呆ける瞬間、自分がボケ始める、そのときがわかるか、分からないだろう、怖いことである。ぼけたことをあとで知っても、それは惚けの一時を過ごしてきて、なにによるものかを知るだけである。気づけば、それを呆けてしまったとするかどうか、その判断力も問われる。生活環境、体調、ストレス、そして疲労などのほかに、脳の働きが正常でなくなることを、どのようにして、そのとき瞬時に知ることができるか、できない。脳障害は見えない、聞けない、そして話せない。家族の顔もわからなくなるというのだから、見当識には記憶が働かないのだろう。
認知症の種類
アルツハイマー型認知症
若年性認知症
脳血管性認知症
ピック病
パーキンソン病・症候群
レビー小体病
前頭側頭葉変性症
http://www.ninchisho.jp/kind/01.html
アルツハイマー型認知症原因は不明。特効薬も治療法もありません。
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アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)ってなに?
アルツハイマー型認知症=アルツハイマー病(AD)は世界的に最も多い神経変性疾患です。
正式名称を“Alzheimer's basket cells”といいます。
1907年、ドイツの精神科医であるA.アルツハイマー博士が初めて報告した病気で、報告者である博士の名前が病名につけられました。
この病気は、脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、脳内のニューロン・シナプスが脱落していきます。
脳内の神経細胞がどんどん壊れ、脳が次第に萎縮していき、知能、身体全体の機能も衰えていきます。
脳の中にβアミロイドと呼ばれるタンパク質がたまり出すことが原因の一つとされていて、βアミロイドが脳全体に蓄積することで健全な神経細胞を変化・脱落させて、脳の働きを低下させ、脳萎縮を進行させると言われています。
しかし、はっきりした原因はいまだに分かっていません。
多くの場合、物忘れ(記憶障害)から始まり、時間、場所、人の見当がつかなくなります(見当識障害)
病理学者のブラークは、初期の軽い変化の状態から、最も進んで神経細胞がほとんど脱落した状態まで6段階に分けています。
認知症の症状が出始めるのは3期の終わりから4期の始めにかけてといわれています。
アルツハイマー病にみられる神経組織の変性は、実際に認知症の症状が現れるかなり前から始まっており、発病中の全期間の中頃から症状がはっきりしてくる、極めて長い経過をとる進行性の病気です。