感染は2日で拡大しているという。感染力が強いのでなく、はやい。
検査日数は数日、かかる。これは保健所による手続きなどの検査能力の問題らしい。
検査そのものはすぐにわかるようになってきているという。発熱の前に喉が痛むという。
喉頭で宿主となるから、オミクロンは肺に入るよりも、口中であっと広がっている。
医師が早期に発見して手当てをすれば、軽症でもなく治癒するらしいが、いまの体制では手が出せない。
感染症の指定類わけが障害となる。政府は専門家に頼る結果、厚労省のシステムで弱気が続く。
人の言うことばかりを聞くという、後手に回った現状が見えていない。
ウイルスの専門学者の見解がオミクロンに当てはまって、それがわかればわかるほどに、新型コロナの活動は人間の愚鈍さを超えて先回りして、10代20代の弱いところを宿主として猛烈に活動をするかのようである。
矛盾の状況に、メディアはあおり運転の運転者のような無謀に目覚めていない。
まず、感染とその結果発表は日数が前後しているため、そのデータを見て、感染対策にはならない。倍々の所以である。
次に、医師の手当てが間に合う早期発症に検査日数後の結果で対応する医療行政に手遅れ状況がある。入院とか隔離とか、治しもしない恐ろしさ。
そして喉頭の感染の拡大症状に感染者が気づく行動をしないで軽症を繰り返すデータの見方の不足がある。ウイルスによるとは、いつ、どこで。
さらに、感染学者と医療従事者にある組織的な効率の悪い議論が、covid-19によって見透かされているような状況である。
政府はブースター接種のワクチン入手に失敗している、この現政権であると、いつまでもおっとり刀の様子に国民の人心が離れつつあるのをわからないでいる。地方行政の首長の無駄口ばかりが聞こえてくる。
厚労省の大臣が会見し、総理が何かを言い、ワクチン担当相が何をか言い出しても、どれ一つ、見通しと安心を与える言葉がない。
ひとびとは、うがいの消毒薬で喉を守って、雑菌の入りこむすきをつくらないように摂生するしかない。
この状況の最大の困難点は、治療薬がないウイルスによって引き起こす肺炎の恐ろしさを、誰が認識しているのか、ということである。
時事ドットコムニュース
感染最多4.9万人超 4日連続、東京9699人―新型コロナ
2022年01月21日20時11分
> 新型コロナウイルスの国内感染者は21日、新たに4万9854人が確認され、4日連続で過去最多を更新し、5万人に迫った。全国の重症者は前日比117人増の404人。死者は9人だった。
東京新聞
「タカをくくってはならない」オミクロン株 専門家警鐘 重症化率低くても医療逼迫の懸念
2022年1月10日 06時00分
東京新聞
第6波「オミクロン株」の重症化率は?第5波よりどのくらい低い?東大チームが推計してみると…<新型コロナ>
2022年1月14日 06時00分
https://covid19outputjapan.github.io/JP/icudeathmonitoring.html
第六波の重症化率・致死率: 東京
2022/1/19 22:00神戸新聞NEXT
新型コロナ第6波 際立つ子どもの感染拡大 20代以下が全体の6割に
> 新型コロナウイルス流行の第6波では、兵庫県内でも若者や子どもの感染の多さが際立っている。19日時点で感染者の約3割を20代が占め、20代以下では全体の6割近くに上る。行動範囲の広さや学校での集団生活を通して、感染が広がりやすいとみられる。
昨夏の第5波でも若い世代の感染が増え、20代は昨春の第4波の17%から24%に上昇。10代は15%、10歳未満は9%となり、それぞれ5ポイント程度増えていた。
第6波はそうした傾向がさらに顕著となった。20代が29%を占め、10代は21%、10歳未満は8%となっている。15日からの5日間だけで20代以下は約4300人の感染が判明した。
県によると、県内では1月に入り、少なくとも中学校で12件、高校で8件、大学で2件、保育所で3件のクラスター(感染者集団)を確認。中高は部活動での感染拡大が目立つ。
県感染症対策課の担当者は「20代は行動範囲が広く、10代以下は学校園での集団生活で感染が広がりやすい。休憩時間や給食、部活動などマスクを外す場面では特に注意が必要になる」とした。(井川朋宏)