優等生の答えであれば「どちらも大切」と言う事になるのだろうが、どちらも大切にするためにはどのようにすればよいのであろうか?。
私自身が高齢者なので、通常であれば「高齢者寄りの意見」を書く事になるのであるが、それでは「へそ曲がりの名が廃る」と言う事になるので、敢えて中立の立場に立って書いて見たい。
極めて「現実的で冷酷な考え方」をすれば、「高齢者がいなくなったとしても若い世代は成り立つが、若い世代がいなってしまえば高齢者は生きてゆけない」と言う決定的な違いが存在する。
人口に占める年齢構成が、「ピラミッド型社会」であれば安定した社会構造を維持できるのだが、高齢者が増えることによって起きる「釣鐘型社会」は非常に危険な状態と言うべきで、近い将来に「逆ピラミッド型社会」に進む危険性をはらんでいる。
医療技術の発達により、「助からない命が助かるようになる」と言う事が高齢化社会を招き、高齢者の増加と高度な医療技術が「健康保険財政を圧迫する」と言う副作用をもたらし、その結果として「後期高齢者医療制度」と言うものが必要になったのである。
それでは、現状の「後期高齢者医療制度」で十分なのかと言えば、「この程度では焼け石に水」と言うより仕方ないのではないだろうか?。
「年寄りは死ねと言うのか!」と言う話があるが、「自分の身は自分で守る」と言うことも少しは考えるべきだと思うのだが・・・・。
若い世代ばかり当てにしていれば、仮の話、若い世代がつぶれてしまえば「年よりもつぶれる」と言う事になり、「元も子もない」と言う事になってしまう。
「年寄りは大変だ」と言う話もあるが、これからの「先行き不透明な時代」を考えれば「若い世代はもっと大変だ」と言う事になるであろう。
私自身、66年人間をやってきて感じることは、今の高齢者は「アリとキリギリス」の、キリギリスと同じに思えてならない。
全ての高齢者がそうではないのだが、多くの高齢者の話を聞いていると「いい大人が甘ったれた事を言うな!」と言いたくなってしまう。
私自身は、「そんな高齢者にはなりたくない」と思ってはいるのだが・・・・。
2008.06.14.
追記します
この記事は7年以上も前に書いたので、今は後期高齢者の仲間入り寸前になっています。
そして「そんな高齢者にはなりたくない」と言う願望も空しく、健康保険財政の悪化に手を貸す身と成り果てています。
なので、若い世代には申し訳ない思いで一杯です。
正直な話し、気楽な稼業は、サラリーマンではなく「能天気な高齢者」の方なのです。
が、議員さんたちにとっては大事な「票田」である。
日本は数が物を言う社会である。
「穀潰し」ではあっても、1票にかわりは無いので、何とも困った問題でもあるのです。
私自身が高齢者なので、通常であれば「高齢者寄りの意見」を書く事になるのであるが、それでは「へそ曲がりの名が廃る」と言う事になるので、敢えて中立の立場に立って書いて見たい。
極めて「現実的で冷酷な考え方」をすれば、「高齢者がいなくなったとしても若い世代は成り立つが、若い世代がいなってしまえば高齢者は生きてゆけない」と言う決定的な違いが存在する。
人口に占める年齢構成が、「ピラミッド型社会」であれば安定した社会構造を維持できるのだが、高齢者が増えることによって起きる「釣鐘型社会」は非常に危険な状態と言うべきで、近い将来に「逆ピラミッド型社会」に進む危険性をはらんでいる。
医療技術の発達により、「助からない命が助かるようになる」と言う事が高齢化社会を招き、高齢者の増加と高度な医療技術が「健康保険財政を圧迫する」と言う副作用をもたらし、その結果として「後期高齢者医療制度」と言うものが必要になったのである。
それでは、現状の「後期高齢者医療制度」で十分なのかと言えば、「この程度では焼け石に水」と言うより仕方ないのではないだろうか?。
「年寄りは死ねと言うのか!」と言う話があるが、「自分の身は自分で守る」と言うことも少しは考えるべきだと思うのだが・・・・。
若い世代ばかり当てにしていれば、仮の話、若い世代がつぶれてしまえば「年よりもつぶれる」と言う事になり、「元も子もない」と言う事になってしまう。
「年寄りは大変だ」と言う話もあるが、これからの「先行き不透明な時代」を考えれば「若い世代はもっと大変だ」と言う事になるであろう。
私自身、66年人間をやってきて感じることは、今の高齢者は「アリとキリギリス」の、キリギリスと同じに思えてならない。
全ての高齢者がそうではないのだが、多くの高齢者の話を聞いていると「いい大人が甘ったれた事を言うな!」と言いたくなってしまう。
私自身は、「そんな高齢者にはなりたくない」と思ってはいるのだが・・・・。
2008.06.14.
追記します
この記事は7年以上も前に書いたので、今は後期高齢者の仲間入り寸前になっています。
そして「そんな高齢者にはなりたくない」と言う願望も空しく、健康保険財政の悪化に手を貸す身と成り果てています。
なので、若い世代には申し訳ない思いで一杯です。
正直な話し、気楽な稼業は、サラリーマンではなく「能天気な高齢者」の方なのです。
が、議員さんたちにとっては大事な「票田」である。
日本は数が物を言う社会である。
「穀潰し」ではあっても、1票にかわりは無いので、何とも困った問題でもあるのです。