2014.08.12 (火)
早いものだ、この東海自然歩道歩き、今回で第60回
もう5年にもなるのだ
なのにまだ東京高尾山までの半分も進んでいない
これじゃ足腰元気なうちにゴールできるのやらーー;
そんな泣き言を言ったって歩きは継続しなければ繋がらない
明け方まだ雨が残っている中、自宅を出て奈良学園前に7:00集合
生駒山を越えると空は低くざぁざぁぶりです><;
京都の木津川市に入ると小降りになりました
あまり早くスタート地点に着くと雨の中を歩く」ことになりそうです
時間調整と昼食を兼ねて、旧名鉄線谷汲駅で休憩です
かつての西国三十三ヶ所観音霊場巡りの結願寺、谷汲山華厳寺へのお詣りで賑わったのでしょうね
ゆっくりと食事してトイレを済ませ華厳寺の山門へと歩きのスタートです
前回、奥の院から下って参道を歩いていますので今日は華厳寺の本堂へと階段を上ります
今日はここ、鐘楼の横から山中に入り峠を越えて行きます
11:55 スタート
妙法ノ瀧に立ち寄りましたが一滴の水も滴っていません
あるのは石垣のみ、あれだけの雨が降ったのに一体水はどこへ流れているのでしょう
道はいよいよ山中へ
なんだかいや~な気配が漂います
本道と合流して山道が峠へとジグザグに登りはじめます
足元は沢の如し
倒木を跨ぎ垂れた枝を潜り
なんか足元がムズムズ
いるよ~~><;
今日の参加者は10名、そしてリーダーとサブリーダーの12名
後方が遅れてるけど待たないでとにかく峠まで行こう!!
息も切れ切れで峠に着きました 12:35
当初はここで昼食予定だったらしいが、とんでもないことだ!!
リーダーのズボンは血が滲んでいます
今日は運悪くスパッツを忘れたようできっちり膝裏まで侵入されて吸血の憂き目に会ったようです
その後ろを行くM氏の足元には数匹がーー;
遅れていた後方も上がってきました
女性が泥んこの足元を気にしてなかなか進めなかったようです
全員点検を済ませて峠を下って行きます
ところどころ水の流れが勢いづいています
神海(こうみ)へと下って行きます
林道のアスファルトの広場に出ました 13:00
ここで入念にチェック!!
リーダーは出血が止まりません
救急用の大判ガーゼ絆創膏を貼って凌ぎます
殆ど全員、靴に填まれたりズボンの裾に憑りつかれたり
お互いの後ろをくまなく点検したり
やっと空も明るくなり舗装道路の林道になって身も心も軽くなってきました
少し周りを見る余裕が出てきたと、その時
一人の女性の右手が真っ赤になってます
女性はびっくりしてます、言われるまで気づかなかったと言ってます
右手小指と薬指の間から出血が止まらなくなっていたのでした
傷テープを貼って一時しのぎで先へと歩きます
登り口にも咲いていたけど写真はボケボケでした
何故なら立ち止まって写してなんかいられなかった
ここにきてしゃがみ込んでも大丈夫なので一枚
ハグロソウだったかな
ヤブランもあった
オトコヤシに似てるけど小さすぎて上手く撮れない
やがて広い道路に合流した
ここで全員、スパッツを外し、一斉に隈なく再々のチェック
ワタシも恐る恐るスパッツを外しズボンの裾をめくって見ると
なんでやねん~><
まさに靴下の網目から侵入しようと試みているヤツがいた!
うへ~~!!いる~~と叫んだらH氏が殺虫スプレーでシュッシュと退治してくれた
スタート直前に入念に「ヒルまず進め!!」をスプレーしておいたのだがしぶといね~--;
今回は弾性ストッキング(ハイソックス)を中に履き込み靴下と二重履きしてきたので
吸血には至らなかったが靴下のみならきっと出血騒動だったろう
自然歩道は本来なら再び山中へとコース取りするのだがこの先が崩壊していて通行不可
もう今日は山道を行く気にはなれないから丁度良かった
根尾川に沿って県道をテクテクと歩く
濁流となって流れた跡がくっきりと残っている
岐礼の集落を通過
神海橋の袂で休憩 13:55
すると手を吸血された女性の肩でびよ~~~んと伸びてるヤツがいるではないか
またもう一人の峠で遅れたご婦人のズボンも何やら血が滲んでいる
ここはもう男性にお任せして退治してもらうより他ない
ご婦人は「もう死ぬかと思って登ってきたのにまだいるなんて~--;」と涙顔
アスファルトの上で10匹くらいがにょろにょろ、まだ様子を伺っている
このままここに放置したんではこの地の人に迷惑がかかります
息の根を止めておかねばなりません
しっかり殺虫剤を吹きかけお陀仏していただきました(完全に止まったかは未確認ーー;)
もうこの先は山道はありません
やっと足が軽くなりました
根尾川にかかる神海橋を渡って行きます
やがて田圃の中の樽見線を横断します
神海の集落を右に左にと進み何だか異様な匂いのするリサイクル工場を過ぎて行きます
狭い車道を積載率100%のトラックが行き交います
道に沿って流れる清流に少し心がなごみます
相当降ったであろうのに濁っていないと思ったらハリヨが住めるほど綺麗な河川なんですね
やっと今日のゴールです
湯ノ古公園のハリヨを観察してから帰りましょうかね~
どこにかくれんぼしてるのでしょうか~~;
ハリヨ、ハリヨ、
やっとやっとや~っとヒル様街道が終わりを告げたようです
さてさて次回はこの湯ノ古公園から鹿穴峠を越えて村山まで
え~~なんか鹿穴峠って怪しいですね~~~(^^;