けんもほろろ

けんもほろろ、語源では、＞《「けん」「ほろろ」はともに雉(きじ)の鳴き声。あるいは「ほろ」は「母衣打(ほろう)ち」からか。また、「けん」は「けんどん（慳貪）」「けんつく（剣突）」の「けん」と掛ける》デジタル大辞泉　とある。ほろろ、ほろろと鳴く声に、言葉の語呂でそうなったとも、ほかの説明である。また、＞ほろ‐うち、母衣打（ち）「保呂打ち」とも書く、キジやヤマドリなどが翼を激しくはばたかせ、音を立てること、とも、見える。デジタル大辞泉の解説。さて、その意味には、人の頼み事や相談事などを無愛想に拒絶するさま、であり、取りつくしまもないさま、とある。

取りつくしまもない
けんもほろろ
ぶっきらぼう
にべもない
あられもない

みっともない
身も蓋もない
とんでもない
滅相もない
とてつもない