ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「カメレオン」

2021年12月10日 | 日本映画
2008年公開の日本映画の紹介です

監督は、阪本順治。
なかなか実現しなかったという丸山昇一の脚本『カメレオン座の男』が元になっているクライム・アクション映画です。
主演・出演は、藤原竜也、水川あさみ、塩谷瞬、豊原功補、岸部一徳。


ある夜、小池佳子が占いをしているところに野口伍郎と言う男が立ち寄り、態度がころころ変わる姿に佳子は言います。
「あなたは、カメレオン座ね」
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結婚披露宴会場で、司会として伍郎は新郎新婦を紹介します。
ウェディングケーキ入刀の時、突然ガラの悪い男が乱入し、新郎・春川公介の多額の借金を暴露します。
その後乱闘になりますが、怒った新婦の父親が手切れ金として祝儀などを公介に渡しました。
実は伍郎も公介も皆仲間で、その後現金を手に談笑しながらエレベーターに乗ると数人の男たちと一緒になります。
駐車場で降りた伍郎達ですが、男たちの1人が騒ぎ連れて行かれる姿を目にします。
伍郎は咄嗟にそのうちの一人を携帯で撮影しました。
バイクの男が伍郎たちの車を追い、信号で並ぶとひそかに何か仕掛けをしたのです。
その後伍郎たちは公介の両親役を演じた「山村一座」に行き、稼いだ現金の一部を渡します。
テレビのニュースでは、厚木国交大臣の裏金問題の証人が行方不明と報道され、写真をみると拉致された男性でした。
尾行に気づいていた伍郎はメモを残し、1人外に出て見張っていた車の男たちに近づき言います。
「ボスのところに連れて行け」
目隠しをされ連れて行かれたところで、伍郎は撮影した拉致犯人と対峙するのです・・・

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この映画は、「日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞/藤原竜也」を受賞しています。

松田優作主演の“遊戯シリーズ”第2弾として当時書かれていて、丸山昇一が設定を現代に合わせて大幅にリメイクしたようです。

≪ 日本映画プロフェッショナル大賞 とは ≫

主催者は映画前夜社主催者の大高宏雄、
一個人が主催する世界唯一の映画賞のようです。

第1回(1991年度)
作品賞:『真夏の地球』
監督賞:村上修『真夏の地球』
主演女優賞:中嶋朋子『あさってDANCE』
主演男優賞:本木雅弘『遊びの時間は終らない』
新人監督賞:萩庭貞明『遊びの時間は終らない』
特別賞:福居ショウジン『Pinocchio √964』

第30回(2020年度)
作品賞:『本気のしるし 劇場版』
監督賞:城定秀夫 『アルプススタンドのはしの方』
主演女優賞:小松菜奈 『さくら』『糸』
主演男優賞:草彅剛 『ミッドナイトスワン』
新人監督賞:HIKARI 『37セカンズ』  




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