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日本語に主語は   日本語の文法について その4

2013-04-21 | 日本語文法
日本語に主語は   日本語の文法について その4

あるかないかについて説明し、文の必須要素とし文の成立を規定する主語については日本語にはないとしてみたところで、日本語に主語はある。それはまた文とは何かを捉えると文には主語はなければならないと言えるのでこの文の議論は撞着する。文の文法は日本語における翻訳の考え方であるから、それを踏まえた文のとらえ方にならざるを得ない。

いま日本語に主語があると言ってきたものを日本語に主語はあると言い、主語が、主語はと対比することができる。ここですぐにも気づく言い方、主語があると主語はあるという二つの言い方である。さらに、日本語に主語があるというのをベースに置くのであれば主語は日本語にあると言うほうが正しいような気がする。わかりやすく並べて書いてみる。

日本語に主語がある  主語が日本語にある   これはどちらが言いやすいか。
主語は日本語にある  日本語には主語がある   これはどちらも言うことができる。
語の順序を変えてもこのように文の意味情報にさして変化がないように日本語は見える。しかし、これは文法を考えるとある捉え方をもとに複雑に言い分けていることがわかる。

中国の日本語教科書に例文があってその課の提示文となっていたものに次の文があった。
学生は教室にいます  これはさきのようなとらえ方では、教室に学生がいます  とあるべきところである。これをみたときにこの提出順序では教えるときに困難があると思った。だから、教室には学生がいます  となっている方が教えやすいのであるが、違った。

日本語に主語は、と言い出せばときには、日本語に主語は ない、というふうに思う。日本語に主語が ある、と言えるならふつうに主語はと言えばあるかないかを思って日本語に主語はないと言いたいのかと考えるわけである。机の上に本がありますと聞いて、さらに、机の上に本は、と聞けば、ありません、となる言い方があって、打消しのないになる。

その順序を変えて、本が机の上にあります というのを、本は机の上にあります と言い出せば、どこにあったのだろうかとか、本は机に上にありません と聞けばやはりないのでどこにあるのだろうかと思ったりする。いきなり言い出して、教室に学生がいます と言うのは当然なことに聞きこえるが、学生は教室にいます と聞くとどう思うだろうか。

日本語に主語があります と、主語が日本語にあります と言う順序はいずれでも言いうることであって、それを正しくして順序があると考えることから日本語の文法を説明することになる。だから、日本語に主語はありますか と言いうるわけで、日本語に主語があります と言えるからこそ、それについて、日本語には主語はあります となるのである。

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