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日本語の哲学

2020-01-15 | 本を読みます

日本語の哲学へ (ちくま新書)2010年の出版、レビュー11件は対立して、生産的なコメントではないから、やはり、日本語哲学、日本語による哲学、日本語の哲学と、おれぞれ哲学の議論はじめとなる、ようである。


日本語の哲学へ (ちくま新書) (日本語) 新書 – 2010/9/8
長谷川 三千子 (著)
内容(「BOOK」データベースより)
「日本語の哲学」を目指すとは、いったいどんなことなのか。―少なくともそれは、古代ギリシャに始まった西洋の哲学をただ日本語で受容する、ということではないはずである。かつて和辻哲郎が挑んだその課題は、いま、もっとも挑戦しがいのあるテーマとして研究者を待ちかまえている。ここに展開するのは、パルメニデス、デカルト、ハイデッガーといった哲学者たちと、「日本語」をもって切りむすぶ、知的バトルの数々である。これまでに類を見ない知的冒険の姿がここにある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長谷川/三千子
1946年東京生まれ。東京大学文学部(哲学科)卒業。同大学院博士課程中退。東京大学文学部助手を経て、埼玉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報
新書: 250ページ
出版社: 筑摩書房 (2010/9/8)
言語: 日本語

目次
第1章 日本語と哲学
第2章 デカルトに挑む(学問語と日常語のたたかい
「私」がきりひらく道)
第3章 「ある」の難関(パルメニデス
ヘーゲルの苦闘)
第4章 ハイデッガーと和辻哲郎
第5章 「もの」の意味
第6章 「こと」の意味


三省堂 大辞林 第三版

てつ がく [2][0] 【哲学】
① 世界や人間についての知恵・原理を探究する学問。もと臆見や迷妄を超えた真理認識の学問一般をさしたが、次第に個別諸科学が独立し、通常これらと区別される。存在論(形而上学)、認識論(論理学)、実践論(倫理学)、感性論(美学)などの部門をもつ。
② 自分自身の経験などから得られた基本的な考え。人生観。 「社長の経営術には一つの-がある」 〔西周(にしあまね)の造語。初め英語 philosophy の訳語として「理学」「窮理学」「希哲学」「希賢学」などとした。のちに「哲学」が定着。西周「百学連環」(1870~71年)にある。philosophy はギリシャ語 philosophia (知恵への愛・希求の意)に由来〕


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