ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「サイダーハウス・ルール」

2021年03月27日 | ドラマ映画
2000年公開の映画の紹介です

監督は、ラッセ・ハルストレム。
ジョン・アーヴィングの同名小説が原作の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、トビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン、マイケル・ケイン、デルロイ・リンドー、ポール・ラッド、J・K・シモンズ。


メイン州ニューイングランド、小さい町セントクラウズの孤児院。
ウィルバー・ラーチ医師は、望まない妊娠をした女性たちの出産や禁止されていいる中絶手術を行っていて、そこで生まれたばかりのホーマー・ウェルズを養子先の夫婦に渡します。
ところが全く泣かないホーマーに困り果て、戻されて再度養子先に渡されたホーマーは別の理由で戻されてしまいます。
諦めたウィルバーはホーマーを育て、医学を教えていくのです。
中絶をよく思っていないホーマーに、ウィルバーは“人の役に立つこと”を教えます。
1944年のある日、2人の男女・ウォリーとキャンディが中絶の為に訪れ、ホーマーが問診します。
キャンディの手術中、思い立ったホーマーはウォリーに車に乗せてもらえないかと話します。
初めて町を離れる覚悟をしたホーマーに、ラーチはいろいろ不安材料を並べますがホーマーは皆に別れを告げ別世界に旅立つのです。
初めて見る海や、『キングコング』以外の映画など見たことがないものばかりのホーマーは、ウォリーの実家のリンゴ農園で手伝いを始めます。
便りをよこさないホーマーに、ある日ラーチ医師から小包が届くのです・・・

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原作者のジョン・アーヴィングは、この映画で脚本も担当しています。

原題の『サイダーハウス』は、炭酸のサイダーではなく、、“りんごを砕いて潰したジュース”のことのようです。

アカデミー賞では、「助演男優賞/マイケル・ケイン」「脚色賞」の受賞、
「作品賞」「監督賞」「編集賞」「作曲賞」のノミネートがあります。

この映画には少年少女たちが出演していて、殆どが現在を確認出来ず残念でした。
ホーマーと同い年くらいのメアリーを演じたパス・デ・ラ・ウエルタがやっと。
「リミッツ・オブ・コントロール」(2009)、「エンター・ザ・ボイド」(2010)などの出演、
「マッド・ナース」(2013製作)の主演があります。




リンゴ農園

ジョン・アーヴィングの小説の中で、とりわけお気に入りの作品です
映画は初めて観ましたが、期待を裏切らないいい映画でございました

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (hisa24)
2021-03-27 08:38:02
ああ、この映画はとても良かったですね。彼女はシャーリーズ・セロンでしたか。
原作もすごく良かったです。アーヴィングの小説はお気に入りです。
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ふくの映画ブログさん、こんにちわ (たか)
2021-03-27 17:45:13
私は観ておりませんが
写真の青年に爽やかさを感じました。
そんな後味の良い映画なのでしょうね!
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おはようございます (hisa24さんへ)
2021-03-28 06:08:33
ご覧になってましたか 
映画も、いい感じに出来てましたね
どうして今頃見たのか、自分が謎でございます
シャーリーズ・セロン役の彼氏役が「アントマン」の主役で、やっぱり少し前の映画は面白いなぁと思いました
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おはようございます (たかさんへ)
2021-03-28 06:11:30
ご訪問とコメント、ありがとうございます 
この映画は、ストーリーは重い部分もあるのですが、それも含めてラストはうるうるしてしまいました
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サイダー (coffee plus)
2021-03-28 10:08:34
英国のパブ(酒場)では、サイダーというと炭酸入りリンゴ酒のことで、リンゴの酸味と甘みが爽やかな人気の飲み物である。日本のサイダーはおそらくこれに似せたアルコール抜きの炭酸飲料であろう。
ずいぶん前に見た映画だが、この映画のリンゴ農園もリンゴ酒用のリンゴを作っていたのではなかっただろうか?
若きトビー・マクガイアーが好演していて、故郷をあとに新しい世界に出ていく青年を上手く演じていた。
「ガープの世界」・「ホテルニューハンプシャー」など、アービングの作品はいくつも映画化されているが、デビュー作「熊を放つ」はまだなのではないだろうか? 村上春樹訳のこの作品を読んだのもずいぶん前だったが、映画化されれば見たい作品である。
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こんばんは (coffee plusさんへ)
2021-03-28 22:17:33
小説を読んでいた当時は、あまり『サイダー』を深く考えていませんでした
リンゴ酒ですか、飲んでみたいですね 
実は「熊を放つ」は読んでいませんで、映像化もまだのようですね
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