ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「オリーブの樹は呼んでいる」

2019年12月03日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はイシアル・ボジャイン。
スペインのドラマ映画です。


片田舎に住むアルマは、昼間は鶏の選別の仕事をしながら、夜遊びもする若者でした。
ある日アルマは、祖父がまたいなくなったと連絡を受け、バイクで探しに出かけます。
祖父は、思い出の強い場所にたたずんでいました。
アルマは祖父に寄り添い、小さい頃の事を思い出します。
祖父は2000年の樹齢のオリーブの木を大切にしていました。
しかし、家庭の事情でオリーブの木を売りに出すことになり、それ以来祖父はぼんやりとしているのでした。
アルマは数年前に木を売った先を探し出し、造園所に向かいます。
そこで女性から、祖父の木が載ったパンフレットを受け取ります。
調べるとドイツの会社のロゴに使われていて、置かれている場所を知ってアルマは愕然とするのです。
そして、何とか取り戻そうとアルマはスペインからドイツへ向かうのです。

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ゴヤ賞では4部門のノミネートがあり、アルマ役のアンナ・カスティーリョが新人女優賞を受賞してます。

この映画は脚本家のポール・ラヴァーティが、

「2000年もの樹齢を持つオリーブの樹が大地から引き抜かれ、売られている」

というショッキングな新聞記事からヒントを得たようです。

アルマと仲が良く、協力を惜しまない伯父役はハビエル・グティエレス。
この映画ではゴヤ賞・助演男優賞にノミネートされています。
「マーシュランド」(2015)では、ゴヤ賞・主演男優賞を受賞しています。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます 😍 
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「ゲッタウェイ」

2019年12月03日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1973年公開の映画の紹介です

監督はサム・ペキンパー。
クライム・アクション映画です。
主演・出演は、スティーヴ・マックィーン、アリ・マッグロー、ベン・ジョンソン、アル・レッティエリ。


ドク・マッコイは、4年服役している模範囚ですが、その年の仮釈放の申請は降りませんでした。
ドクは、面会に来た妻・キャロルにベイノンに会うよう話します。
キャロルはベイノンに会い、間もなくドクは釈放されますが迎えのキャロルは1時間遅れてきました。
落ち着く暇もなく、ベイノンから見返りの依頼が入ってドクは銀行強盗の計画を始めます。
ベイノンからルディと2人のメンバーが加わりますが、一人の若者は話もろくに聞かない状態です。
当日、混乱させる為数か所に爆弾も仕掛け、計画は順調に始まりますが、ガードマンの動きに慌てた若者が銃を発砲してしまいます。
皆逃げて、札束が詰まったトランクを抱えたドクは、キャロルの運転で待ち合わせ場所に着くと、ルディは銃を構えて2人を待っていました。
それより早くドクは銃を取り出し、ルディに数発浴びせるのです。
ベイノンにトランクを届けようとすると、キャロルは不安だと話し、ドクはそのまま車にいるよう話します。
しかし、ドクとベイノンが話をしている最中、キャロルはそっと部屋に入ってきたのです・・・

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原作はジム・トンプスンの同名小説です。
が、ジム・トンプスンの脚本の結末を気に入らなかったスティーヴ・マックィーンが、脚本家を替えたんだとか。

題名『The Getaway』の意味は、逃げる、逃走することで、
犯罪者などの逃亡、逃走を意味するようです。

監督は、サミュエル・フラー→ピーター・ボグダノビッチ→サム・ペキンパーの過程があったようです。
キャロル役も、当初はシビル・シェパードだったとか。

1994年にリメイクが公開されています。
タイトルは同じ「ゲッタウェイ」

監督はロジャー・ドナルドソン。
出演はアレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー、ジェームズ・ウッズ






おはようございます 😄 
大昔(笑)に一度観ていますが、印象の強いシーンはそのまま残っていました
コメント (10)
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