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悲しみは空の、思い遥か

2022-01-20 | BS放送

悠々自適とはどんなものか、ことかと、思ってきたが、俗世間のわずらわしさを超越するには及ばず、自分の好きなように安らかに暮らすなど、程遠いのは、辞書の説明にそんなふうに書いてあるからだろう。自分の好きなようにとは、昼下がり、テレビのままに洋画を観るようなことか。本日をもって長の務めを果たし終えてかろうじての出勤もこれで終わった。そんなと、思ったら、健康が許す限りの、もう1年の週1半期の出勤あることを、そんな日に、BSシネマの話で、続けての話題となる。

R.E.M. - Imitation Of Life (Official Music Video) 原題を検索したら、にぎやかい。

原題は、Imitation of Life、ウイキペディアによると、1934年に『模倣の人生』と、視聴したのは再映画化作品のようである。

悲しみは空の彼方に
>映画批評家によるレビュー
Rotten Tomatoesによれば、27件の評論のうち高評価は81%にあたる22件で、平均点は10点満点中7.6点、批評家の一致した見解は「ダグラス・サークは『模倣の人生』を豪華にリメイクし、人種差別への批判と鋭いエッジを加えて、破壊的な力を持つ挑戦的なメロドラマを生み出している。」となっている。 Metacriticによれば、16件の評論のうち、高評価は15件、賛否混在は1件、低評価はなく、平均点は100点満点中87点となっている



悲しみは空の彼方に
劇場公開日 1959年5月26日
>解説
1934年にクローデット・コルベール主演で映画化されたファニー・ハーストのベスト・セラーの再映画化で、暗い宿命に泣く女の悲しみを描くメロドラマ。脚色はエリノア・グリフィンとアラン・スコットの共同。監督は「愛する時と死する時」のダグラス・サーク。撮影は「暴れ者」のラッセル・メティ。主演は「青春物語」のララナ・ターナー、「愛する時と死する時」のジョン・ギャビン、それに新人のサンドラ・ディー、「地獄の戦線」のスーザン・コーナー、「南部の反逆者」のファンタ・ムーア、「黄昏に帰れ」のダン・オハーリー等。製作はロス・ハンター。
1959年製作/アメリカ
原題:Imitation of Life
配給:ユニヴァーサル

ストーリー
1947年ー美貌の未亡人ローラ(ララナ・ターナー)は1人娘のスージーとコニー・アイランドの謝肉祭にやって来た。そこで黒人女アニー(ファンタ・ムーア)と知りあった。アニーは白人の夫に捨てられ、8歳になる娘サラ・ジェーンを連れて職を探していた。2人は同じ身の上に同情しあい、ローラの家で一緒に暮すことになった。ローラはブロードウェイの舞台女優の口を探していた。2組の母娘がコニー・アイランドで知りあった日、彼女らの写真を撮ってくれた青年スティーブ(ジョン・ギャビン)がローラを訪ねて来た。アニーはスティーブと俳優のよく集る食堂に行った。そこで配役周旋屋のアレンを知った。彼は新作劇の配役をしていた。これを聞いたローラは、アレンの事務所に急いだ。うまく取り入って採用されるばかりになったが、好色なアレンにいいよられて、ローラは逃げて帰って来た。アニーの献身的な働きぶりで、ローラの家庭は明るくなった。ただ、父親の血を引いて白人と変りない美少女のサラ・ジェーンは、母が黒人であることを苦にして暗い気持になりがちだった。スティーブは広告社に宣伝写真家として就職したのを機会に、ローラに求婚した。ところが、ローラは新進劇作家エドワーズに見い出され、一躍有名女優に成り上がったため、すでにスティーブのことは忘れていた。10年の歳月が流れた。ーローラの貧しい暮らしも、今では豪壮な邸宅に住むようになった。スージー(サンドラ・ディー)は学校の寄宿舎に入り、サラ・ジェーン(スーザン・コーナー)は夜間図書館に勤めていた。ある晩、楽屋でローラは広告会社の社長になったスティーブに会った。彼は世界旅行に彼女を誘ったが、イタリアでの映画出演を理由に断った。サラ・ジェーンには白人の恋人がいた。しかし、母が黒人のために彼は彼女から離れていった。アニーは健康を害し、サラ・ジェーンは失恋が原因でヤケになり、ナイト・クラブに勤めるようになった。アニーは病気をおして、サラ・ジェーンを迎えに行った。が、彼女は一緒に帰ろうとしなかった。イタリアから帰ったローラははじめて自分の空虚な生活に気づいた。アニーの病気が重くなった。彼女は息を引きとる前に、最後の望みとして、盛大な葬式をしてくれといった。葬儀の日、葬列の行進が始ると、群衆をわけて、サラ・ジェーンが走り寄って来た。彼女は母の柩にすがり、いつまでも泣き伏していた。






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