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教科書審査官吉岡郷甫

2023-10-23 | 日本語文法論議23





日本語文法論議2310923
      文語口語対照語法 日本語文法研究書大成第11回配本を見る。著者は吉岡郷甫 よしおか きょうすけ、1876年(明治9年)1月6日 - 1937年(昭和12年)10月10日)、ウイキペディアに山口県出身の文部官僚と見える。 出版は、文語口語対照語法、光風館、1912年、明治45年7月5日と、さきの復刻奥付にあるが、時は大正元年となる直前、明治45年1912年7月30日、明治天皇崩御、同日以後を改めて大正元年とする旨の改元の詔書が発せられたとある。

検索してみると多才な日本語学舎と見える。

湖上の月   吉岡郷甫 作詞 ロッシーニ 作曲
  月影さやけく風も吹かぬ秋の夜半
  眞澄の鏡か塵もおかぬ湖
   いざ吾が友小舟出せ
     いざ吾が友纜とけや
 小波あや織り魚もをどる水のおも
  桂のさ枝か棹にかゝる水草
   いざ吾が友高く歌へ
     いざ吾が友舷うてや

校歌(昭和10年3月制定)
作詞 吉岡郷甫
作曲 田村虎蔵
1.東に千代田の 翠微(すいび)を眺(なが)め
 西に芙蓉(ふよう)の 麗姿(れいし)を望む
 英傑海舟(えいけつかいしゅう) 住みにしところ
 我等が学舎ぞ 厳(いか)しく立てる
2.前は日吉の 社殿に向い
 後は氷川の 茂林(もりん)を背負う
 年経(としふ)る銀杏(いちょう)の 瑞樹(ずいき)を洩(も)れて
 楽の音尊(とうと)し 妙にぞ響く
3.朝(あした)に青史(せいし)の 丕績(ひせき)を崇(あが)め
 夕(ゆうべ)に自然の 壮美を讃(たと)う
 神人(しんじん)自然の 淳化を受けて
 学ぶ我等の 幸をば思う
https://adeac.jp/minato-city-kyouiku/text-list/d100120/ht000580
 教育委員会/デジタル港区教育史
 氷川小学校(ひかわしょうがっこう)(テキスト)

校歌 ~校歌を作った人たち - Uilleann Piper Live!
ココログ
http://uilleann.cocolog-nifty.com › tsuru › 2006/09
2006/09/01 — 吉岡郷甫(1876~1937)である。 吉岡は形容動詞を品詞として認めた人物(今日的な意味で用いたのは芳賀矢一が最初であるが品詞としてたててはいない ...


辞書における引用に、次がある。
>〘名〙 「らぎょうへんかくかつよう(ラ行変格活用)」の略。
※文語口語対照語法(1912)〈吉岡郷甫〉六「良変に属する詞は『あり』の外には『居り』『侍り』の二つあります」
 精選版 日本国語大辞典 「ラ変」

東書文庫|東書文庫通信 教育から振り返る日本
http://www.tosho-bunko.jp › realization › column33
第一期の読本教科書の編集は、早くから準備された修身とは異なり、明治35(1902)年より教科書審査官吉岡 郷甫 きょうすけ を中心として急速に着手された。この国定 ...
>19.読本‐その1  2017年12月
日本の近代初等教育において、児童生徒の人格・思想形成に深く関係を持った教科は「脩身」と「讀本」である。今回から国定期の読本についてみてみよう。第一期の読本教科書の編集は、早くから準備された修身とは異なり、明治35(1902)年より教科書審査官吉岡郷甫きょうすけを中心として急速に着手された。この国定読本は一般的に「イ エ ス シ」本と呼ばれる。尋常小学校4学年8冊と高等小学校4学年8冊の計16冊である。明治36年と37年に発行され、日露戦争の勃発した明治37年の4月から使用された。編纂趣意書には「材料ハ人文教科又ハ實科ジッカ的教科ノ一方ニ偏セス廣ク義務教育ヲ有効ナラシムニ價値アルモノヲ選擇シ…」とあるように道徳、理科、地理、歴史、産業、政治、軍事、文学など多分野から取材され、総合的に編集されている。特に理科的教材と近代社会生活を理解させる啓蒙的教材が多い。   

    
















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