「さらば、ベルリン」

2007年公開の映画の紹介です

監督は、スティーブン・ソダーバーグ。
ジョゼフ・キャノンの小説が原作の、戦争・ドラマ映画です。
主演・出演は、ジョージ・クルーニー、ケイト・ブランシェット、トビー・マグワイア、ボー・ブリッジス。

1945年、7月。
第二次世界大戦の戦後処理のため、米・英・ソの首脳はベルリン郊外のポツダムに集結します。
ドイツ・ベルリン。
アメリカ人の従軍記者ヤコブ・ジェイク・ゲイスメールはポツダム会談の取材のため降り立ち、
専属運転手のタリー伍長の車に乗り込みます。
その後タリーは、失敬したジェイクの財布にほくそえみ、愛人で娼婦のレーナと過ごします。
レーナは「国外に連れ出してほしい」と話し、約束したタリーは資料の手配をするのです。
数日して帰宅したタリーは侵入者に殴られ、「エミール・ブラントはどこか」と聞かれます。
腕を折られたタリーはその後レーナに問い詰めると、自分の夫で戦死したと聞いていると話すのです。
ある日バーに行ったジェイクは、タリーと話している女性を見て「レーナ」と話しかけます。
タリーは怒り出し、ジェイクに殴りかかってレーナを連れ去るのでした。
ポツダム会談の日、身分証がないジェイクは建物の中に入れてもらえず仕方なく外に出ます。
すると池のそばで人だかりがあり、死んでいる男性を見るとタリーだったのです・・・

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この映画は、アカデミー賞で「作曲賞/トーマス・ニューマン」のノミネートがあります。

タリー役は、今年47歳になっちゃったトビー・マグワイア。
ブレイクした「スパイダーマン」(2002)のころは20代半ば。
「マイ・ブラザー」(2010)では、ゴールデングローブ賞/主演男優賞（ドラマ部門）のノミネートがあります。
他、「サイダーハウス・ルール」(2000)、「シービスケット」(2004)、「完全なるチェックメイト」(2015)などの主演、
「バビロン」(2020制作)では、出演と製作総指揮の担当があります。

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モノクロ映画もなかなか多いですが、味わいもなかなかでございます