ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-」

2022年09月03日 | 戦争映画
今年2月公開の映画の紹介です

監督は、ジョン・マッデン。
ベン・マッキンタイアー著『ミンスミート作戦』が元になっている、実話の戦争・ドラマ映画です。
主演・出演は、コリン・ファース、ケリー・マクドナルド、マシュー・マクファディン、ペネロープ・ウィルトン。


1943年、7月10日。英国。
MI5の少佐ユーエン・モンタギュー達作戦にかかわった者たちは「遅いな」といぶかります。
すると、カタカタという電報を知らせる音が響き始めます・・
6か月前。
弁護士の建前のユーエンは、妻と子供たちをアメリカに送り出します。
戦争のさなか、劣勢状態の連合軍はイタリア・シチリア島への進行を計画していました。
ドイツ軍をかく乱する会議の中、ユーエンと、チャムリー大尉は「トロイの木馬」作戦を提案します。
将校に仕立てた死体に嘘の機密文書を持たせドイツ軍に開封させるという計画で、内容はギリシャ侵攻でした。
提督は承認し、ユーエンとチャムリーは死体探しとともに実在に見せるため女性の写真を持たせることを思いつきます。
依頼された女性ジーンは“トロイの木馬”に加わりたいと話すと、ユーエンは「“ミンスミート作戦”に変更になった」と伝えます。
やっと見つかった遺体は身寄りのない浮浪者で、軍服を着せての写真も四苦八苦する状態でした。
ある日、提督に一人だけ呼ばれたヘスターは、ある頼みごとをされるのです・・・

****************************************************
ベン・マッキンタイアーの小説名称は『ナチを欺いた死体 英国の奇策・ミンスミート作戦の真実』
『007』原作者のイアン・フレミングも少佐として登場します。

遺体が実にリアルなグロテスク、
戦場ではない戦争ものですが、かなりの緊迫感を味わいましたです

タイトルの『ミンスミート』
直訳では「細かく切り刻んだもの、ひき肉の意」

チャムリー役は、マシュー・マクファディン。
「プライドと偏見」(2006)、「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(2011)、「アンナ・カレーニナ」(2013)などの出演があります。

ジーン役は、ケリー・マクドナルド。
「トレインスポッティング」(1996)、「ノーカントリー」(2008)、「グッバイ・クリストファー・ロビン」(2017制作)などの出演があります。




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2 コメント

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嘘のような本当のお話 (morkohsonimap)
2022-09-03 10:54:17
連合軍がヨーロッパ大陸上陸作戦をシチリアに決めて
その上陸地点をナチスに知られないようにと
遺体を連合国将校とさせて
ナチスにギリシャを上陸地点だって騙したお話
まさかのイアン・フレミングがこの作戦に絡んでいたとは・・・
長いしほとんど戦闘場面ないんだけど面白く見られた
主人公奥さんと息子さんをアメリカに避難させといて、自分は浮気してるっていうのも事実だったんでしょうかねぇ
返信する
おはようございます (morkohsonimapさんへ)
2022-09-04 06:32:52
フィクション部分もあるらしいんですが、
浮気のあたりは、監督自身が推測しているようでした
物語としての部分としては、まぁいいんでしょうね
返信する

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