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言志耋録六二から 六五まで

2017-07-31 | 本を読みます
言志耋録六二から 六五まで

(怒と欲を去る)

情の発するや緩急あり、忿欲尤も急と為す。
忿はなお火のごとし。
懲らさざれば将に自ら焚けんとす。
慾は猶お水のごとし。
塞がざれば将に自ら溺れんとす。
損の卦の工夫、緊要なること此に在り。

(忍耐と敏捷)

「忿を懲らし欲を塞ぐ」には、一の忍字を重んじ、「善に遷り過を改む」には、一の敏字を重んず。

(人には悪を隠し善を揚ぐ)

「悪を隠し善を揚ぐ」。人に於いてはかくの如し、これを己に用いること勿れ。
「善に遷り過を改む」。己に於いてはかくの如し、必ずしもこれを人に責めざれ。

(聖賢の胸中は洒落)

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