あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

日本三名山(三霊山)白山へ ③ (石川県白山市・岐阜県白川村)

2015-06-23 18:20:00 | お山(全国各地)

2015/06/17 (火)

 10:17 室堂小屋に丁寧にお辞儀をしてさぁ帰りましょうと外に出ると

おやおやおやーー;

完全にガスにまみれてしまいました

ほんの数メートル先が見えません

広い弥陀ヶ原で道迷いしたら大変
しっかりとyamaちゃんの後を追います


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登って来た砂防新道とこれから下る観光新道の分岐
帰りは岩を回り込んでレリーフを見乍ら下ります


ガーミンの電池を確認して目的地をセット

さぁ、いよいよ下山です 10:39

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程なく左へ大きく切れ込んだ嫌らしい雪渓のトラバース
アイゼン着けてないので全神経を集中して通過

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空はますます暗くなり何度も出現する雪渓に辟易しながら下ります

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雪渓がなくなるとお花畑の緩斜面が続きまたまた花の撮影会
いい加減にしないと後から下って来た方々に呆れられてしまいます

だけどさ~~~ハクサンチドリがゴゼンタチバナが、ツマトリソウが、~

下って行かないよ~~

なんだか冷たい物がポツリポツリし始めてやっと殿ケ池避難小屋が見えたので駆け足で下る

11:52 小屋に到着

完成して間もなくとても綺麗だ
毛布は一枚のみ
4~5人は雑魚寝余裕
トイレは男女別に設けてある

ここでこの先は激下りが待っているので合羽を着て
ザックカバーをしっかりと付ける

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何故か雨具を着けると雨がやむのよね~~なんて冗談は今回に限って通じず
石の階段道をジグザグと下っては尾根を歩きまたジグザグの石段坂
一度すってんと滑ってしまったよーー;
お~こわ!! 

それでも懲りずにニッコウキスゲの一番良い状態のを見つけると一枚だけねと立ち止まる

本当にこの辺でカメラは仕舞い込んで真剣に下らないとと雨が土砂降りになってきた

岩屋になったところでほんの少し雨宿り

止む訳なかろうが~と直ぐに歩きだす

12:20 いよいよに下りが急になってきた


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ガスが急に出ては引きを繰り返す

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ガスの下に登山道や林道が垣間見える

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 13:27 見逃しては最悪な事に陥るからと注意してきた分岐点までやってきた
まっすぐ行くと長い一ノ瀬登山口、車はそこにはないのだ


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別当出合への板切れの案内を頼りに左へ直角に曲がる

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そして真っ直ぐになってるかのような道をとにかく下る

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この石畳道は雪渓が融けた谷筋だ
虫がすこぶる多くなりおでこや耳たぶを刺されたーー;
う~~ん聞きしに勝る急坂
御前峰から下山中の白山市在住の若者に砂防新道の方が楽ですよ
と促されたはずだ
納得の急坂!!

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まだかまだかと師匠についてストックを頼りに支えながら下る

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14:10 やぁ~っと別当出合まで1㎞地点に降りてきた
やれやれ

15分見たらゴールだね~

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そうそう甘いもんかの観光新道
思いのほか小さなアップダウンを繰り返し林道が見え隠れしてぬか喜びの連続

14:30 結局15分の目論見が外れ20分もかかって別当出合登山口に無事に下山

室堂から実に4時間もかかった~~!!


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お疲れ様でした

おっとっとトイレ済ませて少し休憩したら車のところまであと一歩き

14:51
yamaちゃん号が待っていたよ~~~

へっとへと~~(--;


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駐車場に着いたら雨上がった (^^;

急いで靴を履き替え合羽をしまいこんで温泉に向かってくれるのでした

16:00 着いた!!

白峰温泉総湯

ゆっくりと二日分の汗を流してあ~至極の時間

今日で良かった、昨日なら定休日だったよ(^^;



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明日は仕事に出ねばなりません
yamaちゃん、疲れクライマックスだろうけど
あと一走り敦賀までお願いね~~

特急で帰るよ

でも時間を調べたら間に合いそうにないので結局、近江今津まで送ってもらったのでした



師匠のyamaちゃん
何から何までお世話になりました
随分勝手をいいわがままを通させてもらいました

本当に本当に
ありがとうございました


またこれに懲りずにどっか連れてってね~~(笑)


長い長い~~白山登山記にお付き合いくださった皆様にも
改めてお礼申し上げます



皆さま


おありがとうございました!!









日本三名山(三霊山)白山へ ② (石川県白山市・岐阜県白川村)

2015-06-23 14:00:54 | お山(全国各地)


2015/06/17 (水)

甚乃助避難小屋の夜は更けて
毛布一枚では寒くてあるもの全てを体に巻き眠りに着こうとするも
床を伝ってゴーゴー~~ウンゴウーーーの響き

耳栓持ってくるの忘れたなぁ

今何時?
まだ21:00、22:00、23:00
携帯繋がるから皆さんの記事をチェック
しかし少し寝ないとなぁ~
静かになったとうつうつしてるとトイレが我慢できなくなって起きる
24:00 少し寝れたかなと思うともう1:30
そろそろ若者たちが起きだすころだ

1:50 皆さんが起床
我等、高年者組はまだ体を横たえて毛布の中からおはようございますの挨拶
外に出て空を見上げると満点の星、天の川銀河に手が届きそうだ
これは早い出立ほど良いなぁ~
ということで遅れて出発の準備を始める
朝御飯は軽くおにぎり一個と行動食で済ませ歯磨きはお湯でうがい

2:30頃若者たちはスタートして行った
3:10 遅れること40分、小屋に忘れ物はないか点検して一夜のお礼を申してヘッデン着けてスタート

残雪にヘッデンの明かりが反射

念の為にワタシはアイゼンを装着して歩くことにした
あの若者たちですらきちんと装着して行ったものね

yamaちゃんはベテランです、無しでしっかり歩いて行きます

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小屋から残雪の斜面をヘッデンと若者たちの踏み跡を辿って進んでいたが
ネマガリタケの笹藪に行き当たってしまった
暫く急斜面で待機
yamaちゃんが正規の道を探し当ててくれるのを待つ間ふくらはぎがプルプル震えた

やっと階段道が現れてやれやれ~~

暫く登ると今度は雪渓のトラバース
昨日の雨で踏み跡が薄くなって今朝の若者たちも右往左往した様子

3:47 甚之助避難小屋からまだ0.3㎞しか登ってないよ

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まだほの暗い雪渓の斜面を注意しながら進む

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4:08  南竜道との分岐もどこから登るべきか悩み右往左往して結局違う道なき道へと進んだ!!


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ヘッデンも要らなくなって仕舞い込みちょっとした藪漕ぎを強いられたが
そのお蔭で大きなキヌガサソウがオッハヨ~~と待っていてくれた

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なんてことはないショートカットして登山道の残雪に飛び出たよ(^^;

もう大丈夫だ、空も随分明るくなって周辺の山並みがくっきりしてきた

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4:34 別山に朝日が当たっている
若者たちはきっと素晴らしい御来光を拝めたことだろう

この時点でお花見登山にスイッチが切り替わり
スローペースになった

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登山道に登りあげるといろんなお花たちが出迎えてくれて
挨拶をしながら進むのでカタツムリよりユックリズム
何度かトラバースする雪渓は気が抜けない

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室堂まであと1.8㎞
ゆっくり~~

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まぁだ0.4㎞しか登ってないよ

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花が何重にも咲いて更に足が進まない




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見晴らしの効く安定した場所でアイゼンをやっと外した

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5:27 延命水で喉を潤し空っぽのペットボトルを満タンにする


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黒ボコ岩が見えてきた


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下山予定の観光新道との分岐



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右へ室堂を目指します





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平坦な道が続くのかと思いましたがまだまだごろ石の登り


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弥陀ヶ原の夜明け~~
とっくに太陽が登ってるけどね

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見える山が歩いてる地点より低く思えます


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別山が見事です

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ヘリコプターがしきりに荷物を降ろして行きます

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南竜小屋を真下に見る展望台で暫く楽しみます

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7:00 やっと室堂小屋に到着です
4時間近くかかって登ってきましたよ~~
普通の方が別当出合から一気に登って来られるほどの時間がかかりましたーー;
若者たちは5:00頃に到着してご来光をしっかり楽しんだようです
クロユリが想像していたより小さくてかわいかったですと話してくれた

彼等はこれから下山してどこか観光地へ立ち寄って大阪へ帰るらしい
またどこかでお会いしましょうと爽やかに別れた

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6月30日から山小屋は営業開始で食事も提供できるようです

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トイレ休憩をしてヘリコプターの荷卸しを待って
御前峰へ登りに行きます
 7:17 ザックは山小屋に預けて飲料と行動食、カメラだけを持ってお手軽登山です

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クロユリを堪能して段々と登りがきつくなってきました

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陽射しがきつくなり暑くて上着は脱ぎます


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白山神社奥宮の屋根が少し見えてきました
最後の急登、がんばりまっしょ!!

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室堂山小屋が小さくなりました

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8:37 やっとこさで奥宮に到着
無事の登頂のお礼を申し上げます

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霊峰白山 御前峰(ごぜんがみね) 2702m

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剣ヶ峰(右)と 大汝峰(左)

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雪解け水が蒼く翠ケ池が見えてますね

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潜り岩はメタボには無理、剣ヶ峰を覗いて見た(笑!)

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山名板の名だたる名峰は霞んで見えなかったけれど
こんだけの青空が広がったことに感謝


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いつまでも山頂の景色は飽きないけれど
名残を惜しみ後ろ髪引かれながら下山の途に就きます


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下りは一気
30分で山小屋に到着


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お腹が空きました
しっかりと食べましょう
ラーメンとおにぎりの簡単なものですが
山小屋の許可を得てお湯が沸かせました

ありがたいことです

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しっかりと休憩を取ってトイレも済ませて
今度こそ駐車場へと下山開始です


つづく・・・・・










日本三名山(三霊山)白山へ ①(石川県白山市・岐阜県白川村)

2015-06-23 11:05:23 | お山(全国各地)

2015/06/16 (火)

山の師匠ことyamaちゃんが白山連れて行くよ!!
う~ん日帰りでは無理だ
たまたま連休にしていた16,17(火、水)
急に決まった
山小屋に一泊してゆっくり登山することになった、とは言え
師匠の待つJR湖西線近江今津駅まで大阪からチンタラと行くと一番早くても 7:36着

拾ってもらって高速に入る前にコンビニで食料と飲料を調達のはずが忘れて高速に入った

仕方ないので高速のSAのコンビニに停車、最低限の二日分のおにぎりやカップ麺を調達

車中から室堂の山小屋に予約の電話を入れた

途中、高速を降りると新しい道が出来ていたりして躊躇しながらyamaちゃん号は走る

無事に別当出合の一般車駐車場に到着
yamaちゃんはここまでマイカーで入ってきたのは初めてだったって
一ノ瀬登山口からは土、日、祝日、の通行規制日はマイカーは乗り入れられない

11:20 駐車場に着いて準備を整え 11:35いよいよスタート
遅いスタートだ
天気さえこのままならゆっくりと室堂の山小屋に向かっても18:00頃までには到着予定


目指す方角、雲行きは怪しいよ~~

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くるりと振り返ると優しげな山稜が見える

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10分程登ると登山バスセンターに着いた

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途端に雨が降り出した
早い人はもう下山して来られる
単独の男性は朝4時頃にスタートして登って来られたようです

滋賀県からの女性2人は昨日山小屋に泊まって下って来られたようです

雨脚がきつくなってきたのでyamaちゃんが本日の登山中止宣言!!

え~~~~!!
ふくれっ面のワタシにそこまで花探しに行くかと折れてくれました(笑)

 12:10頃 小降りになったのを見計らって トイレを済ませてザックをしっかり背負って行きます(^^;

砂防新道を散歩することになりました(笑!)

※ yamaちゃんからの頂き物の写真です
以降、ワタシが写ってるのは殆ど頂戴写真ばかりで~す


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吊り橋を渡ってワクワクしながら歩き始めます
雨なんて~雨なんて~~♪

いきなりノビネチドリの花がコンニチワ
これから一歩ずつしっかりお花見せて戴いて登りますね~~

もう登山道は右を見ても左を見ても珍しい花、花、花
一向に前に上に進みません

カメラが濡れるのも構わずにシャッター押しては立ち止まり

途中で一応観念して山小屋にキャンセルの電話を入れました



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13:25頃 やっと中飯場に到着

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水分補給して更に進みます
甚之助小屋まで1.9㎞ あと少し行って見ることにしました(^^;


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途中で若者が数人(女子もいる)、追い抜いて行く
室堂小屋泊りのようでせっせと登って行く
今からでも彼らが行くのならワタシも行けるかも~
俄然ファイトが湧いてきた~~~(無茶苦茶ですね、歳の差考えなよ~メメ)

雪渓が現れた

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雪解けの土からニョッキリ
不思議な芽立ちですね~

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覗いても何にも見えないしあまり先まで行かないよ

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雪渓を踏み跡を辿って登ります

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甚之助小屋まで1㎞を切ったよ
このまま行くよ~~(^^)

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別山も見えてきた

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木道滑らんように~~


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15:07 甚之助小屋まであと0.3Km
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この先分岐になってるから注意して登ってと下から指令が飛ぶ(笑)

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お!!小屋が見えてきた

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大きなでんでんむしがお出迎え


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15:07 甚之助小屋に到着

中に入らせてもらうと先ほど追い抜いて行った若者グループが合羽を脱いで寛いでいた
どうやら彼等はこの小屋に泊ることにしたようだ

yamaちゃんも小屋を確認してトイレも完備してるのでここに泊ることを決定

ふふふふ
今日はここで男子4名女子一名と=^_^=の6名が雑魚寝です
若い女子さんは二階のロフトに上がりました

垂直梯子、登るのはなんてことないけど夜中にトイレで踏み外したら元も子もないので
ワタシは一階の隅っこで寝ることにしました


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暫くおしゃべりしてると雨が止んで素晴らしい景色が広がりました

雲間に少し夕陽が射し何とも言えない風景を楽しみます

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思えば今日は近江今津で拾ってもらって車中でサンドイッチを食べただけ
お昼も食べずにここまで来ました
カップ麺とポテチとは何という取り合わせ
でもこれで十分

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お休みは各自に毛布一枚ずつ
夏布団が一枚余り
よかった人数分の毛布があって

皆、室堂の山小屋泊り予定してたのでシュラフは背負ってきてなかったんです
山は予定が狂うので万全にしないとダメですね~~

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日暮れまで外の景色と山の美味しい空気を存分に吸って過ごします


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19:00 そろそろ消灯

若者たちは翌朝2:00起床予定
ご来光を見るために出立だそうです


山小屋の明かりは自動センサー付き

皆が横になって身動きしなくなると自然に消灯します


窓の風よけの雨戸もピッタリ閉めてくれました

真っ暗になって
皆さん
おやすみなさ~~い


果たして甚之助小屋での一夜はどうなるのやら~~~(笑)


明日の晴れを信じて






古座街道路傍の自然・6月 (和歌山県古座川町)

2015-06-23 00:08:41 | 日記
 
2015/06/20.21 (土、日)

1400万年の昔のジオパークはその代表が一枚岩、そして虫食岩
奇岩や天に向かう岩山を眺めつつも足元にも目をやり歩くのは楽しい

名前は知ってるもの知らないもの
目にする物が新鮮だ

                                ネジバナ
                             
                            何度見てもカワイイ

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                             アブラギリの実


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これは準絶滅危惧種
シチョウゲ(紫丁花)
高い岩場に咲いてるのでズームしてもこの程度

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ネットからお借りしてきて見た
綺麗でカワイイ花ですね~

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クルマバナなのかしら?

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黒い傘だ (^^;

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カニさん
逃げないで !!


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小さな花が咲いてるのかと思ったら蝶々さんでした

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ひらひらら~羽を広げておくれ~

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神水爆の岩場に何か白い花が咲いている
遠くて判らない
気になるよ


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知らない土地の訪ねるのが大好きだ




記事が溜まってきたなぁ~~
眠いから今日はこの辺で