ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「カメラを止めるな!」

2021年12月20日 | 日本映画
2018年公開の日本映画の紹介です

監督は、上田慎一郎。
予算300万円のインディーズ映画、にもかかわらず口コミで公開拡大したドラマ映画です。
主演・出演は、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学、市原洋。


ゾンビ映画の撮影中、主演の女優は監督から演技について厳しくダメ出しを受けます。
女優を庇う出演者の俳優も、「これは俺の映画だ!」と怒鳴られる始末です。
メイク担当が休憩を求め、2人と共に休憩を取り女優を慰めます。
外では、助監督が後ろからカメラ担当に近づかれ悲鳴をあげます。
そして建物に投げ込まれた血まみれの腕を、不思議そうにメイク担当たちは覗きこみます。
すると片腕のない助監督がなだれ込み、演技と思って3人は笑います。
ところが全て本物とわかった時には、ゾンビ化しているカメラマンが近付いていたのです。
あーだこーだして、無事撮影は終了します。
それよりおよそ、ひと月前。
映像監督の日暮隆之は、条件付きの映画の話を持ちかけられます。
・ゾンビ映画
・全てワンカット
・生中継
日暮隆之「・・・・・・・」

***********************************************
この映画は日本アカデミー賞で、
「最優秀編集賞」
「優秀作品賞」「優秀監督賞」「優秀脚本賞」「優秀主演男優賞/濱津隆之」「優秀撮影賞」「優秀音楽賞」「優秀録音賞」の受賞があります。

他、
日本映画監督協会新人賞・日本映画批評家大賞/新人男優賞(濱津隆之)・ブルーリボン賞/作品賞
海外でも、
ファンタジア国際映画祭(カナダ)/審査員特別賞・ファンタスティック・フェスト(アメリカ)/ホラー部門 最優秀監督賞/観客賞・ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(ドイツ)/観客賞

などなど、国内及び海外の映画賞を数々受賞、
2018年の邦画興行収入ランキング7位(31.2億円)というヒット作品になったんですね。

フランスでは、リメイク版『Final Cut』が2022年公開に向けて製作されているとか。





お立ち寄り、ありがとうございます
評判になりすぎてスルーしてましたが(苦笑)、やっと観ましたぞ
コメント (8)
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