2015/03/21 (土)
はぁ~~バタバタと東海自然歩道歩きと振り変えて何とか参加出来たよ (^^)
今回はみけさんもコッコさんもいないんだ
一人で参加、火曜日組が加わったのでバスは満員
と覚悟して7:00 梅田から次の集客地の天王寺へと向かう
三月の連休の土曜日とあって天王寺のバス集合地の駐車場が混んで時間オーバー
そして一人のお客さんが待てども来ない、10分経過で見切り発車
連絡着かなかったようです
皆さん二人掛けで窮屈そうです、
へへ;ラッキーなことに不参加となった方がワタシの隣の席だったようです
楽々二つのシートを独り占めして行けます、棚に上げていた荷物も隣のシートに降ろして行きましょう
天気も晴れ~~、バスの車中はゆっくりと足を投げ出し早くも居眠り
紀ノ川SAでトイレ休憩、ここも長蛇の列
阪和道を田辺のジャンクションを降りてやはり白浜方面への車で混雑
ようやく抜け出して椿温泉を通過、志原海岸に着いたら予定を一時間遅れて11:30
語り部さんが乗り込んで先月のゴール地点、すさみ町宇津木橋に到着
語り部さんの号令の元、皆でストレッチ
お弁当とお茶を受け取りいざスタート
もう12:05になってます
今日は日置川支流の城川に沿っての古道歩き
清流に沿って県道36号線を山中へと歩きます
スミレやアケビの花を見乍ら道草道中してると置いてけぼり
語り部さんのお話を聞くには走って追いつかねば
38名の参加ですので2班に別れての歩き
北の尻地蔵様
歯痛止めにご利益があるそうな ジロウボウエンゴサク、沢山咲いてたよ
小川(こがわ)地区に到着
令薬寺さんで遅くなったランチタイム
今日のお弁当はごく普通
令薬寺さんは耳の病気にご利益があるそうで穴の開いた石が沢山お供えしてあった
ご本尊様はお告げによって彫られたと言う薬師如来様、11世紀の作とか
隣には昔の筏流しの職人さん達が寝泊まりしたお家がまだ残っていた
トイレをお借りして午後の歩きのスタート
薬師如来様の腰かけ岩跡の祠
本来の古道は川の右手を通っているのだが途中で消滅してるので県道を行きます
個人のお宅の庭に観音堂がある
その昔、都から嫁入りしてきてくれた亡き妻を祀ったとか
道のすぐ横手に炭焼き窯跡が見えた
県道から少し離れて植林地を川に向かって下ったところに
「御薬師為天降所」の石柱
昔、昔、夜な夜なここで光が輝き30日ばかり続いたそうな
その後とあるお屋敷横の石の上で毎夜光り続け「薬師如来を祀るべし」
とのお告げがあり・・・それが先ほどの令薬寺ご本尊様の縁起だそうな
熊野古道歩きで良く目にするシシガキも見られる
県道に戻ってまだまだある平家落人の伝説を伺いながら
道標地蔵様を確認して、早くも出てきたマムシグサにあら~早いのねと語り掛け
少し息抜きに見事な河原のジオサイトで一服
14:50 城(じょう)地区にやってきました
消防署のトイレをお借りして休憩です
道の向かいの高台に秋には黄金の銀杏になるであろう大木が
それにしても見事な石垣ですね
西来寺さんは先の大火で焼けてしまったようです
郵便ポストも時代を感じます、横にあるのは大日如来様の石柱
そしてそのすぐ後ろは旅館だった建物
やがて小さな橋を渡って民家の横を通過して行きます
この民家の庭園に珍しい花が咲いていました
南方の花の様です、ゴモジュ
あの南方熊楠邸にあったのを貰い受けて移植されたとか
沈下橋は随分古くなったようです
大勢で渡るとギシギシと揺れるので間隔を取って渡りましょう
すさみ町と白浜町とを出たり入ったり
ここからはすさみ町で良いのかな
川向うの断崖は見事です
泥岩と砂岩の織りなす見事なジオサイト
その中腹辺りに水路も残っています
県道下に流れる城川の虎班岩が見れるのですが
何方か下まで行って見たい人ありますか
男性2人とワタシと語り部さんの4人が下りました
もっと近づきたいけど岩が濡れてます、ハイキングシューズではドボン~です
急斜面を這い上がると2班さんが来ていました
大急ぎで1班さんに合流
有縁無縁塔のお地蔵様を見て墓石もあったりする
旅の人や行商の人の亡骸を弔ったものだろう
やがてお地蔵様の横手から清水がしたたり落ちる赤いい色した岩が現れる
ベニマダラという藻が繁殖してこの色になってるのだとか
懸命に目を凝らして見るが藻の実態は暴けず~(^^;
清水は全くの無色透明、冷たくて美味しかった
城川にはガイタロ(カッパ)がいて淵に出て悪さをしたようですよ~
ワタシにはこの岩はタイガーが横たわっているように見えましたが
判りますか~~
ここの庚申さんはどこかユーモラスです
小さな宮の谷橋を渡ると小附(こつき)地区へと入ります
今では二軒のお家の方が住んでらっしゃるそうです
何れも高齢な様ですが軽トラックに乗ってお元気だとか
バス停はありますが予約制になってますね~
少し広くなった県道をそろそろゴールかと緩やかに登って行きます
まだですね~^^;
こんな畜舎跡もありましたよ
16:45 やっとゴール~~~
小学校の講堂跡大附診療所
今はもう開業してないのでしょうね
大附バス停には大型バスが乗り入れられませんので
何故かホテルの小型バスが待っていました
三番手でゴールしたので一人がけ席にでんと座ってホテルまで移動です
ホテルでトイレを済ませ乗って来た観光バスに乗り換えて
また混み合う阪和道から大阪へと帰ったのでした
梅田までバス移動したら30分以上も余計に時間がかかるので
天王寺から地下鉄で帰りました
今回の古座街道歩きは見どころ満載
歴史にも触れて城川のジオサイトの心地よい歩きでした
来月は法師峠越が待ってるのでこれまた楽しみです
峠と言っても高低差は284mですけどね(笑)