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そら 空

2013-08-28 | 日本語百科
そら 空 を宛てる。

日本国語大辞典では、空間・場所・位置などの上の方をいう、として、地上の上方で、神の世界と想像した天より下の空間、虚空、中天、転じて、地上の上方に広がる空間全体をさしていう、古くは、あめ 天 が天上の神々の生活する世界を想定しているのに対して、より現実的な空間をいうと考えられる、と説明する。
*古事記〔712〕中・歌謡「浅小竹原(あさじのはら) 腰泥(なづ)む 蘇良(ソラ)は行かず 足よ行くな」
*万葉〔8C後〕一四・三四二五「下つ毛野安蘇の河原よ石踏まず蘇良(ソラ)ゆと来ぬよ汝が心告(の)れ〈東歌・下野〉」

日本大百科全書ニッポニカは、戸外で仰ぐときに目に入る地物・海洋・生物・天体以外の部分を、空といっている、天空ともいう、と述べる。

フリー百科事典ウイキペディアは、天空ともいう地上から見上げたときに頭上にひろがる空間のこと、天、と述べる。空字の読みについて、字通によれば、古訓 名義抄 空 ムナシ・ウツボ・キハム・オホキナリ・ソラ・クハタツ・オホソラ・アナ・ウツケタリ と見える。


日本国語大辞典より。
>空間・場所・位置などの上の方をいう。
地上の上方で、神の世界と想像した天より下の空間。虚空。中天。転じて、地上の上方に広がる空間全体をさしていう。古くは、「あめ(天)」が天上の神々の生活する世界を想定しているのに対して、より現実的な空間をいうと考えられる。
*古事記〔712〕中・歌謡「浅小竹原(あさじのはら) 腰泥(なづ)む 蘇良(ソラ)は行かず 足よ行くな」
*万葉〔8C後〕一四・三四二五「下つ毛野安蘇の河原よ石踏まず蘇良(ソラ)ゆと来ぬよ汝が心告(の)れ〈東歌・下野〉」
〔語素〕
主として名詞、その他の語の上に付いて、実体のないことである意などを示す。
(1)実体のないもの、間違ったことなどの意を表わす。「そらね(空音)」「そらめ(空目)」「そらみみ(空耳)」など。
(2)本心はそうでなく、うわべだけであることを表わす。「そらごと(空言)」「そらなさけ(空情)」「そらね(空寝)」「そらなき(空泣)」など。
(3)かいがない、無駄であるの意を表わす。「そらだのめ(空頼)」など。
(4)いいかげんである、でたらめであることを表わす。「そらうた(空歌)」「そらのみこみ(空呑込)」など。
(5)自然に、の意を表わす。「そらおぼえ(空覚)」「そらどけ(空解)」など。
(6)名詞、または動詞の上に付いて、わざと、承知の上で、の意を表わす。「そらとぼけ(空惚)」「そらとぼける(空惚)」など。
〔接頭〕
(1)動詞の上に付いて、むやみに、やたらに、の意を表わす。「そらからくる(空絡繰)」「そらうそぶく(空嘯)」「そらっぷく(空吹)」など。
(2)形容詞の上に付いて、はっきりした結果、または事情は不明であるが、その気持のはなはだしいことを表わす。「そらおそろしい(空恐)」「そらはずかし(空恥)」など。


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