2015.02.17 (火)
今日は古座街道歩きの第二回目(鳥渕神社~宇津木橋)です
誠に残念なのは、みけさんが膝を痛めて参加不可になったことーー;
楽しみが増えた熊野の街道歩きだったんですが不慮の事故なので致し方ありません
ワタシは至って元気ピンピンなので猫軍団長老のコッコさんと二人で参加してきました
大阪梅田を7:00に出発して和歌山入り
10:20 鳥渕神社に着いてストレッチして10分後スタートです
今日は標高400m余りの山登りなので二つのグループに分かれて行きます
ワタシ達は1班で先行です
語り部のえっちゃんが初めは飛ばしますよ~と速足で意気揚々と歩きだします
北向地蔵様、鹿供養碑と説明もそこそこに快調に飛ばします
県道から林道に入り払合川に沿って歩くと左側に立派な石垣が続きます
今は既に植林されていますが払合集落があったところだそうです
どんどんとあまりのスピードに後ろが離れてる~~と悲鳴が上がり休憩
暑くなってきたので衣服の調整をします
今日は雨の予報でしたが降りそうにありません
昨年の10月にジオパークに認定されて語り部さんもお勉強中とかで
1200万年前?の地層が見られる滝へと寄り道
昨日雨が降ったのでしっかり滝になってるはずでしたが~~~(^;^)
泥岩と砂岩の地層の重なりです
11:05 少し戻っていよいよ宇津木峠への登り口です
山道に慣れていない方も数人有りゆっくりと登ります
あまりゆっくりすると後続の2班に追いつかれます
植林地帯で杉の葉っぱはどこからが一つでしょうか、桧の葉っぱは?
ナチシダの葉っぱは?
えっちゃんがいろいろと教えてくれます
ちょっと休憩~~~の声が後ろからします
どんどん標高を上げて行きます
やっと平坦な場所で一服
これこれ段築(版築)の道です
熊野古道・大辺路(おおへち)歩きでも幾度も出てきました
小さなアップダウンは埋めて木槌でしっかり固めて歩き易くしたんですね
12:00展望が開けた場所で、 やっとこさのお昼です
お弁当は先月と同じ太陽さんのです
ウズラの燻玉はコッコさんからの差し入れです(^^)
これくらいの歩きではこのお弁当は多すぎます
帰りのおやつに目はり寿司を残しておきます
雲ってどんよりなのと前の山が邪魔をして白浜は良く見えません
田辺湾は確認できました
今日のビューポイントはこの一方向のみ
少し右奥に尖がった山を確認、多分?三星山かと思われます
汗をかきかき登ってきましたが標高500m程とはいえじっとしてると冷えてきます
さぁさぁ峠を越えて行きましょう 12:20
まだ少し登るようです
えっちゃん、えっちゃん、お地蔵様がいらっしゃるよ~
お~~見逃すところでした、良くぞ気づいてくれましたとさ~(笑)
焼地蔵様
山火事で焼けて分裂しちゃったんですって
どうやら峠もピークに達したようです
一旦林道に出て横切るようにしてまた古道は山に入ります
直ぐに峠の地蔵様が迎えてくれました
嘉永年間の物だとしたら江戸時代?
道は自然に下りはじめました
13:15 しっかりとした炭焼窯跡です
これも草木に埋もれていたのを
語り部さん達「おおへち刈ひらき隊」のメンバーさん達が掘り出されたそうです
結構な急坂を下ります
こんな物もありました、CATVって?
照葉樹林の径は心地よい足元
ウバメガシの林が続きます
お!下に見えてきたのは日置川の清流です
まだまだ急な下りが続きます
手弁当で木段を作ってくださったそうです
有難いことです
宇津木坂も道標地蔵様まで下ればやれやれです
14:20 沢に沿って進むと小さな橋を渡り宇津木の里へ出ました
すっかり青空が出てきてポカポカ陽気になりました
振り返り仰ぎ見る宇津木坂の山
宝蔵庵という里の墓所に立ち寄りナギの巨木に挨拶しておきます
ナギの葉っぱは葉脈が縦になってるんですよ
とても縁起が良いとされて昔から熊野では神社の境内に植えられていたようです
速玉大社の大木が有名ですね
2班の到着を待って合流してゴール地点を目指します
庚申さんが至る所に見られるのも熊野古道歩きでは珍しくありません
見ざる、言わざる、聞かざる~~~~(^^;
もう廃屋になってしまった里の家の周囲は梅の花が満開でした
日置川に沿って暫く上流へと宇津木橋を渡って今日のゴール地点です
下流に行くと途中に富田坂を越えて下って着く大辺路の安居の渡しがあります
15:00 橋を渡るとバスが待っていました
コミュニティバスのバス停
時刻表を見ると
これではツアーを頼るしかないですね
さて次月は山越え無しの15㎞ウオーク
のんびり歩きになるのかな
みけさんは全治一ケ月とのこと
次月の参加もきびしいかな?