あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

晴れたらgo~ 思いつくまま ♪

2011-09-21 21:58:40 | 日記
2011.09.17(土)
 
天気予報は雨
 
何故か目覚めてみれば日が射してますよ~~
 
今日はあの台風がやってこなければ、大峰の奥駈道の行仙岳登山のはずだった
仕事も空けてあったのでさっさとリュック背負って出掛けます
 
さて、箕面に行くか~、金剛山~、六甲山~
とにかく梅田まで阪急電車だ~~~~~
そして、にやっと笑ってJRの新快速に飛び乗って京都へ出る
まだ車内では京都トレイルにしようかと迷っていたが
トイレに行って意思は決まった
 
ゴトゴトと都路ライナーに乗って木津駅まで行く
途中に城陽駅の視察、、
ここから山科街道を歩くときの為に周囲を良く見ておく、蟹満寺も訪ねよう
甘藷栽培を普及させた青木昆陽先生の碑もあるだろう
 
乗り換えの時間の長いこと、早くしないと天気がきになるじゃない
やっときた学研都市線(旧片町線)三田行き
ふむふむ、紀伊田辺は一休寺があったよな、、、こっちは大阪から来た方が便利だな、、
 
それじゃ、津田駅で降りてちょっと汗をかいてきましょうか 
 
10:30になってしまいました
急いで登り口を探しますが地図を持ってきてません
あてずっぽうで山の方へ第二京阪道路をくぐって歩きますが何の標識もありません
草刈をしているおじさんの手を止めて「交野山」への登り口を訪ねると
<すぐそこの坂道を登って左に入って行くといいよ、一人で登るんかいな、きついで~~>
と教えてくれたので進んで行く
左の山に入れそうな地道があった
草萩が綺麗に咲いている
 
 
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?? どうやら果樹園への道みたい
引き返し少し進むと
あれ~、私有地につき通り抜け禁止??
ゴルフ場への道じゃん
けどここしか左へ、山へ行く道はなさそうだから行くか~
暫くして車止めのゲートがありその手前に山道みたいな踏み跡があったので入って行く
 
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だがここも30mも進むと道は消え堰堤にぶつかった
また引き返し、仕方なくゴルフ場への舗装道路を登って行くと
ありました!! 間違いありません、、、
 
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                             11:25 登り開始
 
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石の階段を登ってハイキングコースへと入って行く
結構きつい登りの階段はやがて丸太の階段へと代わり続く
 
 
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おおさか環状自然歩道となって、いきものふれあいセンターへと右に右にと登って行くと
 
観察舎のある白旗池のほとりに出ました
四季を通じて素晴らしい生き物や花々の観察が出来る場所です
あ~~しんど~、汗が吹き出てきました、一口、水分を口にして先へと急ぎます
 
 
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道は尾根になって平坦なコースになりました
 
舗装道路を横切っていよいよ交野山(こうのさん)へと向かいます
 
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トンボ池を過ぎて左へと登りに付きます
 
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あ~~!! 
おじさんが<きついで~~>と言ってたのはこれからか、、、
 
喘ぎながら水分を摂り、途中のベンチで休憩してるおっちゃん二人に挨拶して
ひ~ひ~と登ります
 
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すみませ~ん、大岩の山頂へはこっちですか~
と後ろで若い女性の声に
振り向いて「多分そうだと思いますよ、ワタシも初めてで地図も持ってきてないから確かじゃないけど」
と先へ登って行きます
 
大岩に梵字が彫ってあるところを見たら間違いないようです
 
 
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藪のトンネルを抜けて明るいところにポンと出ました
到着のようです 11:55
 
 
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交野山(こうのさん)山頂の大岩、観音岩 341m
 
声をかけてこられた女性は家族連れで登ってこられました
 
先客の方がオペラグラスで盛んに眺めを楽しんでます
ワタシも大岩のてっぺんに立って360度の眺めを楽しませてもらいます
 
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      北西には山崎の合戦があった
     天王山から京都の西山、愛宕山                北東には男山から比叡山
 
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     東には茶筅の里、高山から奈良若草山、東大寺大仏殿の大屋根、その先には多分、鎧、兜岳
 
 
 
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                     そして西には大阪平野から六甲山
                         第二京阪道路が一直線
 
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お腹が空いたのでお赤飯のおむすびを頂きましょう
なんだか、ぽつりぽつりしてきました
 
山ガールの皆さんもやってきました
 
ゆっくり休んでいる訳にいかなくなりました
 
さて下山は?と迷っていたら、男性お二人さんが案内して下さるというので連れもって下ります
うふふ、やっぱりキノコが待ってましたね
 
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ゴルフ場の脇を通って車止めの横をすり抜けてどんどん行きましょう
 
 
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でも結構お歳とお見受けしました、ちょいゆっくりです
ここまで来てお先にとも言えませんので、世間話をしながらキノコを楽しんで
テクテク歩きます
 
このキノコは直径が20cmくらいありましたよ
 
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池のほとりからキャンプ場を抜けてこんな山深いところに田んぼがありましたよ
土手には、赤い花なら曼殊沙華~♪
稲穂も、実れば実るほど頭を垂れる~~
 
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昔、その昔はここが東高野街道だったのかも??
 
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はい、府民の森くろんど園地のゲートです
 
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キャンプ場への道はもう舗装道路に変わりました
 
八橋のところで小休憩
 
ワタシさっきから気になってたんですけど
この木の鍾乳洞みたいな坊主は何ですか
とお尋ねしたら
気根ですって
初めて見ました
 
落羽松(ラクウショウ)の群生の中に一面にニョキニョキです
 
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ドーハの飴玉を頂いて水分もたっぷり補給して園地の中を歩き始めると
キャンプ場のところに来て雨が降り出しました
 
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傘を取り出して急ぎ下ります
睡蓮の池に着いたときには雷も鳴り始めしっかり降ってきました
 
もう少し降るのが遅れたらここからまだ磐船神社から星のブランコへと回るつもりでしたが
あきらめて帰りを急ぎます
月輪の滝も素通りして飛んで飛んで下ります
傘はあの能郷白山に登った時に
まーちゃんにもらった超軽量の傘です
でも吹き降りになったので頭以外はびっしょり、カッパは持ってるけど今更じゃまくさい~
里の集落に降りてきたら止みました
京阪電車の私市(きさいち)駅に到着 14:35
 
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エスコートしてくださった男性お二人は枚方(ひらかた)で飲み会ですと楽しそうに降りて行かれた
一応、丁寧にお礼を申し上げて、またぶらりと出掛けますのでその節はよろしく、と別れた
 
鴫野(しぎの)でうっかり地下鉄に乗るところ思い出しました
阪急電車の駅まで自転車で出てきたことを
 
大回りして梅田に帰ってきたら
 
こんなお出迎えがありました
 
 
 
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ぐる~~りと
大阪~京都~奈良~大阪と廻ってきました
電車の中ですっかり汗と雨に濡れた服も乾きました
帰りも雨は止んでおり軽快に自転車を漕いで帰りました
 
あと一時間半降るのを待ってくれたら今日は大満足な一日になったのにな
 
ま、次に行く楽しみも残しておくべきか、、、
 

熊野古道・伊勢路(三重県・滝原~栃原)

2011-09-21 06:07:46 | 熊野古道・古座街道歩き
2011.09.14(水)
 
台風12号の影響が心配されたがツアーは天気に恵まれ催行された
今となっては被害が大きい那智大社から速玉大社を4月にお参りし、伊勢路をスタートして
今日が5回目、今までは一泊二日での歩きだったが伊勢神宮も近くなり
今回から日帰りでの歩きとなり残すところ3回となった
 
前回ゴールして御参りした滝原宮に11:00に到着
軽くストレッチをして11:10
巨木の並ぶ社有林の間を抜けて歩き出します
 
 
 
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台風の後は涼しくなると期待したのになんと真夏日の陽射し
傘を差して歩くほうがよいようですが、カメラを出し入れしますので帽子で我慢です
里の集落を過ぎて生活道から国道42号線に出ると歩道がありませんので一列縦隊
 
暫く進むと突然右に三瀬坂峠への道標が現れて竹林から山へ入ります
 
 
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峠の登り口に竹の杖が用意されています
 
先の生駒縦走時に足が攣ってまだ右足に痛みが残っています
ストックを忘れたのでお世話になることにします
 
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さぁこれから今日はこの峠を越えれば後はほとんど平坦な道です
一頑張りしましょう
 
やはり道は荒れています
ハイライトの峠道
石がゴロゴロ
ところどころ道の中央を水が流れています
 
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沢の流れる音がしますが湿度が高く汗が吹き出ます
 
これから一番急な坂に差し掛かりますので休憩して水分補給です
 
今日の参加は40名
2班に分かれて進みます
 
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12:05 やっと三瀬坂峠265mにやってきました
 
峠には宝暦地蔵様がお祀りされて道行く人の安全を見守っています
昭和の初めまで(国道が出来るまで)通学路でもあったのだそうです
 
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石垣の祠の横には明治の行き倒れの人を手厚く葬った石碑もあります
 
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大休憩したら峠を下って行きます
写真撮って1班のワタシは遅れをとって2班の顔見知りの人と話をしながら下ります
下りになるととても慎重になってなかなか進まず
添乗員さんが手をとって行く人も出ます
 
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下りきってきましたのできちんと杖をお礼申し上げて返却しておきます
 
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峠を降りると本来ならこの先の多岐原神社を経由して
三瀬の渡し場から宮川を舟で対岸に渡るはずでしたが
台風の大雨で渡し舟が2艘とも流されて行方不明とのことで
大きく舟木橋まで迂回しなければなりません
 
しかしながらこの迂回路は長く古道でもなんでもないアスファルト道
途中、道の駅で昼食休憩して
バスで対岸の古道の続きまで移動します
 
ここからJR紀勢線に着きつ離れつして舗装道路を歩きます
 
JRの軌道脇は猪の侵入を防ぐネットが張り巡らされています
 
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13:30 紀勢自動車道の高架の上はまだまだ夏空
 
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国道の脇にこの里人達が道中安全の為に祀った石龕地蔵様
三界万霊
右さんぐう道九里
左さいこくなちさん
その横には見落としてしまいそうな弁慶岩
武蔵坊弁慶が紀州からの旅の途中、腰を掛け、疲れを癒したと伝えられている
 
 
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国道をじりじりと日に照らされながら歩くと
倭姫があの滝原宮の設営時に腰掛けられたと伝えられる岩もあり
その岩に触れると不思議なパワーが漲るとか、、
しかし、お城のような新興宗教の本部の横では??
 
ますます空が高くなり暑い
 
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国道の向かいにお地蔵様があり道が森の中へ消えています
あれが本来の古道ですが途中で道がなくなっているそうです
 
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森の向こうは宮川
宮川が蛇行しながら続くあたり
古道がまた現れて八柱神社で休憩です 14:05
 
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さて大阪にもある「粟生」の地を過ぎてい行くと茶畑や製茶工場が目立つようになってきました
 
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JR川添駅の前の上楠公民館でお茶のお接待がありました
手作りのお漬物もありました
 
 
美味しい伊勢茶です
ごちそうさまでした
 
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歩きが続きます
なんと古い郵便局、木造ですよ
しかも鬼瓦は〒マーク
 
 
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お茶をお接待頂いたご縁の宝泉寺さんに立ち寄ります
なんでも信州の善光寺さんととても縁のあるお寺とか
 
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この辺りやはり伊勢街道の名残が多いです
旧旅館阿波屋さんの鬼瓦は七福神さんです
 
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下楠の集落を過ぎて
踏み切りを渡り茶畑を見ながら昔からの街道に入ります
 
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うっそうとした雑木林の中へ進んですぐ下りにかかります
行き倒れの人を葬る古い墓もあります
 
沢の水が多くちょっとした渡渉です
 
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殿様井戸は水がこんこんと湧き
昔、田丸のお殿様がお忍びで狩猟にこられこの水を愛飲されたとか
すぐ隣には侍井戸もあります
山道は急に柵の鍵を開けてもらい舗装道路に飛び出ます
 
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旧道は崩壊して道が無くなっておりお庄屋さんの屋敷も雑木に覆われ朽ちています
 
舗装道路に架かる神瀬橋は明治40年に作られた石造りの立派なめがね橋
今は河川に藪が生い茂り全くその様式は見えません
旧道は川に降りて渡渉し登ってここに合流するそうです
これから復元にとりかかる計画中だとのことです
 
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神瀬の集落の入り口にある多種神祠
庚申さんもあれば皇大神も
山ノ神様もその激しい気性を静めるための異性のシンボルが供えてあります
 
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またまた42号線を歩き
すぐまた旧街道(今は舗装道路)へと分かれて
馬鹿曲がりという踏み切りにきました
 
しばらく進むとJRの軌道下の暗渠を通って道が
JRの軌道の向こう側へ抜ける場所へやってきました
が、大水の為に暗渠の中央にあった砂が流されて水嵩が高く
通行不能
 
そのまま直進することになりました
 
宮川に沿って蛇行して馬鹿ほどの曲がりを通るのでそんな名前がついたとか
途中に茶店があったが昼間だけ開店して夜は閉めて里へ帰っていたとか
それほど長い曲がりの道は夜は淋しいところだったようです
 
山裾の道を進み中部電力栃原変電所を過ぎて
茶畑が続きます
 
ここは宮川の川霧が発生して気温の寒暖の差が丁度お茶の栽培に適しており
古くから伊勢茶として生産されています
 
 
栃原にやってきました
こちらの旅館は伊勢から約八里
熊野への旅で初めて泊まるところです
他にも数件あったようですが現在も営業されているのはこちらだけのようです
 
 
 
 
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参宮道と伊勢街道の分岐です
 
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直進して道の両脇にお茶の冷蔵庫と書かれた古い建物が並んできました
栃原のお茶屋さんですね
 
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16:25 ゴールです
約18キロ
皆さん暑い中誰もリタイヤなく歩けました
 
公民館をお借りして汗びっしょりの服を着替えて
バスに乗って帰路に着きます
 
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皆様お疲れ様~
次月はここから田丸城跡まで
約15キロの予定です
 
 
 
いつも長~い
歩きの記事にお付き合いくださって
ありがとうございます
 
また次月も長くなるでしょうが
まぁ、気長にお読みくださいませね(^^)