ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」

2021年12月12日 | 実話をもとにした映画
2016年公開の映画の紹介です

監督は、ジェイ・ローチ。
数多くの名作の脚本を手掛けた、ダルトン・トランボの伝記映画です。
主演・出演は、ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ヘレン・ミレン、ルイ・C・K、エル・ファニング、ジョン・グッドマン。


1930年代、大恐慌とファシズム台頭を受け数千人のアメリカ人が共産党に入党、
第二次世界大戦で米ソが同盟を結ぶと、入党者は増加した。
労働運動の旗手だった脚本家のトランボは1943年に入党、
しかし米ソの冷戦がはじまり、共産主義者は疑惑のまなざしを向けられる・・
1947年、ロサンゼルスの北。
『恋愛手帖』『ジョーと呼ばれた男』『ジョニーは戦場へ行った』など、多くの作品を手掛けるトランボは、ある日映画会社から大道具たちとのストを辞めるよう言われます。
するとトランボは「映画はみんなで作っている、大道具ももうけさせろ」とまくし立てます。
その後トランボは妻と娘、息子たちと映画館でハリウッドニュースを見ていると、最近の労組活動が流れトランボの姿も映っていました。
劇場を出ると、「映ってた人?」と言われトランボは飲み物をブチまかれてしまうのです。
トランボの脚本は人気があり、映画会社は最高額でトランボと契約を結びます。
しかしその後、ハリウッドで共産党活動をする19名に、ワシントンへの召集状が渡され、トランボも証言台に立ちます。
そしてトランボは、証言内容により侮辱罪で連行されてしまうのです・・・

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トランボの他の主な脚本は、
「素晴らしき哉、人生!」(1954)
「ローマの休日」(1954)
「黒い牡牛」(1956)
「スパルタカス」(1960)
「パピヨン」(1974)
「ダラスの熱い日」(1974)

トランボ役は、ブライアン・クランストン。
「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)、「幸せの教室」(2012)、「コンテイジョン」(2011)、「アルゴ」(2012)、「THE UPSIDE 最強のふたり」(2019)などの出演があります。




お立ち寄りありがとうございます
中でも、『ジョニーは戦場へ行った』はかなり印象に残ってる映画でございます
コメント (4)
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