へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

刃をもって事を成せば・・・・・・

2008年09月03日 04時22分38秒 | Weblog
テレビドラマ「篤姫」の中で、薩摩藩主「島津斉彬」の言った言葉なのだが、「刃」の部分を変えるといろいろなことに当てはまることを知っているだろうか・・・・。
刃を「安売り」に変えて考えてみると、どこかの店が安売りをすれば、他の店も対抗して安売りを始め、「安売り合戦」が始まってしまうのである。
「値段が下がる」と言うことは、単純に考えると「消費者にとっては喜ばしいこと」と言えなくもないのだが、その結果として「体力のない零細な店が消える」と言うことになり、「格差が大きくなる」と言う副作用が出てくるのである。
かなり前の話だが、「価格破壊」と言う言葉がはやったが、その結果が現在の姿なのである。
政治の場においても、刃を「目先の選挙対策用の政策」に変えて考えてみてほしい。
「目先の選挙対策用の政策」では、「日本の将来」などと言うことは微塵も考えられていないのだから、オーバーな言い方かもしれないが「日本の将来は闇の中」と言えないだろうか・・・・。
どちらに進んでも問題が山積みの現状は「前門のトラ、後門の狼」と同じ事で、「無傷で済ませる」などと言うことは到底不可能なことで、「如何に傷を浅くするか」と言うことを考えるべきだと思うのだが・・・・。
福田総理の後任に麻生さんが立候補するようであるが、私に言わせれば「誰がやったって結果は同じようなもの」と言う状態の中で「良くぞ立候補する気になった」と言いたいのだが、これもめぐり合わせなのだろう。
「火中の栗を拾う」のと同じようなもので、大怪我をしないように祈るしかないのだろうか・・・・。
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