○最初の下描き状態ではお顔の輪郭をしっかり押さえます。この状態はへたうま漫画のようですが、位置関係がくるっていなければ問題ありません。太って見えたり、痩せて見えたりは頬の部分のコントラストの加減で問題なく調整出来ます。(写真右)
○次に陰影コントラストを全体的に把握します。目を細めてみるとより分かり易く見えます。影の部分をやや強調して描きます。(写真中央)
○次に極端に表現した部分を柔らかく自然な感じにします。今回は洋服のお写真から和服に換えるので首周りの角度や首筋を、和服の雰囲気に馴染むよう、それらしく見えるようにします。(写真左)
お隣にご主人の肖像画を飾る場合は、構図上は安定感を出す為に、女性の目線を男性より下に位置させます。向きあう構図にすることも、とても大切なポイント。肩位置も合わせたほうが良いかもしれません。初日の段階ですので、今日はこの辺まで。肌の色彩は徐々に描き込んでいきます(この作業がこの後とても長い時間を要することになります)。描く方によって、いろいろな描き方があって当然ですが、今回はこんなやり方で描いております。(写真一番上)
肖像画のお問い合わせは
0120-945-655
肖像画が初めてといった方 HPで内容を分かりやすく掲載しております。