あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

東海自然歩道歩き・・・ 天子ケ岳~長者ケ岳~田貫湖 (静岡県富士宮市・山梨県南部町)

2018-04-14 09:23:40 | 東海自然歩道歩き

2018/04/10 (火)

<<<長~いトレイルは続いています・笑>>>

やっとやっと天子ケ岳と長者ケ岳の分岐の稜線に上がってきましたよ

15:45 になってしまいました

東海自然歩道は天子ケ岳は寄り道です
セオリーだともう下山を終了しないと危険な時間

秋ならつるべ落としでアウト!
しかぁし陽が長くなった春、この天気急変することもないでしょう

0.6km 25分(片道)

行くのだ(^^;


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まだ新芽が萌えだしていない樹間から富士山が見える!


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岩場の登りだ、え~もう足が登らんと言うてるよ~
なんなの行くと決めたら行くの!脳が命令します(笑)



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青い田貫湖も眼下に見えてきた

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0.6km 結構長い長過ぎる~
山頂はどこなの?

 小高い場所に山名板を見つけた

16:05 天子ケ岳 1330m

富士宮市の山名板はひっそりした物だ

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展望は無いのかと広場を見渡すと展望所への案内板があった




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唯一の富士山展望所

はい~! 雲一つない富士山で~す♪



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しっかりとお姿拝見したら引き返します

ちなみに天子ケ岳に口伝される物語
この付近に咲くヨウラクツツジの謂れ



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伝説の姫を祀るかのような小さな祠



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手を合わせて急ぎ足でピストン

往路で見つけたキクザキイチゲをパチリ



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16:25  再び分岐へ

いよいよ今日の締めくくりの長者ケ岳を目指す



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こちらが登りがきついかと覚悟していたが意外になだらかで素敵な自然林

ここにも沢山のイチゲが咲いている

もう制限時間オーバーだからとにかく山頂へ




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御多分にもれずのバイケイソウ畑


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ついに来た~~~~~~~!! 

16:45 長者ケ岳 1336m




こちらは当然、山梨百名山





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富士山をバックに贅沢なピース




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東海自然歩道の案内図

思わずタオルで拭こうとした(^^;



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ベンチがあるのでちょっと最後の休憩
水ももう底をついてきた
ペットボトル500ml2本とポットのお湯500mlだけの携行
途中、上佐野で自販機があると見込んでたが道間違ったために買えず

登りがきつかった割に汗もかかなかったので持ちこたえた

16:55 下山開始

毛無山も南アルプスも確認せずに下る





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降りてゆく田貫湖はまだまだ遠く下に見える




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東海自然歩道名物の木段や偽木丸太階段下りだが

途切れると今までのあのデンジャラスな道とは雲泥の差

ルンルンで下れる



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シンボルマークは全ての都道府県の道標になってますね



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軽快に下るがまだまだ田貫湖は下にある



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そろそろ今日の富士山カメラ納めとしましょう




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フジザクラだと思いましょうね(^^;



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この木段を下れば・・・・・



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17:45  休暇村への分岐点



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執拗に木段下りが続きくたびれる~~
振り返って撮ってみるがきつさは伝わらないなぁ



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もういい加減うんざりしてきたころ見覚えある登山口に降りてきた


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17:50 無事下山




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お世話になった細い竹杖さんに深々と頭を下げ両手を合わせそっと藪に帰した



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ここは 2016/11/06 奈交バスハイクのお手軽田貫湖畔ハイキングで訪ねた場所


ここから朝霧高原根原まで繋がりましたよ


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田貫湖畔を少しだけパチリ

桜満開ですね~
18:00ですから薄暗いけど目視では綺麗です


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2時間前にあの天子ケ岳にいたんですね~~



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さぁバス停までもうひと頑張り

田貫湖南バス停へ向かうはずが何故か本栖湖表示の車道を歩いている

疲れて頭も耄碌したか

引き返すのは止めて田貫湖入り口バス停へ


18:20 無事ほんまに無事に到着~~~(^^)

文字盤も霞んで見えませんがな

ところでこっちはバスあったかしらん?

すると猪ノ頭公園行きのバスが登って行った!

ということはあのバスが下ってくるぞ

目を細めて見ると18:37 富士宮駅行最終便がある
良かった

しかしバスは40分になっても来ない
段々不安に駆られだす、おまけにヘッデンつけないと街灯もない
バス停は一本表示、反対側で待ってくださいとありベンチなどない

結構車が飛ばして行く

なかなか来ないバスを待っていると1台の車が前で止って
どちらまで行かれます?
富士宮駅までなんですがバス遅れてるのかこないです~

親切な方夜道だから声かけてくれたのよね(^^;

話してると来た来た~~
バスがきました

お声掛けありがとうございます

バスに乗り込む

乗客は市街地までワタシ一人






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運転手さんにいろいろ話を伺って駅近くの日帰り温泉を紹介してもらう

富士宮駅に19:20 頃 到着
19:40 バスを乗り換えて20:00 頃 静岡中央銀行前で下車

富嶽温泉 花の湯で一時間800円で今日の疲れを癒した

食事も21:30 最終オーダーということで一人風呂上がりの打ち上げを済ませ
バス便はないのでタクシー奮発して富士宮駅へ

22:21発の夜行バスで大阪への帰路についた


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今回もロングトレイル
無事に終えることができました

富士山の力は偉大です!!


山のセオリーを無視してまでチャレンジした私を最後まで見届けてくれました


富士山に感謝 💛


ちなみにヤマップは2つの山をインストールして繋いで歩きました

井出駅~思親山~上佐野

4時間44分
11.3km
標高差 887m
累積標高上り/下り 1398m/1148m

上佐野~天子ケ岳・長者ケ岳~田貫湖入り口バス停

5時間33分
13.1km
標高差 947m
累積標高上り/下り 1573m/1300m



この先にこれ以上の無茶な歩きはありません
あと少し富士山麓を歩けば東海自然歩道本コースは繋がります

ラストウオークまであと2日間くらいかな~

気候の良い時にの~んびり歩こうと思っております


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ながながダラダラな記事にお付き合い下さり
ありがとうございました


感謝 !!


東海自然歩道歩き・・・ 佐野峠~上佐野~天子ケ岳分岐 (山梨県南部町・静岡県富士見市)

2018-04-14 00:15:00 | 東海自然歩道歩き

2018/04/10 (火)

<<<続き~>>>

見事な富士山に見とれている場合ではありません
まだ11:40 エスケープしません!

佐野峠から更に下って行きます

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ゲートをすり抜けてガードレールの横ちょからいきなり急斜面を鉄階段で下る


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伐採された跡地に苗を植えたのか動物除けの柵があり開閉して下る

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ニリンソウとジロボウエンゴサクが出迎えてくれた


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これは初めて見たような?
もしかしてルイヨウボタン?

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まだ富士山が見える~~

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ヤマシャクヤクの葉っぱに似てるなぁ?



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ガラガラのジグザグ斜面を転ばないように且つ速足で下る


直角に下るので鎖が付けられていた

天子ケ岳表示が出た!


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涸れ沢を鉄の橋を渡る


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見上げるともう富士山は見えない


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ガレた斜面下りが一段落し
小さな沢を渡る

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歩き易い植林帯になった

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下って行くと茶畑の中に小さな集落が見えてきた



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バス停が見えたので上佐野かと思い行ってみたら
あら違いました~



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ちょっと方向を間違って逆へと進みかけたが地図を確認して直ぐに方向転換

すると、くーさんに借りている東海自然歩道30選に書かれている
マムシの養殖場が目の前に><;

走って行きすぎます(^^;


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今日のコース上で唯一の宿泊可能な清涼荘
先にここで宿泊して歩かれた先輩ブロガーさんが推奨してくださった
自炊だが格安で宿泊できる
が、事前に南部町役場に書類申し込みをしないとならないので
私のように決まった休みしか出て来れない者には雨でも降ろうものならキャンセル面倒

今日の天気なら申し分なく宿泊せずに何とか歩けそうだ


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一泊して歩けば余裕の道のりなのだが
行くしかござらぬ~~!!
天使ならぬ天子ケ岳


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東海自然歩道の古い案内板は倒れて字も消えてしまっている


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12:45 やっと上佐野バス停

ここが今日の最後のエスケープ地点
今なら13:00 過ぎのバスが内船駅へ向けてある
渓流釣りを終えた方とご挨拶


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静岡県さんに頂戴した地図には井出駅からここ上佐野まで270分とサラッっと記入されているのみ

実際に亀足の私は7:45~12:45 休憩しながら5時間もかかった!



お腹が減ってきた~~
どこか休憩場所ないかなぁ
しかし静かな集落、誰もいません

道が二手に分岐、でも案内板はありません
まぁここは右下でしょう


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橋を渡り直ぐに東海自然歩道は右へ曲がる


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どうやら登山口の様です
遭難事故多発
クマ注意!!(--;

気が滅入るよな "(-""-)"



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不安定な急ごしらえのパイプ橋を渡って山へ入る


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もうここでエネルギー補給しておかないとこの先急登りが続く

12:55 明るい場所で石に腰を下ろしてランチタイム~~

カップ麺とビスケット

汁も一滴残さずに完食(笑)


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さぁもう戻れませんよおタケさん!!

13:10 気合いを入れなおして出発だ!!



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少しずつジグザグと登りになるころ前方から男性お二人下ってこられた

少しお話をさせていただくと朝8時に田貫湖を出発してこられたとのこと

今ならあの鬱陶しいヒルが居ないので快適に歩けますよと

この先の道の様子をお聞きすると少し手は入ってますが荒れてます
くれぐれも気を付けて無理はしないで

私の持っている細い竹杖にそれではおぼつかないなぁと笑っておられる

あ、大丈夫ですちゃんと一本ストック持ってますから~~(^^;

時計を見てやはり不安そうなお顔
お二人は先ほどの上佐野に車を置いておられてもう間もなく歩きも終わりなのだとか

ご忠告ありがとうございます
でもここで引き返すわけにはまいりません
重々気を付けて行きます

男性方と別れて上を目指す


道が消え沢の石に赤ペンキで矢印



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苔むした沢のごろ石地帯を抜ける
いかにもこれからの季節は出そうだ><;

急登が続きだし七曲りに気持ちが凹む



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小さな花に励まされる
ユリワサビ?


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天子ケ岳の案内板に今どのあたりだろうかとヤマップを見ればまだまだ~


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植林帯のきつい登りが続く



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もう時間を忘れてただひたすら歩く



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まだ分岐まで3.7kmもある

きつい登り


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エンレイソウだ♪


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自然林になって明るくなった
岩が苔むして雰囲気がいい



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喜びは束の間
皆さんの記事に出てきた写真の場面が現れた!!

斜面に木桟橋が設えてあるがかなり古い
緊張しながら渡る
踏み外せば這い上がれないほどの谷間へ真っ逆さま~@@



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桟橋を凌げば細いトラバース

まだこれくらいなら大丈夫


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出会ったお二人が仰ってたのがこれだろうか?
確かに危険過ぎる!!
ロープに頼る訳には行かないがバランス崩したらアウト!!

足元のザレた石と共に滑落だ ☢


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進むに従ってザレザレ、斜面に手を着いて一歩一歩慎重に冷や汗かきながら前進

時間かかる


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やっと平行に歩ける場所に出ると見事なミツバツツジ



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足元の登山道の石の間にフデリンドウ

あまり俯くと転げ落ちるよ~~メメ;


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まだ天子ケ岳とだけの表示
なかなか着きません


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足元の石にご親切な携帯電波状況が書かれてます


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え~~~~まだ2.4㎞もあるの~~あ~あ~



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緊張のガレザレ場を過ぎたらなんと!
信じられない~!! 下ります、しかもまたもザレザレの急下り(泣)


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もうヤケクソで乗り越えて行きます


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やっと青空が近くなりました
何とか尾根に上がれそうです

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浮石に乗らないように足場を探りながらジグザグと登り樹林帯に入る


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やっと安全地帯へ乗り上げました


15:45 天子ケ岳と長者ケ岳分岐に到着~~

はぁ~~疲れた


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もう二度と歩けないなと思えるほどの崩れ様
これは今後も風雨に荒れ行くばかり
ルートの再整備が必要ですね~~

さてどうしますかおタケさん


<<<続くのです>>>