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じょうひん、げひん

2020-06-06 | 日本語百科

品がよい 品がない と用いると、ひん しな 2つの読みがある。品格をおもえば、人について言うごとわかる。品物となれば、品質なのだが、おれは、しなもの ひんしつ と読み分けられない。つまり、モノについての語となる。くひん には、俳句の品格の意味となるが、くほん には、仏教語がある、くぼん と濁ることがない、ところが、九品には、じょうぼん、ちゅうぼん、げぼん、というように、階級また種類分けがあって、ひん ある なし の語句となっている。 ところが、デジタル大辞泉には、じょうひん、げひん この名詞用法と形容動詞用法で意味が異なるとする解説がある。


デジタル大辞泉の解説
[名]品質のよいこと。また、高級品。「上品だけを扱う老舗(しにせ)」⇔下品。
[形動][文][ナリ]品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。


九品 くほん と読む。3×3で分類。三三品、さんさんぼん。上品、下品 じょうひん げひん の語源とされる。

デジタル大辞泉の解説
[名]品質のよいこと。また、高級品。「上品だけを扱う老舗(しにせ)」⇔下品。
[形動][文][ナリ]品格のあるさま。品のよいさま。また、味などの洗練されているさま。


ウイキペディアより
>中国では、人物や物の性質を分類したが、まずはじめに、上品(じょうぼん)・中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)の3つに大きく分け、これら一品ずつにまたそれぞれ上中下の三品があるとした。これを三三九品ともいう。 上品上生を最高の往生を占めすと言い「力端印」と呼ばれる。

>仏教(特に浄土教)では、衆生の機根の違いによって、同じ極楽浄土へ往生するにも、9つのパターンがあると『観無量寿経』に説かれている。またこれを九品往生ともいう。
九品のそれぞれはこれは「○品○生」(○は上・中・下)と言い、「○生」の読みはそれぞれ上生(じょうしょう)、中生(ちゅうしょう)、下生(げしょう)である。


デジタル大辞泉より
く‐ほん【九▽品】 の解説
1 仏語。
㋐浄土教で、極楽往生の際の九つの階位。上中下の三品 (さんぼん) を、さらにそれぞれ上中下に分けたもの。上品上生 (じょうぼんじょうしょう) ・上品中生・上品下生 (げしょう) ・中品上生・中品中生・中品下生・下品 (げぼん) 上生・下品中生・下品下生の九つ。ここのしな。
㋑「九品浄土」「九品往生」「九品蓮台」などの略。


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