ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「怪物はささやく」

2019年12月13日 | ファンタジー映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はフアン・アントニオ・バヨナ。
スペイン・アメリカ合作の、ダーク・ファンタジー映画です。
主演・出演は、ルイス・マクドゥーガル、フェリシティ・ジョーンズ、シガニー・ウィーバー。


絵を描いたり空想する事がすきな13歳のコナーは、学校でハリー達に馬鹿にされていました。
コナーの母親は重い病気を持っていて、家の中の事はコナーがやっています。
ある日、夜中にスケッチブックに絵を描いていると、大きな地震が起こります。
外を見ると、教会の墓地に立つ大きなイチイの木が怪物に変身して歩いてきます。
くすぶっているような赤い目をした怪物は、コナーに
「これから3つの話をしてやる。
話し終わったら、最後はお前の真実を語れ」
と言い残し、コナーは目を覚ますと机でうたた寝していたのです。
母の容体が悪くなり、気難しい祖母が家に来ます。
またやってきた怪物に、祖母を追い払うよう頼んでも、怪物は無視して1つ目の話を始めます。
ある国の国王や魔女だった王妃の話をしますが、話し終えた後、実は多くの事実が曲がっているという事を怪物は付け加えるのです。
翌日コナーの中で何かが変わり、近づくハリーを睨みつけるようになるのです・・・

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原作は、パトリック・ネスの同名児童書で、ネスは脚本他製作総指揮にも参加しています。

この映画は、スペインのアカデミー賞であるゴヤ賞を9部門受賞しています。

この映画の中のコナーは、面白い描き方で絵を作り上げていきます。
必見です!!
そのコナー役は、ルイス・マクドゥーガル。
1,000人以上の中からオーディションでこの主役の座を射止めたシンデレラボーイなんですね。
「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」(2015)の、孤児のニブス役で映画デビューしています。

怪物の声はリーアム・ニーソン。
あれっ!?こんなところにも!?
っていうくらい出演作も、主演作も、カメオ出演までも多い俳優です。
「シンドラーのリスト」(1994)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされています。
「スノーホワイト/氷の王国」(2016)では、クレジットなしのナレーターだったんですね!!






ポチっと押して頂いて、とっても励みになっています
まだまだ、たくさんご紹介したい映画があるんですっ
コメント (2)
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「ペーパーボーイ 真夏の引力」

2019年12月13日 | ニコール・キッドマン
2013年公開の映画の紹介です

監督は、リー・ダニエルズ。
ピート・デクスターの小説原作、15R指定のクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザック。


物語は、ジェンセン家の家政婦・アニタが取材を受けて話している語りで始まります。
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フロリダ州モート群。
長男のウォードはマイアミ・タイムズ紙の記者で、女性から依頼を受けてライターと2人で帰省しました。
弟のジャックは大学の水泳選手でしたが、問題を起こして退学し家にいる状態でウォードの運転手を買って出ます。
間もなくウォードに手紙を書いた美しいシャーロットが、資料の箱を抱えてやってきます。
最初は見惚れていたジャックは、慌ててシャーロット手伝います。を
シャーロットは死刑囚のヒラリーと手紙のやりとりをしていて、無罪を証明してほしいと言うのです。
ウォード達は弁護士の許可を得て、ヒラリーに会いに行きます。
しかし、ヒラリーとシャーロットはお互いに夢中で、話しどころではなく時間終了になってしまいます。
2回目の面接の時、パンツを履いていたシャーロットに、ワンピースで来いと怒鳴ります。
その後、ヒラリーの話からウォードはゴルフ場に行きますが、大けがをしてしまいます。
そして間もなくヒラリーは釈放されることになり、手紙を出さなくなったシャーロットにまっすぐ会いに行くのです・・・

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いやはや、ストーリーの凄さもさることながら、豪華な俳優陣の演技が絶妙!!

稀に見る奇抜な演技のシャーロット役はニコール・キッドマン。
演技は絶賛され、ゴールデングローブ賞・全米映画俳優組合賞など多数、賞にノミネートされています。

この映画あたりから怪しい役も有りのジョン・キューザック。

体を張ったな---って感じのマシュー・マコノヒー。

一番普通だったザック・エフロン。
・・・主演にもかかわらずあらすじにあまり登場してません。

この映画はカンヌ国際映画祭で、惜しくもパルム・ドールを逃しました。
※ 因みに受賞作は、ミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」でした。




応援ありがとうございます
主演のザック・エフロンを中心にあらすじを書いたら、ジャンルは青春映画です バリバリの15Rですが・・
コメント (4)
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