へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

賞味期限に対する過剰反応

2007年11月14日 04時21分10秒 | Weblog
或るスーパーでの出来事。
私より明らかに年上と思われる女性が、店員に文句を言っていた。
客「この商品(缶詰)の賞味期限は長すぎる、メーカーで日にちを打ち間違えているのではないか?」
店員「・・・・・・」、どう答えてよいかわからないらしい。
客「責任者を呼びなさい!」
店員「少々お待ちください」
店長がやってきて色々説明するが、どうも納得が行かないらしい。
しばらくやり取りしてから「二度とこの店には来ない!」と言って出て行った。
私より年上なのだから、賞味期限など表示が無い時代に育っている筈である。
一部の悪い人たちの為に、賞味期限に対して過敏になっているのである。
缶詰などは、元々長期保存する為に作られた物で、2年や3年で悪くなるものではない。
私の若い頃は「作って1年未満の物は美味しくない」と言っていたものである。
時代が変わって、味覚も変わってしまった様である。
私の場合、賞味期限は「一つの参考資料」程度に考えている。
賞味期限が過ぎていても、まず「目と鼻で確認」して、次に「舌で確認」と言う事になる。
多少でも心配な時は「加熱処理」し、それも無理な時に始めて「廃棄処分」と言う事になる。
昔の人は全てこの様にしていたのである。
「大量生産、大量消費」と言う時代が何時までも続くわけではない。
「デフレ下の物価上昇」と言う事になれば、「嫌でもそうならざるを得ない」のでは?。
便利な世の中になって、人間の「五感」が鈍っている。
五感だけではない、暑さ寒さに対する抵抗力も弱くなっている。
これから本格的に寒くなると言うのに、灯油、電気、ガスの値上がりが家計を直撃する。
家計ばかりではない、人間社会全体に及ぶのだから大変な事になる。
今のうちに、「五感と抵抗力」を付けておくのが得策だと思うのだが。
資源を持たない日本が「資源ナショナリズム」に対抗する手立ては無いに等しい。
「インド洋における給油活動の停止」も、「マイナス要因」になるのではないだろうか?。
「専守防衛」と言うが、原油を始めとする資源を「海外に頼る」日本、その輸送ルート(シーレーンと言う大動脈)の安全は、一体誰が守っているのであろうか?。
昔から「海外協力」に消極的な日本、これからはそれが「アダ」になるのではないだろうか?。
いい加減で「島国根性」を捨てなければ、国際社会の中で「孤立」する事になるであろう。
「資源ナショナリズム」に対応するには「友好な関係」が必要になるであろう。
日本人の苦手な分野である。

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1 コメント

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賞味期限について ()
2007-11-16 02:10:56
賞味期限と消費期限とではまた違いますし、今の時代賞味期限の偽造が多すぎるのもおばさんが過剰反応する原因の一つではないでしょうか?確かに昔はおじさんの言う通りの感じでした。私も缶詰などは缶が膨らまない限り大丈夫だと教わりましたし、今もさほど缶詰などは賞味期限は気にしていません。ただ人それぞれ感じ方・捉え方が違うので、何とも言いかねますが…。
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