へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

こんな所にも格差が

2007年04月22日 04時20分41秒 | Weblog
ブルーザリガニの子供たち。
偶然見つけたのだが、同時に生まれたのにも拘らず、著しい成長に差が出ているのである。
大きいものは4センチ位になっているのに、まだ1センチ位の個体が居るのである。
飼育水槽の中だから生き延びているのでだろうか?。
自然界では、「生き延びるのはかなり難しいかもしれない」、と言うより、無事に生き残れるのは、1%にも満たない極わずかである。
弱肉強食の自然界では、常に死と隣り合わせなのである。
生命力の弱いもの、病気のものなどは、自然淘汰されてしまう。
人間の目から見ると「可哀相」と思えることも、「種を維持する」為にはやむをえない事である。
「可哀相」だと思う気持ちは大切だとは思うのだが・・・?。
ある部分で「心を鬼」にしなければいけないと思う。
「可哀相」と思ってした事が、「新たな可哀相」の元になる事もあるのだ。
人類だけが、物を作り出す事が出来る。
感情と言う物も持ち合わせている。
どちらも自然界には存在しない物である。
しかし、これらの事が「人類の将来」に、大きな問題を残しつつあるのでは?。
「人類は永遠に発展する」と言う神話じみた考えがあるが、地球と言う限られた環境の中では、とても無理な事では無いだろうか?。
微妙なバランスの下で成り立っていたい地球を、人類が「破壊」しているような気がしてならない。
当然私も、その「共犯者」なのだが。
化石燃料の枯渇、地球の温暖化などの問題で、省エネが叫ばれているが、どれほどの効果が有るのであろう?。
今となっては、最早「手遅れ」では無いだろうか?。
ブログを書くようになって、益々そう感じるようになって来た。
残された手段は「延命治療」と言うところか。
目の前の問題だけに取り組み、「自分の時代」だけ何とか乗り切る。
それによって発生する「新たな問題」は次の世代に「ツケ」を回す。
温暖化問題で、バイオ燃料が注目されているが、その事により、飼料用の穀物の値段が上がってきている。
飼料の値段が上がれば、当然の結果、酪農、養豚、養鶏などの経営を圧迫する。
飼料用の穀物が値上がりすれば、当然の結果として、人間が直接口にする食用穀物も値上がりするのである。
私が常日頃口にする「風が吹くと桶屋が儲かる」とは、この事なのです。
何か新しい事をすれば、その事が「新たな問題」を引き起こし、そしてまた「新たな問題」を引き起こす、・・・・・・。
何処までこんな「下らない事」を続けるつもりだろう?。

コメント
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