「見えない目撃者」

2019年公開の日本映画の紹介です

監督は、森淳一。
韓国映画｢ブラインド｣(2014)のリメイク、15R指定のサスペンス・スリラー映画です。
主演・出演は、吉岡里帆、高杉真宙、大倉孝二、田口トモロヲ、松田美由紀、國村隼、松大航也。

警察学校を優秀な成績で卒業した浜中なつめは、夜遊びしている高校生の弟・大樹を叱責しながら車に乗せます。
途中、大樹が落としたものを拾おうとしたなつめの前に車が来て、避けようとして横転してしまいます。
なつめは助け出されますが、大樹が出られないままガソリンが流れてきます。
なつめは目が次第に見えなくなり、大樹の助けを呼ぶ声を聞きながら何も出来なかったのです。
------------------------------------------------------
3年後。
事故で失明したなつめは、自宅で原稿起こしの仕事をしていました。
母に大樹の墓参りに誘われ、墓地でおりますがやはりそばまで行けず1人で帰る、となつめは盲導犬と立ち去ります。
暗くなってからなつめの耳に車のブレーキ音が聞こえてきて歩み寄ります。
すると、後部座席から助けを求める女性の声が聞こえますが、運転手はすぐ車を出してしまうのです。
なつめは誘拐事件として警察に状況を話します。
目撃者はもう1人、車とぶつかって運転手と話をしたスケボーの人物がいるとなつめは話します。
警察はスケボーの男性・国崎を見つけ話しますが人は乗っていなかったと聞いて、事件としない判断をするのです。
そのことを知ったなつめは直接国崎に会い、誘拐の生存率を話し運転手から現金をもらっていたことを白状させるのです。
なつめを諦めさせるために調べ始めた国崎ですが、なつめは思わぬところから被害者の糸口を見つけるのです・・・

***********************************************************
この映画は、2016年中国版もリメイクされています。
監督：アン・サンフン
出演：ヤン・ミー、ルハン

オリジナルは、
監督：アン・サンフン
出演：キム・ハヌル、ユ・スンホ

なつめ役は笑顔を封印した(？)吉岡里帆。
この映画で、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞しています。
｢音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!｣(2018)、｢パラレルワールド・ラブストーリー｣(2019)、｢Fukushima 50｣(2020)、｢泣く子はいねぇが｣(今年11月)などの出演、
｢島守の塔｣が、2022年夏公開の予定です。

皆様、お立ち寄りありがとうございます

冒頭から、実につかみはOKで、

面白かった～～～