あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

立里荒神(たてりこうじん)さんから荒神岳を経て北股集落へ(奈良県野迫川村)

2014-08-10 21:06:20 | お山(全国各地)
 
台風11号は長い時間をかけて各地に甚大な被害を与え日本海へと通過して行きましたね
被害を被られた方々にはお言葉も見つかりませんが
心よりお見舞い申し上げます
 
そしてこれよりまだ油断ならない北の地域の方々はくれぐれもご用心のほどを
 
さてここに記しますのは
2012年の紀伊半島の大水害の被災地でもあり
今回の台風の渦中でもあった奈良県野迫川村の記事ですので自重しておりました
どうぞ今回は被害のないようにと願ってTVにかじりついておりました
 
幸い今のところ野迫川村の被災のニュースがないので認めておきます
 
2014.07.31 (木)
 
陣ケ峰の記事は↓
http://blogs.yahoo.co.jp/otakeba_ba0707/16027004.html
 
後にしてバスで移動すること20分
 
野迫川村の役場前を通り、2012年の水害で被害に遭われた北股集落の方々が
つい先日まで暮らしておられた仮設住宅を目の当たりにして
立里荒神さんに着きました 11:25
 
もう少しひなびた趣があるのかと思っていただけに
立派な駐車場に宿泊施設や食事処にお土産屋さんまであるのは意外でした
まぁ、日本三大荒神さんで全国からの参拝が絶えないのだから当たり前のことでしょうか
 
イメージ 1

 
 
涼しいです
立派な山名板もあって大和の峰々(大峰の山々)がくっきりと見える大眺望です
 
 
山上ケ岳、大日山&稲村ケ岳、大普賢岳
 
良く見る方向とは真逆です
 
イメージ 2

 
 
 
 
弥山、八経ケ岳、小さく釈迦ケ岳も見えるかな?
 
イメージ 3

 
 
 
めはりずしのお弁当を頂いて昼食休憩
鮎の尾頭付きの煮物、少し薄味でした
大きな梅干しは母の味のようにしょっぱかった~~(^^;
めはりずしは一つ残しておきます
 
イメージ 4

 
 
休憩と展望を楽しんだら荒神さんへお参りです 12:05
 
千本鳥居(朱塗りではありませんが)を潜って結構な坂道をジグザグと登る
 
イメージ 5

 
 
鳥居は全国から寄進された証が記入されています
間にびっしりならぶ石柱も金一封とか壱百萬円也とか
 
立派な社殿(本殿)に着きました
 
立里荒神様
弘法大師が高野山を開山する際に勧進されたという神社で日本三大荒神のひとつとして
全国からその信望厚く参拝者が訪れているようです
荒神岳の山頂に位置するので眺望もよく雲海から登る日の出は絶景ですって!!
 
 
イメージ 6

 
 
 
ご神木は屋根を突き抜けても大事に祀られている
 
 
イメージ 7

 
 
お詣りを済ませると本殿の横手から山に分け入ります
あら~境内にもタマゴタケがありますよ~
写真撮ってる暇ないわ
俄かに曇り始め、おまけに雷様が天空で運動会を始めました
 
イメージ 8
 
 
少し登って到着、荒神岳 1250m
木が生い茂って展望はありません
 
三等三角点ですって
 
イメージ 9
イメージ 10
 
 
 
 
もうママコナの咲く季節になったのですね
 
イメージ 11
 
 
荒神岳からは急な下りになりました
道があるのかないのか不明瞭な稜線を前に付いて下ると
後ろのサブリーダーからちょっと待った~~!!
先頭のリーダーも下り過ぎたかとストップ、道がなぁい~~!!
 
んで、直ぐ右手に杣道のような踏み跡発見
でももう少し上の稜線まで後ろのグループは戻ります
 
イメージ 12イメージ 13
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ズルズルとつかみどころもない斜面を注意しながら下る
前のグループは杣道をトラバースしてやって来ました
合流出来て良かったよ
 
作業道のような道に出て少し平坦になりちょっと周りをキョロキョロする余裕も出てきました
 
あっ!!
タマゴタケ発見~~(^^)v
傘開いてるのもあるよ~~、誰か食べる~?
そう、ひとんちのだから写真に撮るだけにしとくね(笑)
 
イメージ 14
イメージ 15
 
 
 
こんな気持ちの良いふかふかの自然林を歩いたかと思うと
 
イメージ 16

 
植林地帯の急な登り、昔の人の山仕事は並並ならなかったんだね
 
 
イメージ 17
 
偽ピークを過ぎて何にもない植林のピークに地蔵岳はありました
山名板があまりにも控えめなのでちゃんと自作のを持参されてる方が貸してくださいました
標高は多分~~ 1153mかな? 13:15
 
イメージ 18
 
 
ここに下見に来た時に村役場の方に‘‘熊がいますからご用心!!”
と言われていたようです
時折、先頭のリーダーは笛を吹きながら行きます
 
イメージ 19
 
 
道の真ん中にそれらしき新しい糞がありました、色は黒っぽい
人様の物かな?と思える物でしたので写真はパス(^^;
 
雷が大運動会のクライマックス
雨が降り出した
 
合羽を着こんだら山が開けて明るくなりましたよ
 
いや、ここは2012年の紀伊半島を襲った大雨による大崩落地 13:40
下にある北股集落の方々が被災されて仮設住宅での生活を余儀なくされた場所です
 
集落までのこの山抜けの高さはいったいどのくらいなのでしょうか
 
イメージ 20
 
 
 
あまり先へ行かないで!!
 
イメージ 21
 
 
 
 
168号線の杉の湯の手前の崩落地も同じような状態で工事は一進一退ですね
 
その惨状を目のあたりにして言葉を失い
気楽に山を縦走してきた自分を少し恥じ入ったのでした
 
雨が、雷がひどくなりました
 
危険ですから大急ぎで下山です
 
崩落地から暫く道はありません
反対側から適当に斜面を滑り降りて作業道へ着地
 
イメージ 22
 
 
平坦な作業道らしき道に着地して暫く歩くとモノレールが現れました
まだ新しいレールです
工事用でしょうか
 
イメージ 23
 
 
作業用の物置小屋もあります
 
イメージ 24
 
 
モノレールに添って急坂を下ると北股集落に降りてきました
 
 
イメージ 25
 
 
 
集落の中を通ってバスの待つ車道へ 14:20
16:00頃を目標にしたましたが意外に早かった
雷のお蔭か?(^^;
 
イメージ 26
 
 
 
バスに乗りこんで野迫川温泉へと汗を流しに向かいます
 
途中通過する平家の落人、平維盛の最後の地とされる(説はいろいろあります、熊野にて入水したとか)
平(たいら)集落を経てホテル野迫川到着 14:50
 
時間が早いのでゆっくりと温泉に浸かって出発は1時間後
 
イメージ 27

 
 
 
いいお湯でした
ザックの整理をしてホテル前のいつもの神社にお参り
 
イメージ 28

 
あれれ?
みけさんが待ち受けてました (爆)
 
イメージ 29

 
 
 
帰路は来た道をバスに揺られて帰ります
 
皆、満足の寝顔です((^^))
 
橿原神宮駅にも18:00に着き遠い野迫川村まで出かけた割には早い帰宅でした
 
 
 
*************************************
 
 
どうぞこの度の台風での被害が出ておりませんように