ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「U-571」

2021年03月21日 | 戦争映画
2000年公開の映画の紹介です

監督は、ジョナサン・モストウ。
第二次世界大戦中、多くの米海軍兵が強行した暗号解読機奪取が元になっている、戦争映画です。
主演・出演は、マシュー・マコノヒー、ビル・パクストン、ハーヴェイ・カイテル、ジェイク・ウェバー、ジョン・ボン・ジョヴィ、トーマス・クレッチマン。


1942年、北大西洋上。
ドイツ潜水艦Uボート571号のバスナー艦長らは、敵の艦隊を発見し魚雷を発射し命中させます。
ところが直後イギリスの駆逐艦が目の前に現れ、受けた爆撃でエンジンが動かず漂流してしまうのです。
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アメリカ海軍・タイラー大尉は48時間の休暇中でしたが、少佐と呼ばれ至急の警戒任務で出航を命じられます。
間もなく『潜水艦S-33』は出航し、同乗した情報将校・ハーシュ大尉は任務について説明します。
それは、漂流している『U-571』から、味方が到着するまでにドイツ軍の最新暗号機(エニグマ)を奪取すると言うものでした。
やがて信号を送ってくる『U-571』を発見し、ドイツ艦に偽装した『潜水艦S-33』からも信号を送りかえします。
さらに、ドイツ語が流暢な兵士を乗せたボートで、タイラー達は『U-571』に近づきます。
技士のふりをして乗り込んだ直後銃撃戦になりますが、タイラー達は(エニグマ)を発見します。
しかし『潜水艦S-33』は敵に攻撃され、タイラー達は『U-571』に留まらざるを得なくなったのです・・・

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この映画はアカデミー賞で、「音響編集賞」を受賞、
「録音賞」のノミネートがあります。

この映画の冒頭で、
「ドイツの潜水艦『Uボート』は、北大西洋上で連合軍の艦隊1000隻以上を撃沈、
連合軍は『Uボート』の新暗号システムを解読できずに、
不利な戦いを強いられていた」
と、テロップが流れます。

エニグマを解読した実話の映画もありました。
「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2015)
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グッド

あらすじには登場しませんが、タイラー大尉の友人で同乗するエメット大尉役はジョン・ボン・ジョヴィ。
ロックバンド「ボン・ジョヴィ」のリーダーです。
映画出演は何本かあり、「ブルース・ウィリスの逆襲」(1988製作)の、本人役・ゲスト出演がデビューのようです。
「ノー・ルッキング・バック」(2000)、「ヴァンパイア/黒の十字架」(2002製作)、「ニューイヤーズ・イブ」(2011)などの出演、主演があります。





エニグマ用のタイプライター

お立ち寄りありがとうございます
潜水状態ばかりではないので、「狭い、暗い!」ではなく、
外からの潜水艦の動きがとても見応えがありました

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