「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」

2016年公開の映画の紹介です

監督はギャヴィン・フッド。
軍事サスペンス映画です。
主演・出演はヘレン・ミレン、アラン・リックマン。

ケニアに住む少女・アリアは、自宅で父手作りのフラフープで遊んでいました。
母がアリアに、パンが焼けたと声をかけます。
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ロンドンにいる英軍のパウエル大佐は、ドローンを使い英・米・ケニア3国による合同軍事作戦を指揮しています。
追い続けてきたテロリストのアジトがわかり、現地人による小型ドローンで調査させます。
ドローンには、演説している様子と、別室に大量に爆弾が装着されたベストが置かれているのが映りました。
まさにテロを決行しようとしている状況を確認すると、作戦は捕獲から抹殺に変更されます。
アメリカでは、新米ドローン操縦士・ワッツがパウエル大佐の指示を受けます。
しかし、ドローンがアジトへ向かい、ミサイルの射程内へ入った時、そばでアリアがパンを売り始めたのです。
ロンドンでは、民間人に被害を及ぼさない為、攻撃指示は内閣府まで持ち上がりました。
やっとテロリストを突き止めたパウエル大佐は、地団太を踏み、ある作戦を思いつきます・・・

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この映画は、『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』と共にアラン・リックマンの遺作となりました。

製作の中にコリン・ファースの名前があります。

パウエル大佐役は、ヘレン・ミレン。
｢クィーン｣(2007)でエリザベス2世を演じ、アカデミー主演女優賞を受賞しています。

故・アラン・リックマンは、国防副参謀長のフランク・ベンソン中将を演じています。
古くは｢ダイ・ハード｣(1989)の、首謀者のリーダー役で有名ですね。
｢ロビン・フッド｣(1991)では、英国アカデミー賞・助演男優賞を受賞しています。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

「ある愛の詩」

1971年公開の映画の紹介です

監督はアーサー・ヒラー。
エリック・シーガルの同名小説が原作の不朽のラブ・ロマンス映画です。
主演・出演は、アリ・マッグロー、ライアン・オニール、レイ・ミランド。

「25歳で死んだ女の事をどう言おう
美しく聡明で・・・」
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名門ハーバード大学に通う御曹司のオリバーは、ある日図書館でクッキー屋の娘・ジェニーと話をします。
高飛車なジェニーははっきりしたものの言い方をします。
ジェニー「誘ってもムダよ」
オリバー「誘わないよ」
ジェニー「そこがバカなのよ」
その後デートをした後オリバーは、自分のアイスホッケーの試合にジェニーを誘います。
付き合うようになりますが、いつまでも距離を置くジェニーに不満を持ち、オリバーは長々としゃべります。
オリバー「今に君も愛情を告白する羽目になる
君は男をけなす病気だ
恐ろしいんだな、踏み切れジェニー
僕は正直に心を打ち明けた」
少し沈黙の後、
ジェニー「今、するわ」
2人は急速に接近し、楽しい幸せな日々を過ごしますが、一方でオリバーは父親と絶縁してしまいます。
父親の誕生日の招待状が届き、何とか取り持ちたいジェニーにオリバーは怒りだし、ジェニーは出て行ってしまいます。
その後、オリバーがどこを探してもジェニーは見つからず、夜の帳が落ち始めてくるのです・・・

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「愛とは、決して後悔しないこと」

今でも語り継がれる名言と共に、フランシス・レイの素晴らしい音楽も心に残ります。

アカデミー賞では、「作曲賞」を受賞しています。
他、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「主演男優賞/ライアン・オニール」「主演女優賞/アリ・マッグロー」「助演男優賞/ジョン・マーレイ」
のノミネートがあります。

オリバー役について、アーサー・ヒラー監督は、
決まるまでとても難航し、ボー・ブリッジスやマイケル・ヨークに断られて途方にくれたんだとか。
オーディションでは、クリストファー・ウォーケンやケン・ハワード達の中でランアンに決定したんですね。
作品完成後、
「最高の選択と証明された」
と、監督は語っています。

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