コラム日本語日記に ごむだん を紹介する。これで4回目の連載になる。なかなかに面白いのだけれど、2円のゴムだん という表現で1956年出版の小説から採録するが、難しいことである。
輪ゴムのことかと推測すれば段跳びだねと連想してそれがその通りであるというだけの話になる。しかし今やネット検索の時代だからそこまでの探求を書くか書かないかで趣きが異なる。まして2円は高いのになぁ。この方が現代としてのとらえ方に。
興味を以てあらぬほうに話題を展開するわけでもないが、箱売りは680本で230円と見えて、100均での商品はさらにどうなのか、というように調べてしまう。
それで検索語をゴム弾ならぬ、ごむだん とすれば、次がヒットする。
東京のほぉ~言!! 朝日新聞デジタルトップ
ごむだん 《意味》ごむを張って跳び越す遊び 《分布》東京、埼玉、神奈川、沖縄
署名記事で執筆者は、三井はるみ・国立国語研究所助教と見える。
さらにYouTubeには2015年公開の動画がある。
https://www.youtube.com/watch?v=0Ox0114w-58
ゴムダン 109,980 回視聴 2015/09/25
もう少し詳しく、ほかのを見れば、ゴムの素材が異なる場合もあるから、ごむだん は遊びに知る人が多い。
ゴム段(ゴムとび)【1・2段】のステップ
飛翔訓練project風翼花
31万 回視聴 9 年前 子どもの体力向上
小説の発表時期が1950年代の半ばであるからこの語の初出を調べると何かわかるかもしれない。ただ、ごむだん ゴム跳びになるかどうか。
https://ameblo.jp/hitomi-ongaku/entry-12656013735.html
28年経ってゴム飛びの歌の元になった歌を知った☆
2021年02月11日