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やじうまは、おやじうまであると

2014-06-24 | 日本語新百科
やじ発言者を声紋分析で特定するため、業者と相談しながら音源を精査する意向を固めたという。
早く結婚した方がいい、という声は明瞭に残っていたが、ほかの、産めないのか、などのやじは、一部だけ聞こえたり、ほかの音でかき消されたりしている。

NHKニュースで、音響分析の研究をして、それを説明していた。
すくなくとも二人は認められるようだ。

野次は野次馬の略である。
野次馬根性という語もある。

この野次の説明を辞書で見ると、おやじ馬、やんちゃ馬などとある。
すると、議員は関係のないことで発言をしていたわけではない。

自らのブログで、職場で女性が働く環境と少子高齢化について謳う。
品位、品格を、野次であるがゆえに、それを言うこともないが、冷やかしという日本語があるが、どうも悪意にみちた物言いである。

いったん、しらを切りかけて、態度を翻し、それでことがすんだ、のような、さらに、幕引きをはかるといったこともあって、やはり、野次馬は喧嘩だけにして、議会にはいてほしくない。






やじの音声分析 直後に別の男性の声も
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140624/k10015465631000.html

>東京都議会で女性議員が質問を行った際、自民党の会派に所属していた鈴木章浩議員が「早く結婚したほうがいいんじゃないか」とやじを飛ばした問題で、NHKが警察への捜査協力の実績がある民間の音声鑑定の研究所にやじの音声の分析を依頼した結果、鈴木議員がやじを飛ばした直後に、男性の声で「とりあえず結婚」という別のやじが確認され、音の周波数の違いなどから、鈴木議員とは別の男性の可能性が高いことが分かりました。

この問題では、鈴木議員が認めたやじのほかにも、複数のやじが出ていたという指摘がありますが、鈴木議員は23日の会見で、「ほかの発言は確認していない」と話しています。
この問題で、NHKは警察への捜査協力の実績がある民間の音声鑑定の研究所「日本音響研究所」に、やじが飛んだ場面の音声の分析を依頼しました。

>研究所で雑音を取り除いて聞き取りやすくする特殊な処理を行った結果、鈴木議員が認めた「結婚したほうがいいんじゃないか」というやじの0.16秒後に、男性の声で「とりあえず結婚」という別のやじが飛んでいることが確認されました。
2つのやじを同一人物が続けて行うには、0.16秒という間隔は短すぎるということです。
さらに、声の大きさや周波数を分析した結果、2つのやじは声の大きさがおよそ20デシベル違ううえ、声の周波数も1つ目は160ヘルツ、2つ目は200ヘルツとおよそ40ヘルツ違いがあることが分かりました。
研究所は、2つ目のやじを飛ばした人物は鈴木議員とは別の男性の可能性が高いと指摘しています。
このほかにも、塩村議員は「まずは自分が産めよ」といった複数のやじが出ていたと指摘していますが、自民党は「ほかのやじは聞こえなかった」としています。



自民党議員、セクハラやじ認め謝罪 東京都議会
2014.06.24 Tue posted at 12:24 JST
東京(CNN)
> 東京都議会の本会議で女性議員が演説中に性差別的なやじを浴びせられた問題で、自民党の鈴木章浩議員は23日、自身の発言だったことを認め謝罪した。
鈴木議員は、妊婦への公的支援拡充を訴えていたみんなの党の塩村文夏(あやか)議員に対し、やじを飛ばしたことを認めた。
鈴木議員は当初の取材に対しては関与を否定し、セクハラ発言を非難していたが、一転して「早く結婚した方がいいんじゃないか」という最初のやじを飛ばしたことを認め、塩村議員に謝罪した。一方で「産めないのか」とは発言していないと主張している。
議員職は続けたいのかという質問に対しては、もし許されるなら続けたいと答えた。
塩村議員は謝罪を受け入れるとしながらも、鈴木議員のほかにもやじを飛ばした議員がいるとして、発言者に名乗り出てほしいと語った。
今回の問題では日本の職場が抱える性差別問題が浮き彫りになった。安倍首相が掲げる「ウーマノミクス」発表の際の統計によれば、女性の平均給与は男性に比べて30%低く、中央省庁の管理職に占める女性の割合はわずか3%。安倍首相は2020年の東京五輪までにこの割合を30%に引き上げることを目指している。


提供元:「デジタル大辞泉」

や‐じ【野次/弥次】
1 やじること。また、その言葉。「―を飛ばす」「―の応酬」
2 「野次馬」の略。
野次を飛ばす
やじる。「相手チームに―・す」

やじ‐うま【野次馬/弥次馬】
《「おやじ馬」の略とも「やんちゃ馬」の略ともいう》
1 自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。また、人のしりについて騒ぎ回ること。また、その人々。
2 父馬。老いた牡馬。また、気性の強い馬。
「日本一の―かたらば猶よかろ」〈松の葉・三〉
やじうまこんじょう【野次馬根性】
物見高い気質。


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