ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」

2019年12月12日 | 実話をもとにした映画
2018年公開の映画の紹介です

監督はジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス。
女と男の歴史的テニスマッチを描く感動の実話・スポーツドラマ映画です。
主演・出演はエマ・ストーン、スティーブ・カレル、アンドレア・ライズブロー。


1973年、ビリー・ジーン・キングは全米女子テニスチャンピオンとして活躍していました。
しかし全米テニス協会が女子の優勝賞金を男子の8分の一にした事を、キングは不満に思います。
そしてキングは女子テニス協会を立ち上げ、対抗しようと考えたのです。
その頃、元男子テニスのチャンピオン・ボビー・リッグスは、55歳でシニアのテニスプロでした。
ボビーは賭けごとを辞められず、妻のプリシアから愛想を尽かされていました。
ある日ボビーは仲間から、
「ボビーとビリー・ジーン・キングが戦えば、面白い賭けになる」
と言われ、乗り気になります。
そして、その頃ビリーを負かしたマーガレット・コートに挑戦し、ボビーは圧勝します。
ボビーは調子に乗り、「女は男に勝てない!」と豪語するのです。
私生活で不安定なビリーでしたが、ボビーに挑戦する為準備を始めるのです・・・

**********************************************
世紀のテニスマッチ
「Battle of the Sexes(性差を超えた戦い)」
の実話です。

試合の4ヵ月前から宣伝や2人が雑誌の表紙を飾ったり、世界中が注目した試合だったんですね。

白熱のプレーシーンが続きますが、実際にプレーしているのはプロのテニスプレーヤーたちだとか。
演じるエマとスティーヴのプレースタイルを学んでもらい、ひたすら真剣勝負をしてもらったんだとか。

≪ ビリー・ジーン・キング 豆知識 ≫

1960年代から1980年代初頭まで女子テニス界に君臨した名選手です。
日本では『キング夫人』と呼ばれて有名でした。

4大大会の優勝経歴です。

女子シングルス
 全豪オープン:1勝(1968)
 全仏オープン:1勝(1972)
 ウィンブルドン:6勝(1966・1967・1968・1972・1973・1975) [女子歴代5位]
 全米オープン:4勝(1967・1971・1972・1974)

因みに、シングルスの優勝回数は、

1位 24勝 マーガレット・スミス・コート (オーストラリア)
2位 23勝 セリーナ・ウィリアムズ (アメリカ合衆国)
3位 22勝 シュテフィ・グラフ  (ドイツ)
4位 19勝 ヘレン・ウィルス・ムーディ (アメリカ合衆国)
5位タイ 18勝 クリス・エバート |(アメリカ合衆国) /マルチナ・ナブラチロワ (アメリカ合衆国)
7位 12勝 ビリー・ジーン・キング (アメリカ合衆国)  




本人たち

いつもお立ち寄りいただき有難うございます (*´∪`*)
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「パピヨン」 (リメイク版)

2019年12月12日 | 実話をもとにした映画
2019年6月公開の映画の紹介です

監督はマイケル・ノアー。
1974年公開映画のリメイク版、実話が元になっているドラマ映画です。
主演・出演は、チャーリー・ハナム、ラミ・マレック。


1930年、パリ。
ある日、胸に「蝶」の刺青があるパピヨンがギャングの元に戻ると、裏切り者が叩きのめされていました。
その後恋人と過ごした後、パピヨンは殺人罪の濡れ衣を着せられ捕まってしまいます。
終身刑を言われたパピヨンは、恋人に自分の事は忘れるよう伝えます。
そしてパピヨンは、フランス領・南米ギアナのサン・ローラン刑務所に送られます。
囚人たちは一旦船で護送され、ジュロという囚人が、なにかとパピヨンに話しかけてきます。
同じ中に贋金づくりのドガがいて、皆狙っているとジュロはパピヨンに教えます。
メガネをかけてこじんまりしたドガに近づき、脱走の金を出してくれたら身を守るとパピヨンは持ちかけます。
聞き流したドガですが、その夜現金を手にした囚人が殺されるのを見てパピヨンに話を受け入れると話すのです。
ある日、脱走した囚人が捕まりギロチン刑にされます。
みるとジェロで、パピヨンとドガは死体を運ぶよう言われます。
運びながら吐露をするドガを看守が酷く殴り、パピヨンは思わず看守を殴り逃げ出します。
パピヨンは手配していたボートにたどり着きますが、そこには脱走を阻止するハンターが待ち構えていたのです・・・

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この映画は、1974年公開の映画のリメイクで、ほぼ同じ流れで物語は進みます。

原作は、作家アンリ・シャリエールの実体験をもとに執筆した小説です。
フランスでは刺青が人を表す時代があったようで、「蝶」は泥棒を表していたようです。

主演のチャーリー・ハナムはドガ役にラミ・マレックを希望していて、ラミがスケジュールや予算の問題で他の作品を選びかけた頃、ハナムはラミに電話し、
「兄弟、あきらめるな。適切な時期に2人で必ず実現させよう」
ハナム曰く、「圧力に屈してくれた」
ラミ・マレックのドガが実現したようです。
その後2人は絆を深める為に多くの時間を過ごし、欠点までわかるほどだったんだとか。

いわずもがな、ラミ・マレックは「ボヘミアン・ラプソディ」アカデミー主演男優賞を受賞したばかり。
来年公開予定の「ドクター・ドリトル」では、『 チー=チー(ゴリラ)』の声を担当、
来年4月公開予定の「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」も控えています。

既に記事にしていますので、良かったら比較してみてくださいね
「パピヨン」
クリックして飛べないようでした・・




オリジナル

応援、ありがとうございます
古い映画も、新しい映画も、みんな感慨深いです
コメント (4)
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