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日本語の変化4

2015-03-11 | 日本語文法
日本語の変化の現象に誤用のことがある。言語の変化で誤用研究があり、日本語の変化というときの誤用とは同じようでも、異なるところがあり、日本語の誤用をさすときは日本語の用法の問題になることが多い。そこでは、規範とは異なる日本語の表現や運用を記述することがある。これについて、誤用は、言語学上の概念ではない、とする言及があって、誤用研究をどうとらえるかが基本になる。誤用には、文字、綴り、音韻、形態、語形、意味、統語など、レベルがありうる、として、記述言語学の見方がある。その一方で言語教育において、言語習得のうち、語用を分類して、>誤用は大きく、「脱落(omission)
付加(addition) 誤形成(misformation) 混同(alternating form) 位置(misordering) その他」の6種類に分類 という説明で行われるものがある。日本語教育、そこで議論されるのは第2言語習得研究における学習上のことがらである。


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日本語動詞の変化
日本語言葉の変化
日本語意味の変化
日本語の音韻変化
日本語発音の変化
古代日本語の形態変化
言葉の変化例
物理変化の例
不可逆変化の例
日本語の変化


日本語の誤用研究
https://www.jpf.go.jp/j/japanese/survey/tsushin/.../tushin40_p14-15.pdf

誤用研究(error analysis)
>誤用研究(error analysis)は、学習者がおかす誤りについて、どのような誤りが存在するのか、なぜ誤りをするのか、そして、どのように訂正すればよいかなどを考え、日本語教育、日本語文法理論などに役立てようとする研究です。
>誤用の要因は、母語干渉(interference of mother tongues)による誤りと母語干渉以外の誤りに分けられます。母語干渉以外の誤りは、言語内の誤り:目標言語(target language)の構造そのものが困難であったり、既習の言語規則を未知の構造に適用しようとした際の誤り{類推(analogy)・過剰般化(overgeneralization)}、
発達上の誤り、誘発された誤り、伝達方略に基づく誤り、学習方略による誤り、また、単に不注意による誤りもあります。



F]PDF (200KB) - 国立国語研究所
www.ninjal.ac.jp/publication/review/07/pdf/NINJAL-PReview0708.pdf
新野直哉 著 - ‎引用元 1 - ‎関連記事

新野直哉 著
『現代日本語における進行中の変化の研究―「誤用」「気づかない変化」を中心に―』
ひつじ研究叢書(言語編)第 93 巻  2011 年 2 月 ひつじ書房 
http://www.ninjal.ac.jp/publication/review/07/pdf/NINJAL-PReview0708.pdf


序章 本書の目的と概要
第 1 部 現代日本語の「誤用」
 第 1 章 “役不足”の「誤用」について
 第 2 章 “なにげに”について―その発生と流布,意味変化

第 1 部第 1 章の“役不足”は,「間違った日本語」の代表格といっていい事例である。これまで,筆者以外にこの語について,用例を分析して「誤用」の生まれた原因・過程を考察するなどして本格的に論じた研究者は,皆無に等しかった。そこで,これまでの筆者の研究をまとめ,さらに新たな用例やそれに基づく考察などを織り込んで書き改めたのが第 1 章である。「誤用」の初例は昭和一けたにまで遡れること,「誤用」例は“力不足”に置き換えろ,との従来の指摘は必ずしも適切でないことなどを述べている。 
一方,第 2 章で取り上げた“なにげに”は,1980 年代半ばすぎからしばしばメディアに取り上げられるようになった語である。この語について,実例の分析とアンケート結果の考察などの成果をまとめた。“役不足”“なにげに”のいずれも一般によく知られた事例で,20 年以上にわたり「日本語本」やマスメディアで取り上げられていながら,歴史的研究として本格的に論じた研究文献は極めて少ないという共通点がある。

第 2 部 「“全然”+肯定」をめぐる研究
 第 1 章 「“全然”+肯定」の実態と「迷信」
 第 2 章 「“全然”+肯定」に関する近年の研究史概観
 第 3 章 各種データベースによる実例の調査結果とその分析

第 2 部で取り上げた「“全然”+肯定」とは,「全然おもしろい」「全然おいしい」のような,副詞“全然”が“ない”(形容詞,助動詞)・“ず”(助動詞)およびそれらの派生語(“なくす”“なくなる”など)以外の語を修飾している例のことである。この事例も「言葉の乱れ」「間違った日本語」の定番中の定番と呼んでいい。この問題について,筆者がこれまで発表してきた論考を増補のうえ再編集し,第 1 章~第 3 章とした。この問題に関する先行文献は,学術論文のみならず,「日本語本」や新聞・雑誌記事など広い範囲に数多く存在する。その内容を整理したうえで,各種データベースを利用して採集した多くの用例を分析した。その結果,「“全然”は本来否定を伴うべき副詞である」という社会一般に流布した「迷信」は,かつてほどではないにせよ依然根強いこと,従来言われてきた「同じ肯定を伴う“全然”でも,戦前のそれは<何から何まで,完全に>の意で,今日のそれは<とても,非常に>の意である」という論は不適切であること,今日の“全然”の被修飾語は形式上肯定であっても,語の意味あるいは場面・文脈のレベルで必ず「否定」の要素を持っていることなどが明らかになった。その一方で,「迷信」がいつごろどのように生まれ,拡大・浸透したのかを解明するという,大きな課題も残った。

第 3 部 現代日本語の「気づかない変化」
 第 1 章 “いやがうえにも”の意味変化について―「いやがうえにも盛り上がる」とは?
 第 2 章 “返り討ち”の意味変化について 
 第 3 章 “ていたらく”について―「ていたらくな自分」とは?
 第 4 章 “万端”の意味・用法について―今日と明治~昭和戦前との比較

第 3 部では,現代日本語における「気づかない変化」の事例について論じた。「気づかない変化」とは筆者の造語である。第 1 部,第 2 部で扱った“役不足”“なにげに”「“全然”+肯定」などのように,変化が言葉に関心の深い人々の間には広く知られ,「言葉の乱れ」「間違った日本語」の一例としてしばしば槍玉に挙げられる事例がある。一方,第 4部第 1 章で取り上げた“適当”のように,変化していることは広く知られていながら全く「誤用」視されない事例もある。そしてさらに,言葉に関心の深い人々にすら,変化していること自体ほとんど認識されず,言わば「深く静かに」変化が進行していると考えられるものもある。そのような事例が「気づかない変化」なのである。 ヒントとなったのは,方言研究の分野で使われる,「気づかない(「気づかれにくい」「気がつきにくい」などとも)方言」という概念である。これは<使用者が方言ではなく,全国共通語であると思っている方言現象>のことであるが,その中には,同じ語形の語が共通語にもあるが意味がずれている,という場合が多い。

第 4 部 そのほかの注目すべき言語変化
 第 1 章 “適当”の意味・用法について―「適当な答」は正解か不正解か
 第 2 章 “のうてんき”の意味・表記について

 第 4 部には,「誤用」とは呼びがたく,「気づかない変化」の定義にも当てはまらないが,現代日本語において進行中である注目すべき変化の事例を,2 件収めた。 
第 1 章では,“適当”に着目した。この語は,「適当に答える」というのが<適切に答える>という意味にも<いいかげんに答える>という意味にもなるように,ほぼ正反対の意味で併用されている。この語についての現時点までの調査結果や,他の研究者の文献の概観などを示した。そして,意味変化の経緯は,「あまりとことんやらない方がいいことを<ほどほどに>しておくこと」を「度をわきまえている」としてプラス評価する場合に限って使われていたのが,「徹底的にやることが望ましいことを<ほどほどに>しておくこと」を「手抜き」としてマイナスと評価する場合にも使われるようになった,と考えられること,マイナス評価の意味の初例は大正末期にまで遡れることなどを述べた。
第 2 章で取り上げた“のうてんき”は,近世期には主に<向こう見ず>という意味で使われたが,今日では<陽気,楽天的>や<無分別,愚か>,さらに<危機感がない,楽観的すぎる>などさまざまな意味で使われる。また表記にも「能天気」「脳天気」「ノー天気」「ノー
テンキ」といったゆれが見られる。それらの現状について各種データベースによる検索の結果などに基づいて論じた。

終章 本書をまとめるにあたって

本書は,2009 年に東北大学大学院文学研究科に提出した,東北大学審査学位論文(博士)『現代日本語における進行中の変化の研究―「誤用」「気づかない変化」を中心に』に加筆・修正を行ったものである。




http://dic.nicovideo.jp/a/誤用の多い日本語の一覧

単語記事: 誤用の多い日本語の一覧

概要編纂方針誤用の多い日本語の一覧転用により意味が変化した日本語の一覧関連項目掲示板

ここでは、本来の意味と慣用的な意味に大きな違いが見られる日本語及び一般に普及している外来語を一覧する。

編纂方針
「誤用」というより「転用」と言ったほうが近い用例が増えたので表を分割しました。「誤用」と「転用」の線引きは、一般的な国語辞典/百科事典に正しい用法として掲載されているかどうか、で行います(「転じて、~として使われる」なども含む)。

誤用の多い日本語の一覧

単語・慣用句
本来の用法
慣用的な用法

悪運が強い
悪いことをしてもその報いを受けない
運の悪い事態に遭っても(ほとんど)被害を受けない

アダルトチルドレン
機能不全家庭に育ったため様々なトラウマを引きずったまま成人した人
子供っぽい大人のこと(語の発祥「アダルトチルドレン・オブ・アルコホリック」を知らないことなどから来た誤解)
圧巻
(その作品などにおいて)最も優れているところ
圧倒的な力で相手を押さえつけること
アッラー
日本語の「神」に相当するアラビア語の普通名詞(英語の「God」に同じ)
イスラム教の神様の名前
網棚
手荷物などを乗せるため、鉄道車両の天井近くに設置されている網状の棚
左記のほか、板状やパイプ状などの網状ではない鉄道車両のあらゆる形状の荷物棚
雨模様
雨が降りそうな天気
雨が降りがちな天気
あわや
もう少しで好ましくない結果になりそうだった、危うく
もう少しで、あと一歩で
いぎたない
無節操に眠る、寝相が悪い
    見苦しい、汚い
いそいそと
動作にうれしさがあふれているさま。
気付かれないように行動するさま。こそこそと。
一姫二太郎
子供は最初が女の子で次に男の子が生まれるのが理想的だ。
女の子が一人、男の子が二人の三兄弟(が良い)。
一本締め
手を3拍・3拍・3拍・1拍のリズムで叩く動作を1回行うこと。
手を1回だけ叩くこと。→一丁締め
wiki
ウェブブラウザを利用してWebサーバ上のハイパーテキスト文書を書き換えるシステムの一種。WikiWiki。
「Wikipedia」の略。
穿った見方
うまく本質をついた見方
    ひねくれた見方
浮(き)足立つ
不安で落ち着かなくなる
浮かれて落ち着かなくなる
雨後のたけのこ
同時期に多くの物事が現れること
成長が早いこと
閲覧する
書物・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと
動画や芸術作品などを観ること
王道
人民に対して恵み深く、思いやりのある政治。もしくは、容易な方法。
正攻法、定番、お決まりの(ベタな)展開
押っ取り刀
急いで。
おっとりと。ゆっくりのんびりした様子で。
おもむろに
ゆっくりと
突然、急に
御の字
非常にありがたいこと
一応、納得はできる状態
解雇
使用者側から雇用契約を解除すること
芸能人やスポーツ選手(力士を除く)等の専属契約(委任または請負契約)の解除、及び会社役員の解任
外向的
関心が自分の外側にあり、判断基準を周りの環境に求めること。社交的であるか、内気であるかは問わない。
(単なる)社交的(な人)
課金
利用料金を徴収すること
利用料金を支払うこと
確信犯
自らの行為が正しいと信じて行動を起こす人物
自らの行為の結果を予想した上で行動を起こす人物
割愛する
惜しみながらも手放す
必要ないもの(文字列・機能など)を省略する
辛党
酒が好きな人
辛いものが好きな人
枯れ木も山のにぎわい
どんなにつまらないものでも、ないよりはましだ
どんなにつまらないものでも、多く集めるとにぎやかに感じられる。特に一箇所に多くの人が集まることを指す。
元旦
一月一日(元日)の朝
一月一日(元日)
閑話休題
余談はさておき。話を本筋に戻すが。
話は変わるが。ここからは余談だが。
気が[気の]置けない
気を使う必要がないほど親しい
油断ができない
切欠
一部を欠けさせた物
物事が始まる理由となった出来事(「切っ掛け」の誤字)
奇特な
人並み優れた、感心な
奇妙な、変な
逆切れ
(逆ギレ) 本来怒られる側にある人間が、自分は正しいと開き直って相手を怒ること。
(些細なことをきっかけに)相手に対して怒り出すこと。逆上すること。
給与(給料)
雇用主から従業員へ支払われる労働の対価(給与所得)
芸能人やスポーツ選手(力士を除く)等に支払われる報酬(事業所得に該当する)
琴線に触れる
感動する、感銘を受ける
怒りを買う
君子は豹変す
徳の高い人間は過ちを認め、すぐに改める
徳の高い人間は時として態度や考えを急変させる
逆鱗に触れる
目上の人を怒らせる
怒らせる
檄を飛ばす
自らの意見を広め、大衆に同意を求める
激励する、元気のないものに強く刺激・指示・命令を出す
下世話
俗世間の人々が一般によくする話や言葉 品性下劣な話題の話
号泣する
大声で泣く 激しく泣く
更迭
ある地位に就いている人を別の人と変えること。 ある地位に就いている人を辞めさせること。
光年 光が一年かかって進む距離を基にした長さの単位 長い時間
こころやり 鬱憤晴らし 思いやり、気遣い
姑息な
その場しのぎの 卑怯な
拘る
一つのことについて強く思い入れたり、執着したりすること 完成度を上げるために、細部にまで手を抜かないこと
小春日和
晩秋~初冬の季節に、一時的に春のような温かい気候が訪れる様子
    年明け~初春にかけて暖かくなり、春の訪れを感じる様子
最高学府
その国の教育機関の種類のうち、最も高次のもの。日本では大学のこと。
その国の教育機関のうち、最も水準の高いもの。日本では東京大学のこと。
逆恨み
恨みに思う人から逆に恨まれること、または好意を曲解して相手を恨むこと
  謂れのない恨みを無関係の第三者に向けること。→お門違い、または八つ当たり
詐欺 他人をだまして、金品・財産を奪ったり損害を与えたりすること より広く、だまされること
(話の)さわり 話の要点 話の最初の部分
恣意的に 自分勝手に わざと、作為的に
潮時 ちょうどよい時期 物事の終わり、限界、これ以上続けても見込みが無い(と判断した)時期。
敷居が高い 相手に不義理があり、近寄りがたい 上品すぎて加わりにくい、ハードルが高い
失笑 こらえきれずに笑う(ネット用語の「噴いた」と同意) 嘲り笑う(→冷笑)、笑いが取れない状態
篠を突く 雨の勢いが激しいことのたとえ 雨が静かに降ることのたとえ
弱冠 男子の20歳 年齢の前に付けて、若いことを強調する語
召還 元の場所に呼び戻す 現在地に呼び付ける(召喚の誤字)
初老 40歳の異称 60歳前後の異称
ジンクス 縁起が悪いとされている物事。 (良し悪しにかかわらず)縁起をかつぐ対象とする物事。
深夜バス 路線バス運行終了後の深夜時間帯に同じ路線を通常の2~3倍の増運賃で運行するバス 夜行バスのこと
すべからく (「~べき」で呼応して)当然~べき すべて
住めば都 どんな場所でも住めば都のように住み良く感じるものだ 住むならば都や都会がよい
性癖 人間の癖、行動の傾向 性的嗜好
世界観 世界についての統一的な見方 (創作作品などにおける)世界設定、その人固有の独特な世界の見方・捉え方
世間ずれ 世渡りを繰り返して、ずる賢くなっている 世間一般の考え方と違う
セレブ 名士・有名人(→セレブリティ) (単なる)金持ち(の女性)
戦艦 打撃力、航続能力に優れた大型戦闘艦 軍艦
洗脳 (主に肉体的・精神的苦痛を与えるなどして)その人の思想を根本から変えてしまうこと 他者に歪んだ情報や思想を叩き込み、自分の意のままに他者を操ること→マインドコントロール
ぞっとしない 面白くない、感心しない 怖くない
他山の石 参考にするべき他人の失敗 手本にするべき他人の行為
たそがれる 日が暮れて暗くなる、盛りを過ぎる 物思いに耽る
断末魔 死の間際 死の間際にあげる悲鳴
知恵熱 生後半年から1年ぐらいの乳児にみられる発熱。 よく頭を働かせたときに、頭に感じられる熱感あるいは実際に出た熱。
泥酔 立つことが困難となり、正体をなくすほどひどく酔いつぶれること 単にひどく酔うこと、酔っ払いの状態→酩酊
手をこまねく[こまぬく] 行動を起こすべき時に何もせずにいる 準備して待ち構える
電車 電気を動力源とする鉄道車両 あらゆる鉄道車両
天地無用 上下逆さまにしてはいけない。 上下逆さまにしてもよい。
時を分かたず いつも すぐに
鳥肌が立つ 寒さや恐怖で皮膚に鳥肌が現れる 感動する
内向的 物事に対する関心や価値判断の基準が自分の内側にあること。内気であるか、社交的であるかは問わない。 (単なる)内気(な人)
流れに棹さす 流れに乗じた行為をする 流れに逆らった行為をする
情けは人のためならず 情けをかけるのは人のためにすることではない(結局は自分のためになる) 情けをかけてしまったら、逆にその人のためにならない
なし崩しに 少しずつ順番に(物事を済ませていくこと) 適当・いい加減・曖昧(に物事を済ませていくこと)
名前負け 名前が立派すぎて実物が見劣りしていること。 相手が有名で、気持ちの上で負けてしまうこと。
煮え湯を飲ます 信頼していた人物を裏切る ひどい目に合わせる
(作業が)煮詰まる 作業の検討が進み、結論が出せる状態に近づく 作業が行き詰まる
爆笑する 大勢の人が一度に笑う 大笑いする
ハッカー コンピュータなどの情報技術に精通した人物 コンピュータを使用した犯罪を行う人物→クラッカー
破天荒 誰も成し遂げたことがないことを初めて行うこと 豪胆で気概にあふれていること、型破りな様子
花も恥じらう 花でさえも恥ずかしいと感じるほど大変美しい 恥ずかしがり屋の
悲喜こもごも (一人の人が)悲しいことやうれしいことを代わる代わる経験する様子 悲しんでいる人や喜んでいる人が入り乱れている様子
紐解く 書物を読む (謎などを)解明する
憮然 失望して呆れる様子 腹を立てている様子
プロ市民 責任感を持って地域問題などに関わる人 自分(たち)の利益のために政治問題を利用する人
噴飯もの 思わず噴き出してしまうほどおかしな行為・発言・施策 腹立たしい行為・発言・施策
放射能 放射線を出す能力 放射線、あるいは放射性物質
傍証 直接、証明している訳ではない証拠 ある程度認められている証拠
ホームページ ウェブブラウザを起動して、最初に表示されるページ トップページ、もしくは広くウェブサイト
募金 寄付をつのる 寄付する
まんじりともしない 一睡もしない 全く動かない
水菓子 果物 水分の多い菓子。水ようかんやゼリーなど。
耳ざわり 聞いていて不快なこと 耳に感じられる感覚。「手触り」からの連想。
目ざわり 見ていて不快なこと 目に感じられる感覚。「手触り」からの連想。
妄想 根拠もない、ありえない想像をすること。 あれこれと勝手な想像を膨らませること。あるいは、性的な想像をすること。
モラルハザード 他人の行動を完全に監視できないことから、行動規範に心理的な緩みが生じること 道徳・倫理に欠けた行動が蔓延し、社会規範が危ぶまれること
やおら ゆっくりと 突然、急に
役不足 能力に対して与えられた役目が軽すぎること 与えられた役目に対して能力が低すぎること、力不足
やぶさかでない 喜んで行う、努力を惜しまない 仕方なく行う
ユニーク 独特な 面白い
乱入する 多くの人が一気に押し入る 乱暴に押し入る、その場に関係のない者が途中から割り込んで入る
リベンジ 復讐、報復 雪辱、借りを返す


転用により意味が変化した日本語の一覧

単語・慣用句 本来の用法 慣用的な用法
あっけらかん 事の意外さに驚いて、口を開けてぼんやりしている様子 何が起きても平然としている様子
色物 寄席における落語と講談以外の出し物。音曲や漫才などのこと お笑い芸人のこと、滑稽な出し物や展開を比喩する言葉
大喜利 寄席演芸の出演者たちが本公演後に行うファンサービスとしての余興全般(アンコールの一種) 左記の出し物の一種に当たる問答(とんち)のこと
鬼 死んだ人の魂、幽霊 妖怪の一種、または特定の物事に並外れて厳しい人
外人 (仲間以外の)赤の他人、縁もゆかりも無い人 外国人
餓鬼 悪業の報いを受けた亡者の一種 貪欲な者、子供
きさま 目上の相手に尊敬をこめて使う呼びかけ、貴様 自分と対等以下の相手に親しみ、又は侮辱の意味をこめて使う呼びかけ
血税 兵役義務 血の滲むような努力をして作ったお金で納める税
ごねる 死ぬ 不平や不満をしつこく並び立てる(→ごてる)
ごぼう抜き 一人ずつ片っ端から引き抜くこと 競走などで一気に数人を追い抜くこと
重賞 (競馬などにおいて)一定の周期で回を重ねて行う競走 高額賞金を賭けて開催される重要な競走
出発進行 鉄道の「出発信号機」が「進行」(青色)を示していること(の「確認喚呼」。「出発、進行」と区切らない限り、業務では不適切) さあ、これから出発して進むぞ(発音は一息)
助長 不用意な助けを出して、かえって物事を悪くすること。 力添えして、成長を助けること
絶句 起・承・転・結からなる漢詩の詩体 話の途中で言葉に詰まること(→絶句する)
ダイエット 食事制限や運動等により、適正体重に近づけていくこと(痩せる・太るを問わない)。 食事制限や運動等によって痩せること
他力本願 自らの修行によって悟りを開くのではなく、仏の力によって救われること 自分で努力せず、他人の助けに頼ったり期待したりすること
鳴かず飛ばず 将来の活躍に備えて行いを控え、機会を待っているさま。 何の活躍もしないでいるさま
にやける 男が女らしい仕草をすること 薄い笑みを浮かべること→ニヤリとする
幕府 将軍の指揮所、居館 武家政権
鼻につく 飽き飽きして嫌気がさす。 人の振る舞いなどがうっとうしく感じられる。
はんこ 印影 印鑑、印章
微妙 何とも言えない味わいや美しさがあって、趣深いこと(さま) 悪いとは言い切れないが、良くもないといった複雑で難しい状態(さま)のこと(やや否定的な感じで使われることが多い)
ブービー 最下位 下から二番目→ブービーメイカー
窓際 窓のそば 閑職
マラソン 全長42.195kmのコースを走り、順位やタイムを競う種目のこと 長距離走全般のこと(「ハーフマラソン」や「ウルトラマラソン」など、接頭語を加えて言うのであれば可)
無学 煩悩を断ち尽くし、もはや学ぶべきものの無い境地(に立つこと)。 学問や知識のないこと。無知。
嫁 家長の息子の妻 妻(家族の中における位置を問わず)
リーズナブル 合理的な価格、納得のいく価格 低価格
リストラ 構造改革、事業の再構築 人員解雇

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