように思う。

男子400mハードル予選には、日本から安部選手、石田選手、鍛冶木選手が出場。安部選手が準決勝に進出するも、石田選手と鍛冶木選手は敗退。どちらも最後の直線に入ったときには力尽きてしまった印象だった。400mハードルはつくづくこの直線をどう走れるかが肝だなと感じた。

男子110mハードル予選には増野選手、高山選手、大室選手という3名が出場。そもそもこの競技に日本選手がエントリーするのが4大会ぶりだとか。増野選手だけが第2組4位で着順による準決勝進出。最後までスピードが落ちず、前を追えていた。準決勝が夜の部で行われたが、隣りの選手が転倒してあわや接触かという危ない瞬間もあり、残念ながら決勝には進めなかった。

他にも女子400m予選にアリソン選手が登場したとか、女子100mの決勝でトリ・ボウイ選手が金メダルを獲得したとか話題はありつつも、このあたりで私の意欲力が尽きたので終わりにしよ。
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世界陸上2017ロンドン(第2日)

2017年08月06日 | 陸上
ロンドンで行われている世界陸上は2日目。

男子100mの準決勝、決勝が行われた。日本勢3選手は残念ながら決勝へは進めなかった。第1組に登場したケンブリッジ選手は予選と同様、後半の伸びに欠けた走りだった。第2組に登場したサニブラウン選手はスタートでバランスを崩して置いていかれてしまった。第3組に登場した多田選手はスタートこそ予選同様に良かったが、あっという間に差を広げられてしまった。何より残念なのは、タイム的にはそれほど高速ではなかったということ。予選のときのサニブラウン選手のように、自己ベストを叩き出せていればと考えると惜しいレースだった。

続いて行われた決勝では、ボルト選手、ガトリン選手、コールマン選手が激突。スタートで飛び出すガトリン選手とコールマン選手をボルト選手が追いかける展開。ギリギリまで追いすがったが、僅かに届かなかった。ガトリン選手が金メダル、コールマン選手が銀メダル、ボルト選手は銅メダルとなった。

結局はボルト選手が金メダルをかっさらっていくのだろうと勝手に思い込んでいたのだと思う。銅メダルという結果はホントに意外だった。一つの伝説、一つの時代の終わりを感じる結果だった。

この他の決勝種目としては、女子の10000mが行われた。日本からは上原選手、鈴木選手、松田選手の3名がエントリーしていたが、鈴木選手の10位が最高位で入賞は出来なかった。レースはエチオピアのアヤナ選手が3600mくらいから一気に抜け出すとそのまま一人旅で金メダルだった。リオ五輪同様に一人異次元の走りを見せるアヤナ選手を、今後止められる選手は現れるのだろうかと思ってしまった。

… …

一昨年の世界陸上の記事を紐解いたら1日目と2日目で終わっていた。確かに2年前は…。
今年はもう少し書けたらいいかなー。
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世界陸上2017ロンドン(第1日)

2017年08月05日 | 陸上
ロンドンで世界陸上が開幕した。

今大会はあのウサイン・ボルト選手が引退するということで、とにかくそこに注目が集まっている。初日はその男子100mの予選が行われた。日本からはケンブリッジ飛鳥選手、サニブラウン選手、多田修平選手が出場するので、3選手にも期待したいところ。

予選は6組あり、準決勝進出条件は各組3位までと4位以下の中からタイムで上位6名。
日本勢からはまず第2組にサニブラウン選手が登場。ジャマイカのブレイク選手と同組だったが、スタートから抜け出すとそのままトップでゴール。10.05秒という好タイムで準決勝進出を決めた。

続いてケンブリッジ選手が第4組に登場。持ち味である後半の伸びがないように見え、4位でゴール。最後の多田選手は第6組でボルト選手と同組。得意のロケットスタートで序盤はボルト選手よりも前を走る状況だったが、実力者たちに追い抜かれて4位でゴール。ボルト選手はきっちりこの組を1位で準決勝進出を決めた。

ケンブリッジ選手と多田選手もタイムで拾われて準決勝進出が決定。予選に出場した3選手が全員準決勝に進出したのは初めてだと言うから、いかに全体のレベルが上がっているかを実感できる。代表決定戦が混戦だったことも頷けるというもの。

いまだ9秒台が出ていない日本勢だけど、準決勝での9秒台と決勝進出に期待したい。

そして大会最初の決勝種目となった男子10000mには地元のファラー選手が登場。2012年のロンドン五輪から五輪と世界陸上の4大会全てで10000mと5000mを制している、まさに絶対王者。しかし、ファラー選手はこの大会を最後にマラソン転向を表明していて、トラック種目はこれで最後なのだとか。

そんなファラー選手にとってはどうしても勝ちたいレースだったわけだけど、ファラー選手以外の全ての選手がまるで連携して打倒ファラーを掲げているかのように走っていて、かなりきわどいレースになっていた。序盤から終盤までペースが落ちない、ハイペースのレース展開。途中、ファラー選手が手を上げて観客にアピールしながら先頭を奪おうとするも、他の選手がすかさず前に出てペースを握らせなかった。しかし、そうまでしてもファラー選手の最後のスパートを止めることは出来なかった。世界新、大会新こそ出なかったものの、26分台が出るペースで最後にあのスプリント力を残しているのは凄いとしか言いようがなかった。

果たして5000mも同じような展開になってしまうのか。目が離せない。
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世界陸上2015北京(第1日、第2日)

2015年08月23日 | 陸上
世界陸上が中国の北京で開幕した。

初日、2日目の注目は何といっても男子100m。予選、準決勝と調子が上がらない中で決勝進出を果たしたジャマイカのウサイン・ボルト選手。一方、予選、準決勝と絶好調、アメリカのガトリン選手。これはボルト選手の連覇は厳しいのかと思ったけど、決勝はバッチリのレースでボルト選手が優勝!2位のガトリン選手との差は僅か0.01秒と言うのだから、見事と言うしかない。

日本選手はと言うと、初日の早朝に行われた男子マラソン、初日夜に行われた男子10000m決勝共に入賞者なしに終わった。2日目の朝に行われた男子20km競歩は今季の世界ランク1位の鈴木選手をはじめ、世界ランク上位に着けている3選手が出場ということだったけど、結果は奮わなかった。

女子100m予選に出場した福島選手が準決勝に進出したのが明るい話題。タイムで拾われるとしても自己ベストに近いタイムを出さないといけない状況での快走。見事に着順で準決勝進出を決め、しかも自己ベストに肉薄するタイムだった。トップクラスの選手はさらにもう一段上の実力。決勝進出は厳しいかも知れないけど、良いレースを期待したい。

… …

今回、まさかのW杯バレーボールと期間が丸被りとなってしまった。テレビ観戦自体は録画しながら一通りすると思うけど、正直記事にするのはキツいかも。

過去大会の記事を確認したら、結局同じようなこと言ってることに気付いた。マイペースでやろうと思う。
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世界リレー?

2015年05月04日 | 陸上
昨夜のスポーツニュースで「世界リレーで日本男子チームが4×100mリレーのリオオリンピック出場権を獲得」と言っていて、「世界リレーって何?」と思ってしまった。

調べてみたら、昨年から開催されている陸上のリレー種目に限定した世界選手権とのこと。オリンピックや世界陸上でもお馴染みの4×100mリレーやマイルリレー(4×400m)だけでなく、4×200mや4×800m、ディスタンスリレーと呼ばれる馴染みのない競技も行われている。

ちなみにディスタンスリレーとは、1200m、400m、800m、1600mの計4000mでそれぞれのランナーが違う距離を走るリレーだそう。短距離と中距離があるから、それぞれの種目でトップレベルの選手が揃う豪華なリレーになる。特に1200mと1600mは単一種目としては存在しないから、800mか1500mの選手が出るわけで、各選手の顔ぶれだけでは勝敗が予想出来ないと言うところも面白い。ただ、日本にはそこで勝負出来る選手がいないから、日本人にはあまり浸透しないかも。

事実、深夜にTBSで録画放送していたのを見たけど、決勝の出場国がそもそも6チームと少なかった。日本に限らず、短中距離で4人を揃えるのは難しいのだろう。

深夜の放送はあくまで日本男子チームがオリンピックの出場権を獲得するのが濃厚だったから組まれていたらしく、2日ある日程のうち、2日目の放送はないもよう。女子の4×100mリレーで日本チームは失格だったようだけど、放送がないのは残念。

冒頭に書いた4×100mの日本男子チームは、決勝で銅メダルを獲得。大会上位8チームにオリンピック出場権が与えられるので、決勝はフィニッシュさえ出来ればという状況だった。そこで3位に食い込む勝負が出来たというのは大きいと思う。今年の世界陸上も楽しみだけど、来年のオリンピックもいっそう楽しみになった。
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