日本人の思いやりは、いかなるものか。民族はそれをどうして持つようになったか。
思いをやる、という、語源解釈でよいか。
漢語と和語に、この語の由来をたずねると、忖度の語を調べて、ルビを振る、おもいやり があった。あるいは、同情(オモヒヤリ)という例がある。
日本国語大辞典
おもい‐やり[おもひ‥] 【思遣】
解説・用例
〔名〕
(1)推察。想像。思慮分別。
*蜻蛉日記〔974頃〕上・康保四年「奥 . . . 本文を読む
リマインダーに1年前の記事が届く。まったく相も変らぬ様子である。こうするうちに体力の衰えを感じるわけだから、両肩の痛みも手の握りようも、毎朝の目覚めとともに日に増す。自覚するは、この年を境に世に言う後期高齢の歩みを始めることによる、なにがしかのことである。
足に腰にとあらわれることは、日々の歩数の記録が伝えてくれる。週の平均が1000となるような、毎日6000歩数をこなせば、このようなかけ離れた . . . 本文を読む