ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「キャロル」

2019年11月06日 | ラブロマンス映画
2016年公開の映画の紹介です

監督はトッド・ヘインズ。
パトリシア・ハイスミスの小説が原作のロマンス映画です。
主演・出演は、ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、カイル・チャンドラー。


1950年代のニューヨーク。
クリスマスシーズンのデパートは特におもちゃ売り場は賑やかで、テレーズはサンタ帽をかぶるよう注意されて客を迎えます。
一人のゴージャスな女性が電車の模型を見ていて、テレーズの目にとまります。
その女性はテレーズに近づくと、4歳の娘が欲しがっているという人形があるか訪ねます。
在庫に無いとテレーズが答えると、4歳の時何が欲しかったか聞かれます。
テレーズは答え、同じものを注文してその女性はその場を離れます。
すると、皮手袋がカウンターに残っていて、注文書を見ながらテレーズは郵便で送ってあげました。
一方、手袋を受け取ったキャロルは、数日後お礼の電話をテレーズにかけランチに誘います。
何度か会ううち、キャロルはテレーズを自宅に招きます。
すると突然キャロルの元夫がやってきて、キャロルと口げんかを始めたのです。
そして元夫はテレーズを見て、
「今度はあの若い女か」
と、キャロルをののしるのです。

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原作は「太陽がいっぱい」のサスペンス作家、パトリシア・ハイスミスの同性がテーマの小説『The Price of Salt』です。
1950年代当時の時代背景から、別名義・クレア・モーガンで出版されたんですね。

≪ パトリシア・ハイスミス 原作の映像化作品 一部 ≫

「見知らぬ乗客」(1953) 監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ファーリー・グレンジャー
「太陽がいっぱい」(1960) 監督:ルネ・クレマン 出演:アラン・ドロン
「アメリカの友人」(1977) 監督:ヴィム・ヴェンダース 出演:デニス・ホッパー
「リプリー」(2000) (太陽がいっぱいのリメイク) 監督:アンソニー・ミンゲラ 出演:マット・デイモン
「ギリシャに消えた嘘」(2015) 監督:ホセイン・アミニ 出演:ヴィゴ・モーテンセン






いつもお立ち寄りいただき有難うございます😆 
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「七つの会議」

2019年11月06日 | 日本映画
今年2月公開の日本映画の紹介です

監督は福澤克雄。
お馴染み池井戸潤原作の社会派ドラマ映画です。
豪華キャストは、野村萬斎、香川照之、及川光博、片岡愛之助、藤森慎吾、朝倉あき、岡田浩暉、土屋太鳳、小泉孝太郎、春風亭昇太、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也・・・カメオ出演の方もいるようです。


東京建電営業部・二課課長の原島は緊張で吐きそうでした。
会議室では一課と二課に分かれ、ペンが落ちた音にも緊張する社員達が会議の始まりを待っていました。
間もなく営業部長の北川が入室し、親会社ゼノックスの常務梨田が席に座ると会議の開始となります。
始まり直後、原島は北川からノルマが達成できない理由を尋ねられ、答えに詰まると罵声を浴びてしまいます。
真逆に、一課は常にノルマを達成していて課長の坂戸は胸を張って報告をします。
ところが、いびきが聞こえ、一課の万年係長の八角は起こされますが北川は特に怒る様子も無く会議は終わります。
その後、誰も取らない有給休暇の用紙を差し出す八角に、ついに坂戸は激怒してしまうのです。
すると、八角は坂戸をパワハラで訴え、驚く事に坂戸は左遷となってしまいました。
坂戸の代わりに一課課長となった原島は、やはり北川から叱責され、座ったパイプが壊れてしりもちをつき皆に笑われてしまいます。
その時、北川は何故か八角を見つめていることに、後で原島は気付くのです。
ある日八角は以前取引していた「ねじ六」を訪れ、「トーメイテック」よりコストが高いがまた取引したいと申し出ます。
その時の経費が高く、経理部から文句が出始めます。
社内で不審な人事異動が続く事で、原島は寿退社を控えた浜本と、一連の関係がありそうな八角の行動をチェックし始めるのでした・・・

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この作品は、2013年のテレビドラマも放送されています。
出演は東山紀之、吉田鋼太郎、村川絵梨、長塚京三など。

この映画の気になるキャストは、

原島:及川光博
北川:香川照之
八角:野村萬斎

だけでも見ごたえ十分です。

今は役作りをしないという香川照之。
「今回の映画で僕は、結果を出さない部下に対して非常につらく当たる上司を、福澤さん(監督)に求められるままに演じました(笑)。」

台本を何度も読み返して、オファーを快諾したという及川光博。
「自分の生き方が問われる作品だった」
んですね。
意外に、「おどおどする原島」のイメージに苦戦したんだとか。






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