へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

びっくり法律旅行社

2008年01月12日 03時34分36秒 | Weblog
NHKが放送している番組の題名であるが、「法律」と付く割にはお笑い番組に近い感じがする。
世界各国の「チョット変わった法律」を紹介しているのだが、日本ではとても考えられないような法律が有る。
今回と、前回だったと思うのだが、飲酒に関する法律が紹介されていた。
今回の話すは、サンフランシスコの話だったのだが、「鍵を持った人が酔って運転席に座ってはいけない」と言うのである。
日本では「酔いが醒めるまで運転席で休憩」と言う人もいるが、これもダメだと言う。
「助手席か後部座席ならOK」だと言う。
確か、その前の回だと思うのだが、北欧の確かフィランドだと記憶しているのだが(間違っていたらごめんなさい)、お酒を提供する店で、店員が「このお客さんは酔っている」と判断した場合は、「それ以上お酒を売ってはいけない」と言うのである。
「その判定をする専門の人」が居り、違反すると「営業停止も有る」と言うのである。
日本では到底考えられない話ではないか。
これでは日本が「酔っ払い天国」と言われても仕方ない。
もう一つ、記憶が定かではないので申し訳ないのだが、確かドイツかフランスの話だったと思うのだが、「お酒の話をすると嬉しそうになる人」は、「アルコール依存症の第一段階である」と言う話も聞いた事が有る。
早い段階から「アルコール依存の危険性」を訴えているのである。
日常生活の中に、ビール、ワインなどを飲む習慣の有る国にも拘らず、日本ほど「飲酒運転事故の問題」が起きていないのは、「国民の意識の違い」に因るものではないだろうか。
明治維新までの「鎖国政策」により、「欧米先進国の文化に触れる機会」を持てなかった日本が、開国後の急速な発展に「文化」と言うものが疎かになってしまったように感じる。
これは、現在の中国にも言えることである。
中国政府は、しきりに「今や上海は香港を追い抜いた」などと宣伝しているのだが、昨年上海から香港へ始めて行った時のことを思い出す。
確かに、「数字の上」だけを見れば「上海は香港を追い越した」と言えるのだろうが、「住んでいる人のマナー・文化の違い」では、「雲泥の差」がある。
香港では、歩いてる人を見れば「香港の人か大陸の人か」、簡単に見分ける事が出来る。
それ程「歴然とした差」があろのだ。
日本も確かに「経済大国」にはなったのだが、、「文化大国には程遠い」と言うのが現実であろう。
「地球温暖化」と言う「重大な問題を抱えた」現状を考えると、「経済大国競争」を止めて「文化大国競争」に「針路変更」をするべきだと思うのだが。
「ナンバーワン」ではなく、「オンリーワン」を目指すべきではないだろうか。
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