あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画は真摯に誠実に無理な力を入れず描くことが大切

2009年07月20日 | 肖像画

肖像画教室の皆さんと楽しく雑談を交え。

茨城から来ていただいている肖像画教室のKさんは、肖像画の注文を頂いたそうです。はじめての注文、これはすごいことになりました。もちろん肖像画の依頼を受けて肖像画を描くことができるようになることを目指した肖像画教室です。徐々に皆さん勉強の成果が出てきたように思います。大変嬉しいことです。
次回はお預かりした写真を見ながら、構図の検討会になると思います。はじめての依頼作品は、自信にもつながり、宣伝にも絶大な効果が出ます。大事に、大切に制作して頂き、お客様に喜んでいただける作品にしてほしいと思います。

肖像画教室にご興味のある方、このブログにたどりついたことこそめぐり会いです。是非お声をお掛け下さい。長野県の松本から来ている方もおります。遠方の方も気合です!楽しく、本気で、燃えましょう。肖像画を単に描くだけではなく、お客様に喜んでいただける肖像画家になるためのアドバイスはテンコ盛りです。

肖像画教室へのこだわりの背景には、肖像画というジャンルの評価があまりにもおざなりにされてきた感があることです。絵画教室は数多くありますが、肖像画をお教えする作家の方、肖像画教室なるものが圧倒的に少ないことが心配です。
美大でも肖像画を教えません。芸術家といわれる方は写真から絵を描くことを毛嫌いします。なぜ?印象派の巨匠は写真を盛んに活用したと聞いています。写真で肖像画を描くのは邪道!?でしょうか。写真で肖像画を描かざる得ない現状に対応できる作家がいなくなってしまえば、例えばお亡くなりになった方への遺族の方々の想いを形にすることができません。これも芸術以前に日本独特の文化です。インターネット等では表舞台に出てこない、永年地域に根付いた活動をされてきた来た肖像画家さん達も残念ながらご高齢化しています。

将来的に、日本の要人を外国の肖像画家に依頼するような事態になってしまいかねません。(そこまで心配することはないかもしれませんが。)それって恥ずかしいことではありませんか。日本人は、恥を嫌う国民ではなかったんではないでしょうか。日本の文化度の問題です。そんなこんなんの想いから若い作家に微力ながら肖像画の魅力をどんどん伝えていきたいと思っています。そして育っていけばと思います。このことは私の肖像画に対するエネルギー発生源のテーマの一つになっています。私は芸術家ではありません、あくまでもいち肖像画家でありたいと思っています。ちょっと偉そうでした・・・。お酒が入っているせいか、温度がちょっと上がってしまいました。

肖像画のお問い合わせは        

0120-94555    

詳細はクリック吉田肖像美術  

肖像画が初めてといった方 HPで内容を分かりやすく掲載しております。


 


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