へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

今年もオカヤドカリの季節到来

2007年04月25日 04時24分06秒 | Weblog
暖かくなって来たので、今年もオカヤドカリが店頭で売られるようになった。
相変わらず、愛好家に不評な「パック入り」である。
ターゲットは当然の事、子供たちだから「きちんとした説明」などしても、理解してもらうのは難しいだろう。
「冬は加温が必要で、飼育は簡単ではない・・・・・」、等と説明したら、売れる物も売れなくなり、経営が成り立たない。
売られているオカヤドカリの命は、秋まで持てばよい方で、殆どはひと夏の命である。
愛好家達から見ると「可哀相だ」「命を粗末にしている」等と言う言葉が発せられるだろうが・・・・・。
オカヤドカリの命を大切にする事で「命の大切さ」を教えると言うが、本当にそうであろうか?。
現実は、それ程生易しい事ではないと思う。
あれこれ批判している人たちだって、子供の頃にどれだけ生き物の命を奪ってきた事か。
私自身も、数多くの生き物の命を奪ってきた。
人間は、いきなり大人になるわけではない。
大人の目から見れば残酷な事も、子供が成長して行く為にはどうしても通らなければならない「関門」のような気がする。
子供は好奇心が旺盛ですが、飽きるのも早いものです。
大人と同じ様に、一つの事に夢中になる子供の方がおかしいのではないでしょうか?。
オカヤドカリの命の心配をする人たちが、ゴキブリ等の命は「ないがしろ」にする。
これは明らかな差別ではないだろうか?。
自分が可愛い、綺麗だと思うものは大切にするが、それ以外のものは粗末にする。
これは、自分が気に入らない者、目障りな者に危害を加える事と同じではないだろうか?。
ゴキブリにだって生きる権利は有る筈です。
ゴキブリにとって不運な事は、人間にとって醜悪で病原菌の運び屋だと言う事です。
ゴキブリがもっと綺麗で可愛かったらどうでしょう?。
皆さんが可愛がっているペットから移される病気も少なくありません。
「差別をしてはいけない」等と言いながら、無意識のうちに差別をしている。
なんとも矛盾した話ではないだろうか?。
オカヤドカリ愛好家は、「オタク」な人が多いようなので、ナニを言っても無駄かもしれない。
様々なオタクを見ていると、自分の世界にどっぷりと浸かって、周りの意見などまるで気にならないようである。
私は、趣味が多いのだが、決してオタクにはならない。
コメント
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