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映画の紹介です

「死刑台のエレベーター」(1958・フランス)(2010・日本)

2019年05月20日 | 比較レビュー映画
オリジナルは1958年公開、リメイク版は2010年公開の映画の紹介です

クライム・サスペンス映画です。


≪ ストーリー ≫

電話で、ジュリアンとフロランスはこれからの計画を話します。
「30分後にカフェの前で」
そして、お互い電話を切ります。
会社にいるジュリアンは、事務の女性に少しだけ残業を頼んで自分のオフィスに戻ります。
ジュリアンは、窓の外から上階のベランダの手すりにロープをかけ上ります。
上階は社長のオフィスで、ジュリアンは訪ね、銃で撃ち自殺に見せかけます。
その後、ガードマンに送りだされ事務の女性とジュリアンは外に出ます。
ところが、外からかけられたままのロープを見つけ、ジュリアンは車を置いて慌てて戻ります。
ガードマンは電源を落とし、ジュリアンが乗ったままのエレベーターは中途で止まってしまうのです。
ジュリアンが乗り置いた高級車に、若い男と花屋の娘が乗りこみ車を出してしまいます。
カフェの前を通ったジュリアンの車を見たフロランスは、助手席の女性を見ます。
フロランスは、ジュリアンは実行できずどこかに行ったのだと思い、朝までジュリアンを探し続けるのです。
エレベーターに閉じ込められたジュリアンは諦めかけた時、カーペットの下に取っ手を見つけます。
一方、ジュリアンの車に乗った2人はダッシュボードの銃を見つけるのです。

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≪ フランス版 ≫

監督はルイ・マル。全編モノクロです。
主演・出演はモーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴァンチュラ。
この時の監督はまだ25歳。
フランス映画賞の「ルイ・デリュック賞」を受賞しています。
使用高級車はベンツ。
カメラはミノックスの超小型カメラ。
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≪ 日本のリメイク版 ≫

監督は緒方明。
主演・出演は、
芽衣子役(フロランス)吉瀬美智子
時籐役(ジュリアン)阿部寛
他、玉山鉄二、北川景子、平泉成、りょう、 津川雅彦、柄本明、笹野高史、田中哲司。
ルイ・マルの息子様・マニュエル・マルにサポートを受けているんですね。
使用高級車はアルファロメオ。
カメラはライカM2。
全体のストーリーは同じです。
 出演者が少し多く、『若い男と、花屋』の設定は、『下っ端の警官と、美容師』です。


 






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1 コメント

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Unknown (azm)
2019-05-20 19:34:23
お疲れ様です。
日本版のリメイクがあるんですね。
知らなかったです・・・(-.-)
同時に見比べるのもいいかもしれませんね^_^
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