「スパルタカス」

1960年公開の映画の紹介です

監督は、スタンリー・キューブリック。
脚本、ダルトン・トランボの、長編197分の歴史スペクタクル映画です。
主演・出演は、カーク・ダグラス、ジーン・シモンズ、ローレンス・オリヴィエ、トニー・カーティス。

西暦紀元前1世紀、キリスト教が誕生する直前のローマ。
ローマ共和国は文明の中心で、奴隷制度が盛んでした。
その頃、ギリシャのトラキア地方で1人の奴隷が主人の男の子を生みスパルタカスと名付けました。
反抗心の強いスパルタカスがリビアの鉱山に売られたのは12歳の時でした・・
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数年後。

重労働を強いられた奴隷の1人が倒れ、スパルタカスが介抱しようとすると鞭で打たれます。
スパルタカスは衛兵の足に噛みつき抵抗しますが、見せしめに腕枷で固定されてしまうのです。
奴隷商人のバタイアタスが丈夫な奴隷を探しにやって来て、足に噛みつくほどのスパルタカスも選ばれ連れて行かれます。
そこは剣闘士養成所で、高貴な人々の前で死闘させる為の訓練の場所だったのです。
スパルタカス達は、焼き印を押され髷をつけられ日々訓練に励まされます。
女性の奴隷たちは男性達のところに行くよう言われ、美しいバリニアはスパルタカスのところへ来ます。
監視されている事もあり、何もなくバリニアは出ますが、その後2人は目を合わせたり短い言葉を交わすようになるのです。
ある日ローマから閥族派の大物・クラサス達4名が訪問し、試合を所望した為婦人たちが剣闘士を選びます。
選ばれたスパルタカスは黒人・ドラバのと対戦しますが、ドラバは思わぬ行動に出るのです。
その後、バリニアがローマに売られることを知ったスパルタカスは教官に刃向かい、遂に暴動に発展するのです・・・

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スパルタカス役は、製作総指揮も担当している故/カーク・ダグラス。
｢OK牧場の決斗｣(1957)、｢ガンヒルの決斗｣(1959)などの出演、
｢パリは燃えているか｣(1966)、｢大脱獄｣(1971)、｢フューリー｣(1978)などの主演があります。
現在も活躍中のマイケル・ダグラスは息子様です。

美しいバリニア役は、やっぱり美しいジーン・シモンズ。
｢ハムレット｣(1949)では、ヴェネチア国際映画祭「女優賞」を受賞しています。
他、｢大いなる西部｣、(1958)｢ジェリコ｣(1967)、｢キルトに綴る愛｣(1996)などの出演があります。

お立ち寄りありがとうございます

当時観た時「面白かった」という感想が残っていて、

ほぼ忘れていましたが(恥)、やっぱ半端なく面白かったです