ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「HOKUSAI」

2021年12月05日 | 日本映画
今年5月公開の日本映画の紹介です

監督は、橋本一。
葛飾北斎の、青年期と老齢期の物語です。
主演・出演は、柳楽優弥、田中泯、玉木宏、瀧本美織、津田寛治、青木崇高、永山瑛太、阿部寛。


江戸幕府の時代。
鎖国によって浮世絵などが人気となるも、風紀を乱すと幕府の方針が変わります。
ある日版元・耕書堂は取り締まられ、書物や浮世絵など山積みにされ燃やされてしまいます。
ところが店主の蔦屋重三郎は、かえって箔が着くとほくそ笑むのです。
蔦屋は吉原の人気絵師・喜多川歌麿を訪ねた際、花魁・麻雪から変わった絵師の話を聞きます。
後で調べると多分それは勝山春朗であろうと言われ、書きたい物しか書かずすでに破門されていると話されます。
蔦屋は直接家に上がり込んで、帰って来た勝山に指導してやると言いますが断られます。
しかし後日、勝山は描いた数枚の美人画を蔦屋に持ち寄ります。
蔦屋は何故描いたかと何度か聞き、勝山が理由を言うも小銭だけを渡して蔦屋は立ち去ってしまいました。
自暴自棄になった勝山はその後、山や森や海岸をさまよいます。
しばらくしてまた姿を現した勝山の顔つきに、蔦屋は目を見張るのです・・

******************************************************
あらすじに登場しませんが、写楽役は浦上晟周(うらがみ せいしゅう)。
「エイプリルフールズ」(2015)、「恋妻家宮本」(2017)、「僕に、会いたかった」(2019)などの出演があります。

≪ 蔦屋 重三郎 とは ≫

江戸時代の版元(出版人)です。
朋誠堂喜三二、山東京伝らの黄表紙・洒落本、
喜多川歌麿や東洲斎写楽の浮世絵などの出版で知られるようです。

喜多川歌麿 『身貌大通神略縁起』 黄表紙 志水燕十作 天明1年(1781年)
喜多川歌麿 「歌撰恋之部」 大判 錦絵揃物 寛政5年頃
東洲斎写楽の版画全作品 寛政6年5月 - 寛政7年1月
北尾重政、葛飾北斎、鳥文斎栄之ほか 『男踏歌』 絵入狂歌本 寛政10年(1798年)
歌川広重 「諸国六玉河」 横大判6枚揃 錦絵 天保6年(1835年)‐天保7年(1836年)

など多数。




お立ち寄りありがとうございます
日本画は、趣がいいですなぁ~
堪能いたしましたです
コメント (2)
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