ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「私が、生きる肌」

2019年11月17日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2012年公開の映画の紹介です

監督はペドロ・アルモドバル。
スペインのサスペンス映画です。
主演・出演はアントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ。


スペイン、トレド。
ある屋敷の一室に美しいベラ・クルスは監禁されています。
ある日、形成外科医・ロベルが帰宅すると、ベラが自殺未遂を図っていました。
ロベルはすぐにベラを手術室に運び、治療しながら研究の為の皮膚移植も行います。
その後ベッドを初めて共にしたロベルとベラは、それぞれ昔を回想します。
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6年前、知り合いの結婚式で、ロベルは娘のノルマの姿を慌てて探します。
そしてノルマが襲われた様子を確認し、走り去るバイクを認めます。
その少し前、バイクの男性・ビセンテは、パーティでノルマと良い雰囲気なって2人で外に出ます。
ところが突然ノルマが叫びだし、ビセンテは慌ててその場から逃げました。
そしてある日、バイクを走行中のビセンテは車に接触され、放り出されてしまいます。
ビセンテが気がつくと、暗い場所で鎖でつながれ、側にはバケツの水が置かれていたのです・・

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この映画はカンヌ国際映画祭/パルム・ドールノミネートの他、たくさんの「外国語映画賞」の受賞とノミネートがあります。

原作はティエリ・ジョンケの小説「蜘蛛の微笑」です。

ベラ・クルス役はエレナ・アナヤ。
この映画で、ゴヤ賞主演女優賞を受賞しています。
「ワンダーウーマン」(2017)では、一見してもわからない役どころでした。






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「ジュリエットからの手紙」

2019年11月17日 | ドラマ映画
2011年公開の映画の紹介です

監督はゲイリー・ウィニック。
ロマンティック・ドラマ映画です。
主演・出演は、アマンダ・セイフライド、クリストファー・イーガン、ガエル・ガルシア・ベルナル、フランコ・ネロ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ。


婚約したばかりのソフィーとヴィクターは、休暇を取ってイタリア・ヴェローナに婚前旅行に行きます。
しかしヴィクターは、開業予定のレストランのことで頭がいっぱいで、仕入れ業者と合う場所にソフィーを連れ回します。
ついに別行動を希望して、ソフィーはジュリエットの生家を訪れます。
たくさんの女性が、書いた手紙を生家の壁に貼っていき、間もなく一人の女性が手紙を回収します。
気になったソフィーは女性の後をつけ、女性と話をすると〝ジュリエットの秘書〟で手紙の返事を書いていると教えられます。
翌日手紙の回収に付き合ったソフィーは、壁の奥にしまいこまれた手紙を発見します。
50年前のクレアという女性の手紙で、
「ロレンツォとの待ち合わせに、勇気がなくて行けなかった
ジュリエット、私はどうすればいいだろう・・・」
と書かれていて、ソフィーはかなりの時間をかけて返事を書き、投函しました。
数日後、驚いた事にクレアの孫だというチャーリーがソフィを訪ね、余計なことをするなと怒り気味です。
ソフィは一緒に来ていたクレアと話が出来、クレアは直接ロレンツォに謝りたいと話します。
ソフィとクレアは、チャーリーの運転でロレンツォを探しに旅するのでした・・・

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この映画は、イタリア・ヴェローナの“ジュリエットの秘書”というボランティア団体に基づいているんですね。
彼女達はジュリエット宛てに届く恋愛相談の手紙に、返事を書いて送っているようです。
世界各国から年間5000通も届く手紙は言語も様々ですが、それぞれの、もちろん日本語でも返信しているそうです。
この映画の影響で、ジュリエット宛の手紙が急増して、従来の8倍である40000通を記録したんだとか。

ソフィー役は、アマンダ・セイフライド。
特に大きな受賞歴はありませんが、「ジェニファーズ・ボディ」(2010)で、“MTVムービー・アワード”の恐怖演技賞なんて賞を受賞しています。

★☆★☆★ 付録 ★☆★☆★

“MTVムービー・アワード”は、MTV主催の映画賞です。
「作品賞」「男性演技賞」「女性演技賞」のお馴染みの賞のほかに、
「格闘シーン賞」「キス賞」「悪役賞」「恐怖演技賞」・・・「胸をえぐられるような演技賞」「スクリーン変身賞」
なんて、ユニークな賞がたくさんあります。

因みに、「最優秀悪役賞」では、
デンゼル・ワシントン(トレーニングデイ)
ルーシー・リュー(キル・ビル Vol.1)
ヘイデン・クリステンセン(スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐)
ジョニー・デップ (スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師)
ヒース・レジャー (ダークナイト)

の面々が受賞しているんですね~~~~~






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