ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「パーフェクトマン 完全犯罪」

2019年12月18日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2017年公開の映画の紹介です

監督はヤン・ゴズラン。
フレンスのサスペンス映画です
主演・出演は、ピエール・ニネ、アナ・ジラルド、アンドレ・マルコン。


マチュー・ヴァサーは、昼間は運送会社で働きながら小説を書いています。
作品を仕上げ、マチューは出版社に送りますが、後日「出版は難しい」と言う返事を受け取ってしまいます。
その後、マチューは孤独死した老人男性の部屋の私物を廃棄処分する仕事をします。
すると、パラパラとめくった日記の中に、
「今日、アルジェリア兵を2人殺した」
という文が目にとまり、マチューは日記を持ち帰ってしまうのです。
そしてマチューはその日記をアレンジして小説にし、タイトルに『黒い砂』とつけました。
出版社に歓迎され、3年後『黒い砂』は大きな賞を取り、マチューは交際しているアリスの別荘へ招かれます。
当然マチューは次回作に苦しみ、更に日記を書いた人物を知るという男が現れるのです・・・

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原題は「UN HOMME IDEAL 」
直訳では「理想の男性」と言う意味のようです。

マチュー役はピエール・ニネ。
「イヴ・サンローラン 」(2014)では、セザール賞主演男優賞を受賞しています。

アリス役はアナ・ジラルド。
洋画家の藤田嗣治を描いた日本・フランス合作映画「FOUJITA」(2015)に出演しているんですね。






皆さま、いつもお立ち寄りありがとうございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
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「キサラギ」

2019年12月18日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、佐藤祐市。
密室ではないひと部屋で、5人の男性が繰り広げる推理劇調の映画です。
主演・出演は、小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之。


2007年2月4日。
ハンドルネーム・『家元』は、アイドル・如月ミキ一周忌の横断幕を張り、周りに花を飾ります。
机を並べ、コレクションブック5冊を綺麗に並べて立て、初めて会う掲示板の如月ミキのファン4人を迎える準備をします。
初めにやってきた『安男』は、小太りで明るいセーターを着ていました。
来ている服を気にする『安男』に、『家元』は「気楽な会だから」と言います。
間もなく2人が現れ、チャラ男っぽい『スネーク』は、紳士的な『オダ・ユージ』の名前を茶化します。
すると、奥に怪しいオヤジの姿があり、『スネーク』達は気味悪がりますが、なんと『いちご娘』だったのです。
追悼会が始まり、自己紹介をしたりコレクションブックをみたりミキちゃんの話題で盛り上がります。
すると、突然『オダ・ユージ』が、
「全身黒こげになって死んだ如月ミキは、本当に自殺だったんだろうか」
と、ノートを広げて話します。
更に、死ぬ前に泥棒が入ったことや、知られていないストーカーの存在を話し、『いちご娘』ではないかと問い詰めるのです。
すると『いちご娘』は進入したことを白状し、如月ミキの部屋の話をすると、なんとみんな盛り上がってしまうのでした・・・

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あらすじの説明で、配役はほぼわかるかと思われます。

2003年の舞台劇が原案になっているようです。
舞台では、(2009年版)(2010年版)もあります。

この映画は、日本アカデミー賞では、「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀助演男優賞/香川照之」「話題賞」を受賞しています。

『オダ・ユージ』役はユースケ・サンタマリア。
『踊る大捜査線』の青島のセリフを言うシーンは早くからあって、一番に決まったキャストとか。
因みに、織田サイドからは即、許可が下りたようです。






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