ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「魍魎の匣」

2019年12月29日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は原田眞人。
京極夏彦の長編推理が原作の、ミステリー・ホラー映画です。
主演・出演は、堤真一、阿部寛、椎名桔平、宮迫博之、田中麗奈、黒木瞳、宮藤官九郎、柄本明。


戦争中。
榎木津礼二郎は久保竣公と逃げ、洞窟に入ります。
久保はそこで箱を見つけ、榎木津が近付くと久保は血まみれの何かを食べていました・・・
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その頃から相手の記憶が見える特技を持っている榎木津は、それを活かして戦後探偵になっていました。
榎木津は女優の絹子から娘の加菜子の捜索を依頼され、関係者から記憶をたどっていきます。
一方、カメラマンの鳥口は、世間を騒がせている美少女のバラバラ殺人事件を追っていましたが、ある日会社に戻ると机の引き出しの中から少女の腕が出てきたのです。
間もなく警察とやじ馬であたりはいっぱいになり、鳥口と知り合いの作家の関口と記者の敦子は久しぶりに会い、3人はバラバラ殺人事件を調べていきます。
鳥口はある宗教の名簿を持っていて、行方不明の少女の名前と何人か一致する事がわかりました。
最近流行っている『御筥様』という宗教で、3人は本部に進入します。
その後3人は、榎木津と共に古書店「京極堂」で合流し、そこで中禅寺と話し合います。
『加奈子の失踪』『バラバラ殺人事件』『御筥様』
は関連性があることがわかり、『魍魎』の存在が浮かび上がるのです。
榎木津は戦争中に久保が食べていた、『魍魎』を思い出します・・・

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原作は、第49回日本推理作家協会賞を受賞しています。

この映画は京極夏彦の百鬼夜行シリーズの第2弾で、第1弾は
「姑獲鳥の夏」(2005)
監督:実相寺昭雄
出演:堤真一、永瀬正敏、原田知世、阿部寛。

水木しげる役で京極夏彦本人も出演しています。

因みに主役は『中禅寺秋彦』で、中野で古本屋「京極堂」を営んでいる人物です。
家業は安倍晴明を祀る神社の宮司で陰陽師、副業は拝み屋。
親しい者からは「京極堂」と呼ばれています。








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