あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画の制作過程(女性編初日の状況)

2010年04月02日 | 肖像画

                   

 

○最初の下描き状態ではお顔の輪郭をしっかり押さえます。この状態はへたうま漫画のようですが、位置関係がくるっていなければ問題ありません。太って見えたり、痩せて見えたりは頬の部分のコントラストの加減で問題なく調整出来ます。(写真右)

○次に陰影コントラストを全体的に把握します。目を細めてみるとより分かり易く見えます。影の部分をやや強調して描きます。(写真中央)

○次に極端に表現した部分を柔らかく自然な感じにします。今回は洋服のお写真から和服に換えるので首周りの角度や首筋を、和服の雰囲気に馴染むよう、それらしく見えるようにします。(写真左)

お隣にご主人の肖像画を飾る場合は、構図上は安定感を出す為に、女性の目線を男性より下に位置させます。向きあう構図にすることも、とても大切なポイント。肩位置も合わせたほうが良いかもしれません。初日の段階ですので、今日はこの辺まで。肌の色彩は徐々に描き込んでいきます(この作業がこの後とても長い時間を要することになります)。描く方によって、いろいろな描き方があって当然ですが、今回はこんなやり方で描いております。(写真一番上)

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肖像画教室にKさんが復帰、大歓迎です。

2010年04月02日 | 肖像画

   

昨日の続きです。構図的には非常に良くまとまりました。朝は洋服の黒い部分を描いています。アイボリーブラックとウルトラマリンンの混色ですが、黒を塗るときは、外野より苦情が入り、窓を開ける羽目に。確かにこの臭いは身体に良くない気がします。おまけに乾燥が遅いときています。

昨夜はやはりというか、行きつけの焼き鳥”鳥茂さんへの酒場訪問記”でした。今シーズン最後の煮込みを食しにファンのみなさん一同に会したような状態でした。

今朝は思いがけない懐かしい声のお電話が入りました。昨年の秋ころまで肖像画教室に参加して頂いていたKさんからでした。信州大に在学中に、長野県松本市から来ていただいていたのですが、就職活動等のこともあり、一時お休みしておりました。今年から社会人ということで、肖像画教室に復帰したいとのことです。松本市からの来るのも大変ですが、若さという奴でしょうか、大歓迎です。来週5日からの肖像画教室復帰になります。

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