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仮名の体系は稀代のことである

2025-01-26 | 日本語音韻
 


0126-25 視点が異なると、論理の立て方が異なる。推論の道筋がちがってくる。その結論が同じでないこともあるし、場合によってはその正否が真逆となることもある。結論や結果が出ていると、どちらも意見となるので、その拠ってくるところの筋道の検証が重要である。物事のとらえ方の根本が違う、出発点が異なる、そして主義主張に絡むと考え方の相違としてどう認めるか。時間の推移、空間の把握、それを交差させてその位置を言うことの難しさがある。ものさしやその軸のとり方で違ってくるからである。見るもの聞くもの、知る物事がおなじようにあってコミュニケーションの成立が望まれる。



言語研究の分野で時間軸と空間における面の広がりを注意する。歴史と共有する時代の研究を交差させることの困難を説くので研究法を事象に当てて区別する必要がある。現実の状況を受け入れてそこに起こる事柄の分析をする、というのと、そこにいたる経緯の事象に証明を求めて説明記述する、という方法である。

言葉を文字化するとなるとワープロの便利が現在のわたしたちにある。言葉を文章化するというのはどうだろうか。古来、ことばを並べて書記するにはいわば音韻と文字の関係を探すことにあった。たやすく文字に変換できる時代ではなかったから、その実在を工夫する、確かめるように、文字を編み出す作業を行った、数世紀よりはるかに長い時間である。文字のないハンディに言葉を実在させたのである。

アルファベットに日本語を載せる、載せるというのは発音を似せることになる、ラテン文字と仮名文字に音韻を表そうとしたのである。漢字を仮名にする工夫があったから可能にしたこともあろう。言語による発音の相違を言葉で実在のものにした、文字である。










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